生徒一人ひとりのレッスン時間の管理をどのように行なっていますか?

ピアノ教室運営者(ピアノ講師)にアンケート調査を実施いたしました。生徒一人ひとりのレッスン時間の管理をどのように行なっているのか、当サイト登録のピアノ教室運営者から回答を得ました。

2014年6月


生徒さんは早くレッスンにくる場合もあるし、遅れてくる場合もあります。また、指導上、どうしても時間どおりに切り上げることができない場合もあります。もしレッスン時間が遅れていくと、生徒本人や送り迎えをする父母にも影響を与えます。こういった生徒のレッスン時間の管理をどうするのか。これは、ピアノ教室運営者(ピアノ講師)さんをいつも悩ませる問題のようです。

今回は、それについてピアノ教室運営者さんにアンケートを行いました。
回答者は、このサイトに登録している全国のピアノ教室運営者の方々です。
以下がアンケート結果です。


質問: 生徒一人ひとりのレッスン時間の管理をどのように行なっていますか?









結果は、グラフ1のように、「予め決めた時間内にレッスンを終える」が、64%ともっとも多くなりました。次に多かったのが、「予め決めた時間から5分、10分の延長はよく行なう」でした。

また、グラフ2は延長した場合の料金についての質問ですが、「延長料金を月謝に加算せず、元の決めた月謝のまま」が約9割と圧倒的多数となりました。


このことから、大多数の教室運営者(ピアノ講師)さんは、「予め決めた時間内にレッスンを終える」か「5分、10分の延長」はよく行なっており、延長した場合でも「延長料金の加算」はせず、元の月謝のままであることがわかりました。



以下は、多数を占めた項目の理由について主なものです。


「予め決めた時間内にレッスンを終える」の主な理由


・次の生徒がくるから(管理上、次の生徒への影響を考慮)
・生徒も次の予定があって迷惑がかかるから
・生徒の間で不公平のないよう
・入会時にレッスン時間の約束をしているから
・父兄の送迎が多くなり、待たせてはいけないので




「予め決めた時間から5分、10分の延長はよく行なう」の主な理由


・レッスンで指導する曲を、中途半ばに終わらせることができないため
・父母と生徒について話す機会をつくるため
・父母や生徒との日常会話、雑談のコミュニケーションも大事にしたいから
・レッスンの後で、生徒や親から質問を受けるため




予め決めた時間内にレッスンを終える」の具体的な理由


以下に、「予め決めた時間内にレッスンを終える」と答えたピアノ教室運営者(ピアノ講師)の方で、参考になる具体的な理由を、一部ご紹介します。


生徒さんによっては、時間厳守が良い方がいらっしゃいます。前のレッスンが長引けば 長くレッスンをした方も お待ちになっている方も、迷惑に思う方もいらっしゃいます。



入会時にレッスン時間はお約束していますので、その時間内に終わるのは当然だと思います。5分前に終わっても、5分少ないと思われますので、きっちり終わっています。



たまに5分10分延びる時もありますが、私の時間配分ミスと考えていますので「あと5分延びても大丈夫ですか?」と生徒さんに確認のうえ、OKが出れば延長レッスンに入ります。時間の契約ですので、できるだけ正確に、そして平等になるようにしています。話をしてしまったり、課題が多くて延長することもあります。その場合は後ろの方も約その分、延長します。理由はお伝えします。



若い頃は時間を気にせず 決められた以上の時間レッスンしたりしていましたが、父兄の送迎が多くなり待たせてはいけないのと次のレッスンの方も待たせたくないから 時間通りレッスンしてます。自分もたまに 先生にレッスンを受けますが、時間通りでないと予定が狂ってきますし 待たされてあまりいい気分ではないですし、気をつけています。


引っ越し先でピアノ教室を再開して、生徒が少ないときには、少し長めにレッスンをしていましたが、今はそれではレッスンが間に合わなくなり、時間通りにしています。生徒には少し早目に来てもらって、準備をしてもらい、時間になったらすぐにレッスンが始められるようにしていますが、それでも少し入れ換えに余裕のある時間を取っていないと、どんどん遅れてしまいます。時間管理は、大手教室ならまだしも、個人教室の場合難しいものがあると思います。

以前は少しレッスン時間に幅を持たせた時間割を組んでいましたが、(入れ替えも含めて余裕を持たせたレッスン枠)、結局幅を持たせていてもついつい延長してしまい、次の生徒さんを待たせてしまうのと、生徒さんが増えて時間枠がいっぱいになってきたので、この春からは生徒さんに30分・40分・50分の中から希望レッスン時間を決めてもらい、その時間枠できっちり終わるようにしています。



教えることのプロなら、時間内で教えるトレーニングをしなくてはなりません。

以下は、時間管理に関するする鋭い問題意識や、知恵、アイデアなど、なるほどと思わせるご意見です。



月謝制の生徒(主に子供)は時間通りに終えるようにしています。
理由は3,4人とレッスンが続いた時に、レッスン時間が長引くと他の生徒にも迷惑がかかるからです。1レッスン制の生徒(主に大人)の方は忙しくて毎週レッスンに来られない方が多いので、多少延びてもいいように時間をとっています。1レッスン制は直前キャンセルもOKにしているので、その分少し割高に設定しています。ですから、レッスン時間も多少延ばしたり、お話する時間もとっています。



レッスンの状況によっては延長したいなと思うことは多々ありますが、極力時間内で終わらせています。理由としては、いつも延長などしてこちらの時間が不規則だと、生徒さんに「私はちゃんと時間通りに行ってるのにいつも待たされる。それなら私も少し遅れて行こう」と思われないようにするためです。
時間通りに教室に到着するようにするというのも、大事な教育のひとつだと思います。それが講師の都合で待たされるとなれば生徒さんがルーズになる可能性はおおいにあります。時間通りに来る、時間通りに始めるというのはお互いにとって大切なことと考えます。
ただどうしても延長が必要な場合は次に来た生徒さんには、事情を話して、待ってもらいます。あくまで今日は特例と思ってもらうために、そうします。
あと、最近は勝手に遅刻してきて、遅れた分は延長してくれると思っている生徒さんや保護者の方もたまにいらっしゃいますね。レッスン時間が○○時から○○時という認識ではなくて、1人○分の持ち時間、的な考え方の方。そういう方には絶対延長はしませんね。笑顔でお断りします。



きっちり30分で終えないと次からの生徒の時間がどんどん繰り下がってしまい、迷惑がかかるから。また、送迎などの関係で、時間ぴったりに終わることが、延長してたくさん教えることよりも保護者のニーズにあっているように感じる。さらに、きっちり30分きざみで次々に生徒が来る大手教室での講師経験から、30分で終えるスキルを身につけたと思う。



