ピアノ教室用語集 た~は

ピアノ教室関連用語について解説します。

  • チェルニー

    オーストリアの作曲家で教育家でもあったカルル・チェルニー(1791 ~ 1857)によってつくられた、ピアノのための練習曲集。

  • チューニング

    楽器の音程を調整すること。


  • 調(キー)

    メロディー、和音、主音と関連付けれ、曲全体として一定の調子と高さをもつとき、調性があるという。狭義には、西洋音楽において、大きく長調 と短調 の2つの調がある。


  • テンポ

    拍の長さ、すなわち拍節の速さのこと。「1,2,3,4」というときの、それ。


  • バイエル

    ドイツの作曲家フェルディナント・バイエル(1803 ~ 1863)によってつくらた、ビアノ教則本。日本ではピアノ教育のメジャー的教材となっている。


  • バッハ・インヴェンション

    バッハ作曲の「インヴェンションとシンフォニア」の前半部分。教育用として作曲され、ピアノ練習のメジャー的教材として広く普及している。


  • ハノン

    19世紀のピアノ教師、シャルル・ルイ・ハノンのピアノ練習教材。指の基礎トレーニングとして広く使われている。


  • ブルクミュラー

    19世紀の作曲家 ヨハン・フリードリッヒ・ブルクミュラーがつくった、ピアノ練習曲集。


  • ピッチ

    音程のこと。一般的にはA音の高さを、440ヘルツにあわせる。



  • 分散和音

    和音を演奏する際、和音を構成する全ての音を同時に鳴らすのではなく、分けて鳴らす演奏技法。


  • ペダル

    ピアノのペダルは通常3種類ある。以下に、それぞれについて説明あり。


  • ダンパーペダル

    踏み込むと音を伸ばす効果がある。このペダルを踏み込むと弦全体の振動を押さえるフェルトが弦から離れ、音が伸びる。反対に、ペダルを離すとフェルトが弦全体を押さえ、音の伸びをカットする。


  • ソフトペダル

    通常よりも打弦の距離を短くすることで(あるいは通常打つ弦の数を減らすことで)、音を小さくソフトにする効果がある。


  • マフラーペダル(弱音ペダル)

    アップライトピアノに備えられている弱音のためのペダル。このペダルを踏むことで、弦とハンマーの間にフエルトが挟み込まれ、かなりの弱音効果が得られる。


  • ソステヌートペダル

    主にグランドピアノに装着され、特定のの音だけを伸ばす効果がある。


  • ハーフペダル

    ダンパーペダルにおいて、踏み具合により半効き状態の効果を狙う奏法、またはその状態。

  • ベース音

    楽曲中、もっとも音が低い低音部を意味する。バスともいう。