Q&A: 大人ですが、ピアノを基礎から勉強したいです。何をすればよいですか?
20年3月
Q:大人ですが、ピアノを基礎から勉強したいです。何をすればよいですか?
20代の学生ですが、ピアノ未経験です。でもどうしても弾きたいのです。楽譜もあまり読めませんが、ピアノを基礎から勉強したいです。何から勉強すればよいですか?よろしくお願いします。
ユーザー様からの質問
A:ピアノの先生の回答
(先生のそれぞれの立場とタイプから回答)
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フクロウ・タイプ (学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見 |
ピアノの基礎から学びたい、20代以上の未経験の方は時々いらっしゃいます。
弾きたい曲があるのか、ピアノを楽しみたいのかは分かりませんが
まずは楽譜が読めるようになることが大事かと思います。
ドレミが読めて、おんぷの長さ、リズムが分かって、と
「ピアノの基礎」を身に付けたいと思われるそのために、そのままをピアノ教室でお聞きになってはいかがでしょうか?
ピアノレッスンに通われると
独学よりも早く、楽しく、弾けるようになるとおもいますよ。
こんにちは!
埼玉県のウィステリア・ピアノクラスです。
ピアノは子どもの習い事というイメージから、誰でも弾くことが出来る楽器という風に変わってきましたね。
今では、従来のメソッドだけでなく、レッスンにおいては、様々なアプローチがなされています。
未経験の成人の生徒さんの中には、憧れの曲にすぐ挑戦したいという方もいらっしゃいますし、基礎を固めることを希望される方も少なくありません。
入会前に、講師と話をする中で、どのようにレッスンを進めていくかを一緒に決めていくと良いですね。
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ウサギ・タイプ (楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見) |
まず、お近くで信頼のおける先生を探してください!
それが難しく、独学でがんばられるとしたら、バーナム(紫色のミニブック)、ハノン(子供用のミッキーの表紙のですと、音符が大きく見やすいです。)、をご覧になってみてください。
余裕があれば、ぴあのひけるよ!のシリーズはご存知の曲ばかりで楽しいかと思います!
伴奏譜もついていますので、どなたかピアノ経験者と一緒に、アンサンブルを楽しむこともできます!
プラス、ノートをご用意いただいて、音符を書く練習もなさると、意識的な視覚からもアプローチできて良いかと思います!
がんばってください!
まずピアノの先生のレッスンを受けられることをお勧めします。先生があなたのご希望を聞き、適切な教材を選び、基礎からしっかり教えて下さるでしょう。「何から勉強すればよいか」も、先生がご教示下さるでしょう。それに、初心者の方にお教えする場合、お教えする内容の順番はだいたい決まっているので、「何から」という順番にはそれほどこだわらないでも大丈夫かと存じます。
「どうしても弾きたい」というすばらしい望みを持っていらっしゃるので、きっとお上手になられますでしょう。ご健闘をお祈りしています。
オンラインレッスントモピアノ教室
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ネコ・タイプ (独自の意見を言いたい先生の立場からの意見) |
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ウシ・タイプ (目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見) |
こんにちは。
まず最初にお伝えしますが、ピアノを始めるのに年齢は関係ありません。
音楽は一生かけて学び楽しめます、是非チャレンジして下さい。
子供の時の方が習得するのに有利なものがあるのは事実ですが、克服できない訳ではありません。
楽譜も最初は読めなくて当然です。
しかし、しっかりとした指導を受ければ、合理的かつシステマチックなものですので誰でも読めるようになります。