私は、40分レッスンが基本ですが、前後、5分は出入り等のため、空けています。ですから、レッスン時間は、フルに使います。



私の教室では5分程度長引いても大丈夫なように10分のインターバルをとっています。普段は生徒や保護者の方と会話をしコミュニケーションをとるようにしています。



初期のレッスンは30分という設定をされている教室が一般的ですが、一曲一曲をアドバイスし、次回の課題の説明をし、なおかつソルフェージュの指導もレッスン時間に含めておりますので、なかなかレッスン時間が30分では収まらなくなってしまいます。
そこで当教室では、初級の方でも原則40分というレッスン時間を設定し、かつレッスン時間の間隔を45分刻みにしています。
5分の余裕時間の中で、生徒の入れ替えをすると同時に、玄関できちんと前後の挨拶ができるよう、心がけています。
なるべく生徒さんをお待たせしないよう心がけていますが、実際にはレッスン時間が45分ぎりぎりになり、慌てて次の方を迎え入れる、ということが多いです。
大人のレッスンなど、前後の時間に余裕がある場合は、レッスンを延長してしまうことも時々あります。
(田村ピアノ教室)



時間から5分程度は延長しますが、発表会や受検を控えている生徒さんなど、特別な場合を除き、10分以上は時間を越えないようにしています。
その理由は二つあります。
一つには、子ども一人でいらしている生徒さんが多いので、あまり時間にルーズになると親御さんが心配されるだろうということ。自宅と教室が近いお子さんでも、時間が増減して帰宅時間にばらつきがあるのは、不安があると思いますので、なるべく5分オーバーしたくらいで終了できるよう、気を配っています。
もう一つは、引き延ばす事で却って冗長なレッスンになってしまわないように、という事です。子どもの集中力は持続しませんし、できなかったら引き延ばせばいい、というクセをつける事は、ピアノだけでなく勉強やスポーツなどあらゆる面でマイナスだと思います。
決められた時間内で行動するというのは大事な勉強だと思うので、なるべくそうしています。
特例として、事前にキャンセルのご連絡があり、尚かつ振替をご希望されない生徒さん(大人の方など)に対しては、お休みした次のレッスンを1.5倍程度に延長する事があります。お月謝をいただいている以上、なるべく頂いたお代分のレッスンをしたいという気持ちからですが、延長をのぞむかどうか、という生徒さんのご要望とも関わってくる問題なので、本当にケースバイケースです。
エムジック音楽教室



延長を見込んでではなく、生徒さんの入れ替え時間をバタバタしないように余裕を持つために元々前後5~10分空けています。例えば、小学生の場合は40分レッスンですが、45分刻みにタイムスケジュールを組んでいます。
ただ実際は4~5分伸びてしまうこともありますが、基本的には時間ちょうどで終わるようにしています。
時間内でいかにポイントを押さえてリズミカルに教えられるか、という自分自身の指導力アップのための訓練という意識で毎回反省・行動の繰り返しをしています。
ただ、大人の方の場合は、切り上げ方が難しい面もあります。お話が盛り上がって10分以上長くなることもあります。なので、予めそれは覚悟しておくか、次の生徒さんをいれる、お月謝を例えば15分刻みにするなど、ちょっと工夫が必要ですね。
私の中では20分以上だと別途料金をいただくという感覚でいます。その場合は、あらかじめ規約に入れておきます。



結構時間にシビアなお母さん方もいらっしゃいます。早く終わると「まだ5分あるのに?」と思う方も。ですからお約束の時間はきっちり使ってレッスンするようにしています。また、レッスン後にご予定のある方もいらっしゃると思いますので、オーバーもしないようにしています。



携帯のアラームをレッスン終了時間の1分前にセットしています。
アラーム音がすると生徒も終わりを把握できるのでスムーズに終わることがで来ています。教本をバッグに方付けるとだいたい終了時間です。ご父兄にも入会時に説明してあるので今のところクレームはありません。
自分の英語の先生がやっているのを見てマネしました。




「予め決めた時間から5分、10分の延長はよく行なう」の具体的な理由

以下に、「予め決めた時間から5分、10分の延長はよく行なう」と答えたピアノ教室運営者(ピアノ講師)の方で、参考になる具体的な理由を、一部ご紹介します。

お母様が同行される方は、少し延長してお話をする機会をつくっています。
延長分は考慮し、次の方のレッスン時間がみじかくならないように配慮はします。
また、次の方がお休みの時は、できるだけ延長をしていつも出来ないことに取り組ませたり、お母様とお話をしたりしています。



私の場合は子育ても終わったので、生活を維持する為に教えているのではなく成長を見守り楽しみとして教えているので特別だと思いますが、生徒さん1人について1時間の枠を予めとってあります。



習い始めの頃は、送り迎えのときにお母様からの質問にお答えしたり、こちらから注意する点についてお話しすると10分くらいはすぐにたってしまうのと、小学生からすで40分レッスンをしていて、進度にあわせてご父兄と相談しながら60分までの時間で延ばしてしていくので、前後の人がいて時間の調整が窮屈になるということがないようにです。
ちなみに60分レッスンになったときも、20分くらいの余裕は別枠でとります。おとなの人を教える場合も時間に余裕は持たせます。
ですので、毎回10分ということはありませんが、5分くらいでしたら、延長しています。
(ぽこ・あ・ぽこピアノ教室)



以下は、5分、10分程度延長するという回答の中で、する鋭い問題意識や、知恵、アイデアなど、なるほどと思わせるご意見です。

上記のように延長するのは、幼稚園・小学生で30分レッスンの生徒のみで、1時間レッスンや大人のレッスンでは延長無しです。
巷では初級レベルの生徒は30分設定が多いためそのようにしているが、実際レッスンでやりたい事は沢山あり、30分で行うことが出来たとしても駆け足になるのが嫌なので、延長している。その分お月謝をそれほど高くしてはいないが、すごく安くはない。内容に見合い、かつ長期続けても自分も納得して精神状態良くレッスン出来る料金設定にしている。



延長はサービスレッスンということを分かってくれているなら、それは「より練習してくる」というやる気につながっていくはず、と思います。
ただ、やってもらって当たり前、という姿勢が見えたら、その生徒さんはきっちり30分でやります!



