Q&A: 小1の女の子ですが、ピアノの練習嫌いで困っています

ピアノを習っているお子さんやそのご父母、そして大人のピアノ学習者の方には、ピアノ・レッスンやピアノ教室に対して疑問や悩みが少なからずあります。当サイト登録のピアノ教室運営者、ピアノ講師が、その疑問、悩みに答えてくれます。

2014年9月





Q: 小1の女の子ですが、ピアノの練習嫌いで困っています



小学一年生の女の子ですが、練習嫌いで困っています。
娘は二年ほどピアノを習っている7歳ですが、練習が嫌いで教材もなかなか先に進みません。
親としてはお金も出していることだし、しっかり練習してもらって上達してほしいのですが・・・

ピアノが嫌いかというと決してそうではないようです。好きな曲があると、それを楽しんで家で弾いていることもあります。本人に好きかどうか聞いてみましたが嫌いではないようです。

練習しないと上手にならないよと言い聞かせてもダメです。こちらから練習しなさいと何度いっても、嫌そうにするだけでピアノに向かおうとしません。ほうっておくしかない状況です。性格的には好奇心はあるほうだと思いますが、あきっぽいところもあります。

教本は「ぴあのどりーむ」と「バーナム」を使っています。

親としてはせっかくなので続けてほしいし子供も嫌いではないようなので、何かもっと練習してもらう良い方法をアドバイスしてもらればと思います。よろしくお願いします。




A:ピアノの先生の回答  (先生のそれぞれの立場とタイプから回答)


ウサギ・タイプ
(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)
ウシ・タイプ
(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)
ネコ・タイプ
(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)
犬・タイプ
(真面目で親しみやすい先生からの意見)
フクロウ・タイプ
(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見)
シマウマ・タイプ
(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)
  その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)





ウサギ・タイプ

(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)


「音楽」は「音学」ではない\(^-^)/
まずは 「その子を見てるか見てないか」 興味を持って欲しいのを待つのではなく、講師自らがまずその子を好きになる
興味をもつ事から始まる・・・これは 私たち講師の底辺の部分になきゃいけません・・・(*^^*)
が 私も 幼少時期に教えて頂いていた先生へも 数ヶ所はやる気がなくなってしまい、練習がイヤでイヤで仕方ありませんでした(苦笑)
私は日本で教わり、完成度を高めに外国に留学もしましたが、レッスンに入るまでのウォーミングアップは「会話力」でした(^^)d
やはり人間ですもの!レッスンに来たからと上から見下ろす様な位置感覚や、採点しよう精神でのレッスンはタブーですよね。


まずは「相性」が第一にあるべきですが、私自身が習い手の時代も、その相性の重大さに気付いたのは高校時代でありましたが・・・(。>д<)


だからこその スターター 、基本の部分からの中間期間あたりまでは きちんと 相性の合う先生を探す事が大切かと思いますね。


私の所には ビギナーさんより 経験者が9割(笑)
始めから「1時間以上は練習しなさいと言われてました」なんてよく聞きますが
私はピアノや声楽、そのものの練習より、練習を生かす為のイメージトレーニングをよく出します(笑)
曲も、イメージを話したり、その曲が作られた時代のお話を交えて、生徒さんと一緒に感受性を高めてから→いざ弾いてみようか\(^-^)/の流れです。
勿論、その生徒さんの年齢に相当したアドバイスができなければ!
そこから初めて「その子に合ったお手伝い」が始められます。


個人レッスンの意味が失われない様、見てない様できちんと見ていらっしゃるメガネを持ってる先生・・・かを今一度、お子さまとお母様とでお話してみるのが解決につながる近道?かと思いますね(*^^*)

 



はじめまして。


私の生徒さんの中に、通常のテキストは嫌だけど好きな曲は弾きたいという2年生の男の子もいます。


自分の好きな曲をやっている時には、私(指導者)やご父兄が「練習しよう」と言わなくても自分でピアノに向かっているそうです。そして、レッスンでも難しいと思っていた課題もしっかりとおさらいをして来てくれます。


お子様が将来的に音楽の道に進む事を考えていないのであれば、お子様の好きな曲を弾かせてあげるのが宜しいかと考えます。テキストでなくても学ぶ事は沢山ありますからね。


もし、テキストは「ぴあのドリーム」「バーナム」を使ってやりたい・・・と仰るならば、お子さんが興味を持つ指導の仕方をされている先生をお探しになるのも一つの考えです。