むしろ、書いてあるの音符の意図を理解する事の方がはるかに重要です。
つまり、楽譜の読み込みがそのレベルで出来る先生に習うべきです。
ただ楽譜通り弾けても音楽的には全く意味をなしません。
一つ一つの音に意図があり、まるで朗読しているように弾けるよう指導してくれる先生を探して下さい。
例外もありますが、以下参照して下さい。
※ピアノ科卒の先生で定期的なコンサート活動をしている。(楽理や声楽伴奏を学ぶ場合は別の専門家がいます)
※生徒数が過多ではない。(コンサートピアニストの持てる生徒数は30が限界)
※体に自然なテクニックを教えられる、またそのノウハウを持っている、弾いて痛みが出ない。(当たり前のように感じますが、結構知らない人が多いです)
※一つの音に意図がある事が理解できている、感覚的な教え方をしない。(先生、なぜそう弾くのですか?という問いに答えられない場合はやめた方がいい、例:こういうものだから、言う通りにして下さい。的対応や、名ピアニストの○○がこう弾いてます。的なのは最悪)
あくまで私見です、私だったらそういう人には習わないという意見です。
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犬・タイプ (真面目で親しみやすい先生からの意見) |
yahamahaから出ている・・・
『音符の読み方からはじめる 大人のためのピアノ悠々塾 入門編』や『大人のための独習バイエル』『大人のためのハノンピアノ教本』などのテキストを使って、導入したことがあります。
大人の方は、大変やる気を出してレッスンに来られる事が多いので、これらのテキストで、導入は充分だと思います。
山崎のぞみピアノ教室
講師:山崎のぞみ
はじめまして。
弥生の風ピアノスタジオ講師の昆野弥生です。
ご質問ありがとうございます。
様々な回答があるかと思いますが、
実際に自教室で初心者の大人の生徒さんにおしえていることを自お伝えいたしますね。
ヤマハのぷりんと楽譜の
入門編で自分の知っている好きな曲を探してひくことをおすすめしています。そちらを使ってレッスンを行っております。
ぷりんと楽譜のサイトを開くと動画で見本の演奏を聴くこともできます。
この楽譜の良いところは楽譜を読めなくても最初の鍵盤の場所さえ正しく指を置くことができれば指番号を頼りに演奏することができます。最初の場所や指番号は鍵盤の図が書かれておりわかりやすく説明されています。なのでまずは、ピアノの正しい姿勢と指番号を覚えひくことになれましょう。それから少しづつ楽譜の読み方を習得していったら良いかと思います。
ピアノ未経験で、ピアノに興味を持ってくださり、嬉しく思います。
こちらの教室にも、初歩から始めた大人の方が何人か通っています。皆さん、根気よく学び、今ではショパン、バッハ、シューマンや、お気に入りのポピュラー曲も弾けるようになっています。
初めてのときは、まず読譜(楽譜の読み方、音の高さ、リズム)等の決まりをひとつずつ理解することが大切です。鍵盤の上での指、腕の使い方も同時に学んでいきます。
はじめはでわかりやすい子供用の教材で進めていき、その後、曲集などに入っていきます。
ひと通りの読み方が覚えられたら、一人で読譜ができるようになってきます。レッスンでは、わからないところの読み方や、実際の演奏で弾きやすい方法などを丁寧に指導しています。
50代、60代から始めた方も、今ではピアノをとても楽しんでいます。弾きたい気持ちと目標があれば、上達されます。
頑張ってください。
西東京市のピアノ教室
多田直子
ピアノの基礎からでしたら、まず真ん中のドから読めるように覚える。弾いて覚えるのが1番です。
こどものバイエルという基礎は大人のピアノにも使っており、
指の動かし方や強弱、音符長さ、音符といろいろ学べます。
全然気にされる年齢ではありません!うちの生徒さんに68歳と75歳の方がいらっしゃいます。どちらも高校生・短大生のときに始められて、現在に至っています。個人の先生の門をたたいて、ピアノの基礎知識・指慣らしの教本・練習曲初級から入られて、2か月くらいしたら「好きな曲・知っている曲」の初級版をされると、ここいら辺から楽しくなってきます。バイザウェイ、わたしもフラメンコの門をたたいたのは35歳の時でした!