本当は、時間通りのレッスンをしたいのですが、なぜか、「少し延長」のようになってしまう。
わりと、たったか、こなしてくれる子は、時間通り終わり、うまくいかないと引きずる子や、すべてがのんびりしている子は、こちらがやりたい課題を時間内にこなせないので、長引いてしまう子が多い。
以前、ヤマハに勤めていたときは、2,3度、時間について、苦情をいただいたことがありました。
自分で教室を開いてからは、子どもが自ら、「僕の時間、前の子が10分くいこんだから、何分までだからね!」と文句をいったことはありましたが、親から、苦情がきたことは、ありません。
経済的なことを考えると、なるべく、詰めてレッスンをこなしたいですが、性格的に、時間の圧迫がストレスになるので、10分空き時間を作って、そこで調整したり…など、工夫しています。
子どもの入門レッスンでは、最初に教えることが多いので、レッスン時間が長引きやすいな、と自分では思うので、なるべく、後ろがつまっていない時間にその子をもってきたり、それができない場合は、自分がやりたいテキストを一冊減らして、波にのってから足したりしています。
娘の教室のグループレッスンの先生は、時間前には、終わらせて、入れ替わりも含めた時間設定になっているので、2にあたりますが、それでも、誰も文句を言わないんだなぁ、私もそうしようか、と今、考えさせられているところです。



熱心に教えてもらっているという感覚を生徒さんに持ってもらうため。



1)やはりレッスン時間は、生徒がどれだけ熱心か、どれだけ練習してきたかで違いが出ます。
2)生徒が行ってきた課題は全部見てあげたいから。



教える側でいるときは、延長する日もあれば早く終わる日もあるので5分くらいの増減は気にしていませんでした。
自分が親になり子供をおけいこごとに通わせてみると、自分を含め他の親の気持ちは、少しでも早く終わると、いくら前回延長していても、この先生は短いという印象が残ってしまっていました。
レッスンを見学してくださっていれば、内容がわかっていただけますが、御父兄が見ていなければ、時間だけで判断されることは仕方がないことです。
決して決めた時間より短くならないよう、初めからきちんとした時間を決めないなど、配慮しておいたほうが良いと思います。



ピアノレッスン以外の日常会話でコミュニケーションを取ることもラポールの形成には不可欠なので、その分時間が延長することが多い。4人程度の間に30分の余裕を持たせてスケジュールを組んでいる。



レッスンに熱が入ってくるとあっという間に時間が過ぎてしまい、時間が足りなくなってしまうので、レッスン時間に少し余裕をもって組む事にしています。
たとえば30分レッスンと決められていたら、レッスン代は30分を基本として頂いてるので、それより短くなると言うのは問題だと思っています。
親御さんも、時間より短いと不満に思うようですが延長して悪く思う親御さんはいないし 感謝されることもあります。



生徒が時間をきちんと守ってやってくるので、こちらもその時間を守ってやらなくては、と思います。
が、曲の途中で切ることが出来なかったり、レッスンの後で質問を受けたりすると結果的に5分.10分長くやる事は多いです。
やる気の表れかもしれませんが、ほとんどの生徒さんが時間より早めに来ます。
人のレッスンを聴くことも時には勉強になるし、ダブってしまうことで個人ではなく一緒にソルフェージュや連弾ができるというメリットもあります。



延長した場合に、「延長料金を月謝に加算せず、元の決めた月謝のまま」と回答した方の主な理由


・少しの延長に対して父母に請求するのは、関係を悪くしかねないから
・延長は教師の意識の問題や指導技術不足だと考えるから
・延長は時間契約を守れなかったという認識で、教師側の責任だと思うから




「延長料金を月謝に加算せず、元の決めた月謝のまま」と回答した方の具体的な理由

以下は、延長料金は請求しないと回答した方々の鋭い問題意識や、知恵、アイデアなど、なるほどと思わせるご意見です。

生徒たちが知識が豊富になったり、上達するのを見ているのが楽しいので、月謝の事は考えた事がありません。



時間延長については生徒の親の意識があいまいで、当たり前だと思っている人が多いようです。
30分レッスンで30分たった時に、もう時間ですから次回に・・・と悪そうに言ってくる親はごく稀です。
延ばしてもらうのが当然という態度でいられると、こちらもだんだんいやになってきますが、月謝で設定を変えるよりは、時間管理を自分でしっかりしようと感じています。



頼まれて、延長したのなら、加算するが、こちらから勝手にしたものはできない。
昔は、そういう時、気を利かせて、季節のご挨拶など、くださったけど、最近の親は、ラッキーぐらいにしか思っていないので、時間を延長してもいいか。と聞くべき。



細かく計算するのは面倒だし、なんとなく、この仕事は「時給」的にとか、時間をいくらかけたから、成果が出るというのではなく、あくまでも「内容」そして、「成果」だと思っています。
自分も息子を習わせる側だったり、自分もレッスンをいろんな先生に習いますが、追加料金を請求されたことは一度もないですね。



延長は私の時間配分ミスと考えていますので、当然、お月謝を余分に頂いたりは致しません。
発表会に特別レッスンをすることもありますが、たとえ、生徒が練習しなかったので特別レッスンが必要になったとしても、そのような事を含め「生徒の状態の把握が適切でなかった」と考えますので、当然余分にお金を戴いたりは致しません。
レッスン内容は勿論の事、時間内でレッスンできることや、約束の回数できちんと仕上げる事も、プロとして出来なければいけない事だと考えております。
コンクールや発表会で時間以上レッスンしたり追加レッスンしたら、父兄の方から逆にお礼を頂いたことはあります。



前に答えた通り延長せざるを得ない時は、大抵生徒の練習不足時。
そうならないようにヤル気を喚起し、練習方法を教えるのも仕事で、月謝に含まれていると思うから




まとめ


大多数の教室運営者(ピアノ講師)さんは、「予め決めた時間内にレッスンを終えている」か、または「予め決めた時間から5分、10分の延長はよく行なう」かのどちらかであることは、冒頭の結果で述べた通りです。


基本的には、そのような多くのピアノ講師さんは、予め決めたレッスン時間をできるだけ守ることが、講師さんの教室運営の都合の点からだけでなく、生徒や父母との関係を良好に保つ上で大切である、と考えています。


また、スムースな教室運営や生徒や父母との良好な関係を維持するため、多くのピアノ講師さんは、延長した分の加算料金を請求するといったことはしていません。そして、以下のような工夫をしていることがわかりました。


・延長も考え、次のレッスンとの間は少し時間の余裕をもって空けておく。
・その時々によって多少延長がある場合、そのことを予め両親によく説明しておく。




ここから先、次のようなさらに詳しいアンケート内容をご覧いただくことができます。


・「延長した場合、延長した分の料金を月謝に加算せず、元の決めた月謝のままである」と回答した理由の一部についてそのまま掲載


・「生徒一人ひとりのレッスン時間の管理をどのように行なっていますか?」の質問に対するすべての選択回答の理由について、一部をそのまま掲載


ピアノ講師さんのナマの声、ホンネも見え隠れしていますので、ぜひより良いピアノ教室運営にお役立てください。





「延長した分の料金は、月謝に加算しない」の理由について一部掲載


以下では、「延長した場合、延長した分の料金を月謝に加算せず、元の決めた月謝のままである」と回答した理由の一部についてそのまま掲載しています。

5分10分にたいして超過料金というのはご父兄からはどうみられるのかしら?
ピアノレッスンは夢を与える場でもあると思います。
5分でいくらという狭い発想ではご父兄にはギシギシした教室にとらえられてしまうかもしれません。もちろんそこにあるベースは生徒さんご両親先生との三角関係が信頼で結びついていないといけないと思います。
昔勤めていた音楽教室経営者が5分延びるといくら追加という方針を持っていましたが、ご父兄からはなぜか細かすぎると嫌われていました。



生徒たちが知識が豊富になったり上達するのを見ているのが楽しいので、月謝の事は考えた事がありません。



頼まれて、延長したのなら、加算するが、こちらから勝手にしたものはできない。昔のお湯は、そういう時、気を利かせて、季節のご挨拶など、くださったけど、最近の親は、ラッキーぐらいにしか思っていないので、時間を延長してもいいか。と聞くべき。



お互いに気持ちよくレッスンしたいので私はあまり細かく月謝を請求しません。コンクールや発表会で時間以上レッスンしたり追加レッスンしたら、父兄の方から逆にお礼を頂いたことはあります。



細かいところで損得は考えないことしている



延長はサービスレッスンということを分かってくれているなら、それは「より練習してくる」というやる気につながっていくはず、と思います。
ただ、やってもらって当たり前、という姿勢が見えたら、その生徒さんはきっちり30分でやります!



こちらも前の質問と同じで、約束した時間での契約ですので、その時間内に終わらせられないとしたら私(講師側)の責任なのでその分を超過料金として請求は性格上出来ません。
ただ生徒側の希望での延長の場合は超過料金を取るのは良いと思います。
私の場合はそういう悪い意味での人の良さを利用されている気がします。
もう少ししっかり時間を決め、その中でレッスンをして終らせるか延長の場合は10分毎に延長料金が発生する等の規約を作る必要があります。そうでないと、どこまでも私の時間を取られてしまいます。
ピアノのレッスンの終了後になかなか帰らない生徒にも問題を感じます。ある程度の会話でしたら良いのですが、長くなってしまうと時間が取られてしまうので、大変困ります。レッスンが終ったら、すぐ帰っていただきたいと思います。
入会の時点でこの辺の約束を作らないとこちら側の不手際になってしまうのでそういう規約を改めて作ろうと思います。
また講師も人間なので利益に関係無く、沢山レッスン時間を取ってあげたい、と思う場合も多々あります。そこも全員にそう出来ないのならやってはいけないと思います。



自分も学生の時そうだったので。



逆の立場で考えると、追加料金はいただきにくいと思います。
ちょっとの時間の事より、その日のレッスン目標を達成することと、生徒が伸びてくれることの方が大切です。



細かく計算するのは面倒だし、なんとなく、この仕事は「時給」的にとか、時間をいくらかけたから、成果が出るというのではなく、あくまでも「内容」そして、「成果」だと思っています。自分も息子を習わせる側だったり、自分もレッスンをいろんな先生に習いますが、追加料金を請求されたことは一度もないですね。
アンケート内容を読んで、あらためて思い起こしてみましたが・・・逆に、「そんな請求できるんだったら、すごいな」と思っちゃいました。



時間延長については生徒の親の意識があいまいで、当たり前だと思っている人が多いようです。
30分レッスンで30分たった時に、もう時間ですから次回に・・・と悪そうに言ってくる親はごく稀です。
延ばしてもらうのが当然という態度でいられると、こちらもだんだんいやになってきますが、月謝で設定を変えるよりは、時間管理を自分でしっかりしようと感じています。



月謝は変えられないので。



私自身は、その生徒に必要なレッスンをして延長してるのだから
生徒から超過料金をとるべきではないと考えているため。
でも、割り切ってレッスンされてる先生もいらっしゃるのも間違いではないと思います。
その先生のやり方で、先生を選ぶのは生徒さんなのでどちらでもいいと思っています。



時間内に終われなかったのは、自分の技術力不足のためと考えるため。



延長した分はとっていませんが、追加レッスンとして来て頂き追加レッスン料をとっています。



お月謝は毎月のことですから、保護者の方にご納得頂けるように、入会時にきちんと説明をした上で、約束の時間とレッスン内容を守ることが重要だと思います。
多少の誤差はあっても、生徒さんのご迷惑にならないよう、基本的に教師側が余裕をもってレッスン時間を設定すべきだと考えています。
ただし、生徒さんにも、約束の時間をきちんと守って頂けるよう、日頃からお願いしています。
毎回、生徒さん毎に、レッスンノートでレッスン内容と注意点、宿題などを報告し、テキストが進んだり、レベルが上がって月謝を改定させて頂く際などは、その都度説明をさせて頂いています。
まず、こちら側がきちんと約束を守ってレッスンをおこなうことで、保護者の方や生徒さんにも信頼して頂き、安心してレッスンに来て頂けるよう、努めています。
こういった方法で、現在のところトラブルもなく、充実した教室経営ができています。
(田村ピアノ教室)



延長も想定して月謝を設定しているため。



本当は経営者として考えたらもらうべきかもしれません。
でも、実際もらいにくい、という感情があり元の月謝そのままです。



前に答えた通り延長せざるを得ない時は、大抵生徒の練習不足時。
そうならないようにヤル気を喚起し、練習方法を教えるのも仕事で、月謝に含まれていると思うから



決めたレッスン料が高いと思われている可能性があり、あげることによって辞められても困るから。



高くは設定していないつもりですが、それなりには頂いています。最初から45分レッスンにはせず、30分と決めて、その時の進度によって延びる場合もある…とだけは伝えておきます。



きちんとしたじかんで終わらせること自体難しいので、いちいち計算はできないので。



時間やレッスンの回数でお月謝を変更してたらキリがないし、生徒達の成長があればそれで皆納得です、時間だけで加算されても親御さんも納得しないと思います。



善意のつもりでやっていたのでいただくつもりはなかったが、生徒も親も予定があるだろうし初めに決めた時間をきちっと守ろうという意識に欠けていた自分がいけなかったと思い改めている。



わたしの性格上バタバタとレッスンできないので、レッスン時間とは別に生徒さん一人あたり15分間のいわゆる遊びを設けています。
30分間の時間枠でまわす場合、実質的に25分間しかレッスンできませんしね。
遊びの時間を設けることで心の余裕が生まれるので、生徒さんとのコミュニケーション等に時間を充てています。



教室規約で延長料金は設けていませんんので、許容範囲内で延長を行っています。



時間内に終えられなかったのはこちらの責任である為。



「生徒一人ひとりのレッスン時間の管理をどのように行なっていますか?」の質問に対するすべての選択回答の理由について、一部をそのまま掲載


以下では、「生徒一人のレッスン時間の管理をどのように行っているか?」の質問に対するすべての選択回答の理由について、一部をそのまま掲載しています。

最後の3分で今日何をやったかの振り返りの時間をつくっています。以前はギリギリまでやっていたのですが生徒の脳には内容が整理されておらず、結局自宅練習の内容が不十分だったので…短い時間でも生徒自身の頭で思い出すことで要点を絞った自宅練習がやりやすくなったようです。



次の生徒さんが、常に待っている状態なので。



決めた時間内で終わろうと努力はしております。ただ曲のきりが悪い時には、次の生徒さんに了承を取って5分10分延長する時もあります。
その時次の生徒さんも時間がずれてきます。
送り迎えの時間もあるので、時間には気を付けています。
生徒さんがご挨拶をしてから、付き添いのお母様が宿題の事で質問してくるときは困ります。
多くの場合子供は理解している場合が多くのですが、一応お話し質問も時間内で受けますと申し上げてはおりますが。