https://www.piano-k.net/profile/profile0000000218.html
私の教室でも大人の生徒さんでピアノが
全く初めてという方もいらっしゃいました。
今は「大人の為のバイエル」など、大人の体型に
合わせた、両手が子供のものに比べると離れて
弾きやすい教材もあります。
更に楽譜を読む力も付けたいなど向上心の
高い方は、ソルフェージュも同時に勉強されると
より良いと思います。
子供に比べると大人は頭での理解が早い分、
手や体が思う通りに動かないと訴えられる方が
多いですが、皆がそうですので、焦らず
楽しみながらピアノが上達する事が一番です。
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クマ・タイプ (母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見) |
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シマウマ・タイプ (優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見) |
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キリン・タイプ (のんびりした先生からの意見) |
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馬・タイプ (活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見) |
さくらジュンコピアノ教室ピアニッシモ
今、弾きたい曲だけを弾ければ良いのか、人生を通じて一生ピアノを弾いてゆきたいのかによって練習は違ってくると思います。
一生弾き続けたいくらいの情熱であれば、やはり楽譜を読む練習も指の練習と一緒に始める方が、長い目で見て楽しいと思います。
それが、苦痛のようでしたら、先生に楽譜の音と指の運びを習って、とりあえず弾きたい曲を弾くとよいと思います。
お勧めは、そのどちらも並行してレッスンしてゆくと心も満たされて上達が早くなると思います。
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羊・タイプ (平和的でおとなしめの先生の意見) |
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ライオン・タイプ ( 権威的、きびしい先生の立場からの意見) |
こんにちは。ご質問からピアノへの想いが良く伝わってきます。
弾いてみたい憧れの曲はどんな曲ですか?
今は好きな時に、いつでも、ライブから昔の演奏まで音源から動画まで手に入れる事ができるので、まずは身近な所からピアノの曲にたくさん触れてみてください。そして、生の演奏会へも足を運びましょう。(耳を肥しましょう)
さて、レッスンですが、やはりマンツーマンの個人レッスンで、実際に先生の音を聴いて学ぶ事がとても大切です。
大人の方のための教本もたくさんありますので、期間を定めて基礎を学びつつ、弾いてみたい曲にもチャレンジしていかれたらと思います。
ドレミファソ 鍵盤の位置CDEFG読み
コード伴奏で弾きたい曲マスター
大人で基礎から勉強したい方には、ペースピアノ教育シリーズレベル1をお薦めしています。
「ピアノレッスン」「音楽のべんきょう」「指をきたえる」「ドリルブック」の4冊があります。
その方の状況、ご希望によって「ピアノレッスン」(又は音楽のべんきょう)と「指をきたえる」の2冊ともう少し曲らしいテキストを何かプラスすることが多いです。
ペースピアノ教育シリーズレベル1は、初めから大譜表での譜読み、全ての調をとても短い曲で扱い、ゼクエンツ等の必要知識も実践的に学べます。
知的にも理解しつつ、自分で譜読みをし弾く方法を学ぶのにとても良いかと思います。
お子さんの合は、年齢等によって前段階の準備や工夫が必要ですが、大人の方であれば簡単に効率よく基礎が身につく教材かと思います。
和音はレベル1では主和音と属七、レベル2でⅣ、短調もレベル1から少しづつ、ドリアンモード、ブルーノートもレベル2で出てきます。
音、調、和音は全て英語式なのでコードネームやジャズにも移行しやすいです。
ただ、それだけだと曲としての満足感が得られにくいので、もう一曲プラスしてやっています。
ここ数年、大人の初心者の方とペースピアノ教育シリーズをやっていて、とても良いのでつい、テキストのことばかり沢山書いてしまいました。。
でも、1番大切なのは、音楽的に合いそうな先生を見つけ、単なる知識ではなく音楽と共に基礎力を付けつつ、音楽を楽しんでいく事かと思います。
どんなに小さな練習曲であっても、音楽として演奏する事は自分を耕す上で大切だと考えています。
音楽は趣味、好みは特に大人の方は大きいですよね。
質問者様が自分に合った先生を見つけ、広い音楽の世界を楽しまれますように…と願っております。