演奏以外に教えたい事が沢山ありますので、時間に余裕を持って時間割をしています。



不公平の無いように、またレッスンとレッスンの間に空き時間がないため、必然的に時間通りになります。



時間通りに終わっても、カバンに本を入れたりするのに時間がかかりすぎて時間よりすぎてしまう。
冬は、ジャンバーや手袋までレッスン室で着たり脱いだりするので子供の場合はとくに時間がかかる。
親も付き添っていても、気をきかせて隣の待合室で脱ぎ着することをしないので、今後は指導していこうと思っている。
レッスン以外の時間がとても無駄に思える。



生徒さんによっては、時間厳守が良い方がいらっしゃいます。
前のレッスンが長引けば 長くレッスンをした方も お待ちになっている方も、迷惑に思う方もいらっしゃいます。
よって、公平を心がけています。



お母様が同行される方は、少し延長してお話をする機会をつくっています。
延長分は考慮し、次の方のレッスン時間がみじかくならないように配慮はします。
また、次の方がお休みの時は、できるだけ延長をしていつも出来ないことに取り組ませたり、お母様とお話をしたりしています。



ほかの予定があったり、忙しい生徒が多いので本人の了承がない限りは時間通りに終わるようにしている。
延長が当たり前になってしまうことは、私自身も家のことや、次で待っているほかの生徒によくないと思うため。



30分間(通常ワンレッスン)集中してもらうため、きっちり時間通りにしています。



私は40分レッスンで10分はウォーミングアップレッスンとしています。
10分は次の生徒がレッスン室に入り楽譜を出したり、シールを貼ったりレッスンの準備をしています。
なので時間が延びる事も無く時間通りにレッスンを始められます。
生徒みんな公平にしてます。
10分間は前の生徒はレッスンを受けていますが、次の生徒は静かにレッスンの準備をします。
また他にも良い時間管理があったら教えて下さい。



次の生徒さんを待たせたくないので。
また生徒さんも、次の塾など、予定があるため。



同じレベルの方なら、レッスン時間は同じでないと、不公平になり、そのような事は、相応しくないと考えています。
例え、決められた時間に遅れてこようが、終了時間がきたら、終わりにします。
そうでないと、時間通りに来ない事が多くなってくると思います。
社会生活においても、重要な事ではないでしょうか。



生徒さんがたくさんいて、時間的にいっぱいいっぱいな為、延長が出来ない。かといって、せっかく来てくださっているのだから出来るだけ長くレッスンしてあげたい。
後ろに生徒さんがいない場合は延長することもある。



なるべく平等にレッスンをするためには時間は大切だと考えている。



だらだら、長くレッスンしても、効果は得られないし、やるのが当たり前という考えが出てくるので。



入会時にレッスン時間はお約束していますので、その時間内に終わるのは当然だと思います。5分前に終わっても、5分少ないと思われますので、きっちり終わっています。
たまに5分10分延びる時もありますが、私の時間配分ミスと考えていますので「あと5分延びても大丈夫ですか?」と生徒さんに確認のうえ、OKが出れば延長レッスンに入ります。



いつも同じ曲を弾いているわけではないので、少しぐらいは、仕方がない。でも、できるだけ、決められた時間に終わるようにしていいる。



次の生徒への影響を避けるため



私の場合は子育ても終わったので、生活を維持する為に教えているのではなく成長を見守り楽しみとして教えているので特別だと思いますが、生徒さん1人について1時間の枠を予めとってあります。
習い始めの頃は、送り迎えのときにお母様からの質問にお答えしたり、こちらから注意する点についてお話しすると10分くらいはすぐにたってしまうのと、小学生からすで40分レッスンをしていて、進度にあわせてご父兄と相談しながら60分までの時間で延ばしてしていくので前後の人がいて時間の調整が窮屈になるということがないようにです。
ちなみに60分レッスンになったときも、20分くらいの余裕は別枠でとります
おとなの人を教える場合も時間に余裕は持たせます。
ですので、毎回10分ということはありませんが、5分くらいでしたら、延長しています。
(ぽこ・あ・ぽこピアノ教室)



決められた時間でお月謝を頂いているので。
また、次の方の時間をずらすことも出来ないので時間はきっちり終わるようにしています。



基本のレッスンは初級30分、中級40分、上級50分と決まっていますが、だいたい5分くらいは常に延長しています。
上達するには、出来るだけ長く見てあげる必要があると、私自身がいつも思っているから、延長してしまいます。



時間の契約ですので、できるだけ正確に、そして平等になるようにしています。話をしてしまったり、課題が多くて延長することもあります。その場合は後ろの方も約その分、延長します。理由はお伝えします。



若い頃は時間を気にせず 決められた以上の時間レッスンしたりしていましたが、父兄の送迎が多くなり待たせてはいけないのと次のレッスンの方も待たせたくないから 時間通りレッスンしてます。
自分もたまに 先生にレッスンを受けますが、時間通りでないと予定が狂ってきますし 待たされてあまりいい気分ではないですし、気をつけています。



丁寧に教えてあげるべきだと感じた時には、時間の許す範囲で延長している



引っ越し先でピアノ教室を再開して、生徒が少ないときには、少し長めにレッスンをしていましたが、今はそれではレッスンが間に合わなくなり、時間通りにしています。
生徒には少し早目に来てもらって、準備をしてもらい、時間になったらすぐにレッスンが始められるようにしていますが、それでも少し入れ換えに余裕のある時間を取っていないと、どんどん遅れてしまいます。時間管理は、大手教室ならまだしも、個人教室の場合難しいものがあると思います。



生徒が時間をきちんとやってくるので、こちらもその時間を守ってやらなくては、と思います。が、曲の途中で切ることが出来なかったり、レッスンの後で質問を受けたりすると結果的に5分.10分長くやる事は多いです。やる気の表れかもしれませんが、ほとんどの生徒さんが時間より早めに来ます。
人のレッスンを聴くことも時には勉強になるし、ダブってしまうことで個人ではなく一緒にソルフェージュや連弾ができるというメリットもあります。



時間内に終わらないと、次の生徒に迷惑がかかるから。



決まった時間の契約で報酬(月謝)を頂くので、その時間は確実に取るようにしています。
もし最初にお話等で時間が減ってしまった場合でも約束の時間はレッスンしています。
ただこの方法は心身共に疲れてしまうので、規則を作って講師の拘束時間=レッスン時間に変更する必要があると最近は感じています。
また、その日の最後の人のレッスンが大変です。毎回後ろがいない事で、質問も多く、その度にかなり時間が延長されてしまいます。
気遣いのある場合は良いのですが、そうでない場合が圧倒的なのでそこに損得が発生してしまうので、今後考えないといけないと思ってます。
後ろに生徒が待っている場合、受講している生徒は後ろを気にするので時間を守る事が可能ですが、後ろがいないと本当に長引きます。
時間通りに帰る生徒に対して後ろがいない為、超過が当たり前になってしまった生徒と差ができてしまうのは絶対良く無いです。



1)に解答をつけましたが、正確に申し上げると1)と3)の中間くらいを心がけています。
時間から5分程度は延長しますが、発表会や受検を控えている生徒さんなど、特別な場合を除き、10分以上は時間を越えないようにしています。
その理由は二つあります。
一つには、子ども一人でいらしている生徒さんが多いので、あまり時間にルーズになると親御さんが心配されるだろうということ。自宅と教室が近いお子さんでも、時間が増減して帰宅時間にばらつきがあるのは、不安があると思いますので、なるべく5分オーバーしたくらいで終了できるよう、気を配っています。
もう一つは、引き延ばす事で却って冗長なレッスンになってしまわないように、という事です。子どもの集中力は持続しませんし、できなかったら引き延ばせばいい、というクセをつける事は、ピアノだけでなく勉強やスポーツなどあらゆる面でマイナスだと思います。
決められた時間内で行動するというのは大事な勉強だと思うので、なるべくそうしています。
特例として、事前にキャンセルのご連絡があり、尚かつ振替をご希望されない生徒さん(大人の方など)に対しては、お休みした次のレッスンを1.5倍程度に延長する事があります。お月謝をいただいている以上、なるべく頂いたお代分のレッスンをしたいという気持ちからですが、延長をのぞむかどうか、という生徒さんのご要望とも関わってくる問題なので、本当にケースバイケースです。
エムジック音楽教室



以前は少しレッスン時間に幅を持たせた時間割を組んでいましたが、(入れ替えも含めて余裕を持たせたレッスン枠)、結局幅を持たせていてもついつい延長してしまい、次の生徒さんを待たせてしまうのと、生徒さんが増えて時間枠がいっぱいになってきたので、この春からは生徒さんに30分・40分・50分の中から希望レッスン時間を決めてもらい、その時間枠できっちり終わるようにしています。



弾けている子にはなるべく多く見てあげたいので、出来る限りは対応している。



延長してもかまわないよう、次の方のレッスン時間を余裕を持って組んでいるが、あまり延長するとどんどん遅くなり、一番最後の生徒さんに迷惑が多大にかかるため。



決めたレッスン時間より短くなることは絶対しないようにしています。
次の生徒の時間に食い込まないよう、10分開始時間を余裕持たせて決めています。
やはり、お迎えのお母様との雑談生徒とのお話などの時間も大切にしたいので、延びることは多いです。



保護者の送迎のことを考えると、時間通りに レッスンするのは、必須だと思います。
教えることのプロなら、時間内で教えるトレーニングをしなくてはなりません。



前後とも生徒がいるので待たせるわけにはいかないので基本的には時間内に終わらせるようにしている。ただし、次の生徒がお休みの場合は延長することもあります。



月謝制の生徒(主に子供)は時間通りに終えるようにしています。
理由は3,4人とレッスンが続いた時に、レッスン時間が長引くと他の生徒にも迷惑がかかるからです。
1レッスン制の生徒(主に大人)の方は忙しくて毎週レッスンに来られない方が多いので、多少延びてもいいように時間をとっています。1レッスン制は直前キャンセルもOKにしているので、その分少し割高に設定しています。ですから、レッスン時間も多少延ばしたり、お話する時間もとっています。



学年やコースにより時間を決めており、現在は大体決めた時間通りに終了できることが多いから。



レッスンの状況によっては延長したいなと思うことは多々ありますが、極力時間内で終わらせています。
理由としては、いつも延長などしてこちらの時間が不規則だと、生徒さんに「私はちゃんと時間通りに行ってるのにいつも待たされる。それなら私も少し遅れて行こう」と思われないようにするためです。
時間通りに教室に到着するようにするというのも、大事な教育のひとつだと思います。
それが講師の都合で待たされるとなれば生徒さんがルーズになる可能性はおおいにあります。
時間通りに来る、時間通りに始めるというのはお互いにとって大切なことと考えます。
ただどうしても延長が必要な場合は次に来た生徒さんには、事情を話して、待ってもらいます。あくまで今日は特例と思ってもらうために、そうします。
あと、最近は勝手に遅刻してきて、遅れた分は延長してくれると思っている生徒さんや保護者の方もたまにいらっしゃいますね。
レッスン時間が○○時から○○時という認識ではなくて、1人○分の持ち時間、的な考え方の方。
そういう方には絶対延長はしませんね。笑顔でお断りします。



自分的に、レッスンを時間通りに切り上げるのがヘタ、というか、なかなか、「じゃ、今日はこれで終わり」とできません。
曲のキリがいい時と思うと、後もうちょっと聞いてあげたいとか、思う時はずれ込んだりします。
早く切り上げることは、まずありません。
ずれ込んだ時間は、後ろの人も、5分程度までなら、おします。



きっちり30分で終えないと次からの生徒の時間がどんどん繰り下がってしまい、迷惑がかかるから。また、送迎などの関係で、時間ぴったりに終わることが、延長してたくさん教えることよりも保護者のニーズにあっているように感じる。
さらに、きっちり30分きざみで次々に生徒が来る大手教室での講師経験から、30分で終えるスキルを身につけたと思う。



以前は、5分程度は延長したり、次の生徒が来ない場合には15分程度延長することが多かったのですが、生徒皆への公平を保つため、また月謝設定が高くはないことから、最近はなるべく延びないように努めています。
それでも、親との少しのやりとりなどで、最後の生徒の時には10分程度の遅れがでていることがほとんどです。
時間管理については大変難しいと感じています。



私は、40分レッスンが基本ですが、前後、5分は出入り等のため、空けています。
ですから、レッスン時間は、フルに使います。



どの生徒にも平等なレッスン時間を確保したいため



現在レッスン時間に余裕がある日は生徒によって違いますが、1レッスン30分で予定している。レッスン時間が10分位延長になることが多いです。
1レッスン40分で予定している生徒は延長はほとんどありません。
延長になる主な理由として7月に発表会を控えている事や他のお稽古事や塾などで忙しく家で練習出来ない子・どう練習したらいいのかわかってない生徒に教えているうちに時間がのびてしまう事があります。



本当は時間通りに終わりたいが、話をしたがる生徒と話したり聞いているうちにどんどんレッスン時間が短くなり、全部の宿題をレッスンすると少し長引いてしまう。



レッスンに熱が入ってくるとあっという間に時間が過ぎてしまい時間が足りなくなってしまうので、レッスン時間に少し余裕をもって組む事にしています。たとえば30分レッスンと決められていたら、レッスン代は30分を基本として頂いてるので、それより短くなると言うのは問題だと思っています。
親御さんも、時間より短いと不満に思うようですが、延長して悪く思う親御さんはいないし 感謝されることもあります。



お迎えにみえている方をお待たせしては申し訳ないですし、その後の生徒さんの時間がずれていってしまう為。



決まった時間に終わることを大事だと考えているが、予定していた内容を終了させたいため5分前後延びてしまう。しかし子どもの生徒さんの場合は10分を超えないように気を付けている。



時間でくぎるようにしていますが、内容でくぎりたいので。いつも時間がたりないです。


それぞれの生徒さんのスケジュールに合わせて、レッスンを組んでいるので、その後の予定や、また冬になると暗くなるのがはやいので、余裕がないことのないようにするよう心がけています。



1人30分と決めているので。でも、何回も時計を確認できなくて、5分くらい延びてしまうことがあります。



初期のレッスンは30分という設定をされている教室が一般的ですが、一曲一曲をアドバイスし、次回の課題の説明をし、なおかつソルフェージュの指導もレッスン時間に含めておりますので、なかなかレッスン時間が30分では収まらなくなってしまいます。
そこで当教室では、初級の方でも原則40分というレッスン時間を設定し、かつレッスン時間の間隔を45分刻みにしています。
5分の余裕時間の中で、生徒の入れ替えをすると同時に、玄関できちんと前後の挨拶ができるよう、心がけています。
なるべく生徒さんをお待たせしないよう心がけていますが、実際にはレッスン時間が45分ぎりぎりになり、慌てて次の方を迎え入れる、ということが多いです。
大人のレッスンなど、前後の時間に余裕がある場合は、レッスンを延長してしまうことも時々あります。
(田村ピアノ教室)



熱心に教えてもらっているという感覚を生徒さんに持ってもらうため。



きちんとレッスン時間内で終わる場合と弾いている途中でレッスンを終われない場合は、5~10分延長する、しかし次の生徒を待たせることになるので、できるだけ延長しないように心がけている。



30分ずつでレッスン時間を組んでいるので延長すると次の生徒さんを待たせることになるので。
ただ一番最後の時間の生徒さんのレッスン時間は時々延長してしまいます。



親さんの送迎が必要なため、時間内に終えるようにしています。



レッスンとレッスンの間の時間は余裕を持って設定しているので、その時の進み具合などによって多少延長してしまうことが多い。
あらかじめ父兄には説明済み。



30分単位で、次の生徒が来ますし、次に空きが出来たとして、余分なレッスンをしてしまうと、延長あたり前と誤解をさせたり、期待させたりします。
何より、差別が出てきますので、一切致しません。



前後が詰まっているのと、公平を期すため。「xxさんはいつも長めなのに…」などのクレームを避けるため。



レッスン料をレッスン時間によって決めているので時間厳守を心がけています。30分、40分、50分、60分コースでそれぞれ月謝が違うので。



短いと損した気分になると思うが、長いとその後の予定に支障が出るなど、ありがた迷惑になることもあるため。



状況に応じて対応するようにはしていますが、基本決められたレッスン時間をはじめとして守るようにしています。
保護者にも送迎の時間を守って頂いているので。



大人で車で来ている方がほとんどなので、駐車スペースの関係もあり時間通りに終わるようにし、その時間内で話を極力まとめる。それは自分の課題の一つだと思っている。念のため、一人のレッスン時間の前後を10~15分ほど空けて設定しているので次の人が来るときには前の人の車はないということがほとんど。その分入れられるレッスン数は減ると思うがそれはしかたがないと思う。ぎちぎちに入れすぎて迷惑をかけるのは私も嫌なので。



子供たちへのレッスン時間は一応決めています。
限られた時間の中で、どうすればよいか、どう時間を使うのか、どうなれば時間が無駄になるか、というのも生徒たちは学べますし、スケジュールもくみやすいからです。
ただ、絶対きっちりとではなく、臨機応変にはしています。



ピアノレッスン以外の日常会話でコミュニケーションを取ることもラポールの形成には不可欠なので、その分時間が延長することが多い。4人程度の間に30分の余裕を持たせてスケジュールを組んでいる。



ほぼ休憩時間もなくカツカツのスケジュールなので延長出来ません。
また、生徒はお月謝で私のレッスン時間を買っているので、公平を期す為にも同じ時間で終えるようにしています
予定のレッスン内容を消化出来ずやむを得ず延長する時は、「延長料金取りますよ」と冗談で言ったりします(本当に取ったことはありません)
延長する時は大抵家での練習が足らず、すんなり弾けていない為。
生徒の練習不足で、こちらの時間を奪っている認識を持ってほしいです。



そういう契約だから



出張レッスンですので、ご家族の方も在宅されていて予定があるかもしれないのでレッスン時間は決めています。
終了後に、質問やレッスンアドバイス等をお母様にお話しする時はあります。年齢的に経験は充分ありますので、相談されたりしますが次のレッスンに支障ないようにしています。



1人延長してしまうと他の生徒さんも延長することになり、それが当たり前だと思われると大変なことになるので。
家の場合、レッスンは生徒さんと生徒さんの間をあけないようにつめるようにしています。
5分前にレッスン室に入って前の方のレッスンを少しだけ見学するようにしています。



あらかじめ決めた課題を家で練習してこないこともあり、課題をこなせない為延長してしまう。



本当は、時間通りにレッスンしたいのですが、なぜか、少し延長するようになってしまう。
わりと、たったか、こなしてくれる子は、時間通り終わり、うまくいかないと引きずる子や、すべてがのんびりしている子は、こちらがやりたい課題を時間内にこなせないので、長引いてしまう子が多い。
以前、ヤマハに勤めていたときは、2,3度、時間について、苦情をいただいたことがありました。
自分で教室を開いてからは、子どもが自ら、「僕の時間、前の子が10分くいこんだから、何分までだからね!」と文句をいったことはありましたが、親から、苦情がきたことは、ありません。
経済的なことを考えると、なるべく、詰めてレッスンをこなしたいですが、性格的に、時間の圧迫がストレスになるので、10分空き時間を作って、そこで調整したり…など、工夫しています。
子どもの入門レッスンでは、最初に教えることが多いので、レッスン時間が長引きやすいな、と自分では思うので、なるべく、後ろがつまっていない時間にその子をもってきたり、それができない場合は、自分がやりたいテキストを一冊減らして、波にのってから足したりしています。
娘の教室のグループレッスンの先生は、時間前には、終わらせて、入れ替わりも含めた時間設定になっているので、2にあたりますが、それでも、誰も文句を言わないんだなぁ、私もそうしようか、と今、考えさせられているところです。



少し早めに終えるつもりですが時間ギリギリまでレッスンになります。



教室で教えている時は、次から次へと決められた時間に生徒さんがいらっしゃるので、延びても5分前後です。
個人で教えている時は、後ろに余裕をもたせて生徒さんを入れているので、30分と決めていても大抵45分位はレッスンしてしまいます。帰る時には1時間経っている場合もあります。



延長が当たり前にならないようにするため。



月謝に対して不公平ができるだけ内容にするため。



生徒さんはきっちり時間を守ってくるわけですし、延長や、縮小していては不公平感がかならず生じてくると思います。そういったことのないように、きちんと終えるようにしています。



結構時間にシビアなお母さん方もいらっしゃいます。早く終わると「まだ5分あるのに?」と思う方も。ですからお約束の時間はきっちり使ってレッスンするようにしています。また、レッスン後にご予定のある方もいらっしゃると思いますので、オーバーもしないようにしています。



教える側でいるときは、延長する日もあれば早く終わる日もあるので5分くらいの増減は気にしていませんでした。
自分が親になり子供をおけいこごとに通わせてみると、自分を含め他の親の気持ちは、少しでも早く終わると、いくら前回延長していても、この先生は短いという印象が残ってしまっていました。
レッスンを見学してくださっていれば、内容がわかっていただけますが、御父兄が見ていなければ、時間だけで判断されることは仕方がないことです。
決して決めた時間より短くならないよう、初めからきちんとした時間を決めないなど、配慮しておいたほうが良いと思います。"



30分のレッスン時間で隙間なく次の生徒さんが来るので。
どの生徒さんも、レッスン時間の差をつけないようにするため。
コンクールや受験の生徒さんで延長したい方は別に時間を取るようにしています。



生徒の送迎や、家で待ってる親御さんも時間で気にしているのにあまりズレると心配されるのでなるべくキリの良い所で終わりたいのですが次回に回したりします



生徒数が少なく次の生徒がいないため、その子のペースに合わせてどうしても延びてしまっていた。元々は45分だが今では一人の生徒は60分が通常になってしまっている。きっちり45分の生徒もいるのでなるべく決めたとおり45分で終えたいと思っているがその子の中でも習慣化してしまったせいかなかなかうまくいかない。



自分自身が子供を育てた経験から、時間通りに終わらせて、お迎えの方にお待たせすることがないようにしています。
ただそのために小さい生徒にテキストなどのかたずけを自分でさせず、間に合わせるためにわたしが手を出してかたずけてしまうことがあります。



時間単位でレッスンを管理しているため
次の時間レッスンが空いている場合は延長レッスンをすることもありますが、その場合、生徒さんの確認を必ずとってから延長します
短縮することはあり得ません
他の教室から当教室にこられた生徒さんで、レッスン時間がルーズであったことを理由に移動してこられたがいらっしゃいました



レッスン時間はその間
大切な生徒さんの時間なので目一杯使いたい
しかし長引くことは次の生徒さんに大変迷惑になり
送り迎えの保護者の方にも迷惑がかかるので
必ず時間内に終了するよう心がけている
どうしても時間が足りない生徒さんに対してはあらかじめ他の時間を設けたりしております"



入門者・初等科のレッスン時間は基本的に1時間としています。但し小学生以下の男の子などで、特に集中力が無い子供の場合、30分程度で終わらせる事もあります。
バッハの平均律やベートーベンのソナタなどに入った生徒は90分のレッスンをしています。
子供(小学生程度)の集中できる時間は30分ぐらいといはれていますが、私の場合、聴音と書き取りも行っていますので、どうしても1時間はかかります。それでも生徒さんは苦痛を感じてはいないようです。
コンテスト出場は勧めていませんが、どうしてもという生徒さんの場合でもレッスン時間を延長する事はありません。それでも



設定は30分間レッスンですが、前後の入れ替わり込みで生徒さん一人あたりのレッスン持ち時間を15分間プラスで割り当てています。
つまり45分間のレッスン時間枠で一人ひとりのレッスンをまわしています。

時間厳守。
次の予定のあるせいともいます。



やはりレッスン時間は、生徒がどれだけ熱心か、どれだけ練習してきたかで違いが出ます。



大人の生徒さんが多いので時間を流動的にすると後の仕事にも差し支えたりすることが考えられるのと、終了時間が近くなったらキリの良いところで終わるようにした方が生徒さんも気持ちよく帰れると感じるので。



時間内に理解できなかった生徒さん、またはやる気スイッチが作動されていない生徒さんが時間内に終わらないことがただあります。



携帯のアラームをレッスン終了時間の1分前にセットしています。
アラーム音がすると生徒も終わりを把握できるのでスムーズに終わることがで来ています。教本をバッグに方付けるとだいたい終了時間です。ご父兄にも入会時に説明してあるので今のところクレームはありません。
自分の英語の先生がやっているのを見てマネしました。



*上記のように延長するのは、幼稚園・小学生で30分レッスンの生徒のみで、1時間レッスンや大人のレッスンでは延長無しです。
巷では初級レベルの生徒は30分設定が多いためそのようにしているが、実際レッスンでやりたい事は沢山あり、30分で行うことが出来たとしても駆け足になるのが嫌なので、延長している。その分お月謝をそれほど高くしてはいないが、すごく安くはない。内容に見合い、かつ長期続けても自分も納得して精神状態良くレッスン出来る料金設定にしている。



なるべく時間内に終了する様にしておりますが、生徒さんによっては内容によって終わらない場合がありますのでその都度延長しています。
内容的にあまり延長が続く様でしたら、お月謝を変更させて頂いています。



延長を見込んでではなく、生徒さんの入れ替え時間をバタバタしないように余裕を持つために元々前後5~10分空けています。例えば、小学生の場合は40分レッスンですが、45分刻みにタイムスケジュールを組んでいます。
ただ実際は4~5分伸びてしまうこともありますが、基本的には時間ちょうどで終わるようにしています。
時間内でいかにポイントを押さえてリズミカルに教えられるか、という自分自身の指導力アップのための訓練という意識で毎回反省・行動の繰り返しをしています。
ただ、大人の方の場合は、切り上げ方が難しい面もあります。お話が盛り上がって10分以上長くなることもあります。なので、予めそれは覚悟しておくか、次の生徒さんをいれる、お月謝を例えば15分刻みにするなど、ちょっと工夫が必要ですね。
私の中では20分以上だと別途料金をいただくという感覚でいます。その場合は、あらかじめ規約に入れておきます。



生徒が行ってきた課題は全部見てあげたいから。



1)の(決められたレッスン時間を守る)を選択しましたが、理由は
● 同じ指導料で生徒によってレッスン時間が異なると不公平になるため。
● レッスンが長引いてしまうと次以降の生徒の開始時間がずれてしまい迷惑をかけるため。
● ピアノのレッスンの後、すぐ塾や他の習い事の教室に行く生徒にとって予定の時間に終わらないのは、かなりのストレスになる。
● 時間にだらしがない先生にならないよう予定の開始、終了時間を守るよう心がけています。先生が時間にだらしがなくなると生徒と保護者もだらしがなくなります。
● 私の教室では5分程度長引いても大丈夫なように10分のインターバルをとっています。普段は生徒や保護者の方と会話をしコミュニケーションをとるようにしています。



時間にルーズになることは信頼関係を壊すと思います