ドリームをお使いであれば、コードネームを同時に教えてあげて、曲に興味を持たせていくというやり方もあります。


お家での練習に対しては、自分で目標を持たせることも大事です。
チャレンジシートや練習カード・ビーズカウンターなどを使い、練習できたら自分で進めていく・・・と言う自主性を育てていく方法もいいかもしれません。


色々と書きましたが、周りがどうこう言っても、本人がやる気にならないといけないのですからね。
ピアノが嫌いではないのでしたら、まだ間に合います。
「音が苦」にならないようにしてあげたいですね。

 



こんにちは、菅原真美と申します。私もそういうお子さんをたくさん見てきています。
ご相談の方は、お子様が与えられた課題の練習をしなくてお困りのお母さんなのですね。
練習しないと上手にならないよ、とも言い聞かせておられるとのこと。お子様に向き合っておられる事自体が素晴らしいと思います。文章からも、安心できる環境でのびのび成長されていることが感じとれます。


おうちの方々が今すぐにできることは、お子様が弾いている曲をどんな曲でもたとえどんなに下手でも、肯定的な言葉掛けで見守ってあげてくださいね。たとえば「前より上手になったねー」とか子どもが嫌いそうな練習曲でも「その曲面白いねー」とか「素敵ね。お母さんは好きだわ」と興味を持ってあげてください。


さてそうしておいて次の方策です。
お母様は心の中で密かに、いつ頃にこうなって欲しいという姿をはっきりとイメージをされていらっしゃいますでしょうか。具体的にしかも素晴らしく立派な姿は高望みかなと遠慮されているかもしれませんが、1年後5年後10年後…とはっきりイメージをもたれるといいと思います。心の中で想う分には自由です、是非大きな夢をどうぞ。これが案外効き目があるのです。


そして次にお子様に、ピアノコンサートや友人の発表会やパソコンで動画などでもいいので、いろいろな演奏を機会あるごとに見せて聴かせてあげてくださいね。
その上でどういう風になりたい?と質問してあげて目標をはっきり持つようにしてあげてください。
ただし「だから今練習しなさい」と言ってしまってはやっぱり練習はしませんよ。その時になんと話すか…
それは


「どうしたらなれるかな。いつごろ何をしたらいいかな。今日はどうしたらいいかな」というように計画が立てられるように、そして自分から進んで練習していると思わせるような誘導をお願いします。
自分でやろうと思ったこと目標を決めたこと、自分で方法を考えたこと、そしてやってみた小さい一歩が成功したら、脳の中で自己報酬の物質がでるのです。
そうすればこの脳内サイクルか回り出して、だんだん習慣がついてきて、気がつくと上手になっていますよ。


否定せず指示せず、お母さんの心の中のイメージだけはしっかり暖めて気長に見守りましょう。 
もしもそれを本人にお伝えになるならば、「お母さんはあなたがこういう風になったら嬉しいな」ぐらいにとどめて、だから練習しなさいとは決して言わないでくださいね。


ペース・メソッド竹内教室



その子の好きな曲を先生に簡単にアレンジしてもらってレッスンに取り入れてもらってみて下さい。
例えば今ならアナと雪の女王の曲やジブリの曲やまたは学校の音楽でやってる曲などです。
それを弾けるようになりたいと言う思いから練習するようになります。
それに付けたし程度でドリーム バスティンをやり、だんだん練習が出来るようになったらその割合をかえていけばいいと思います。
実際私の生徒さんはそれでうまくいきました。



小学一年生なら、特に「練習嫌い」なわけではなく、「あきっぽい」わけでもなく、よくあることだと思います。
たぶん今取り組んでいる曲が難しくなってきて、ちょっとやる気が出ない時期なのではないでしょうか。


こういう時は「練習しなさい」と何度も言ったりするより、好きな曲を弾いている時に「あら、いい曲ね、上手になったわね」と褒めてあげる方がいいと思います。
焦らずにそっと応援してあげて下さい。


私の教室では、そういう時には教本から離れて、生徒さんのやりたい曲を選んで弾いてもらうようにしています。
流行りのJポップやアニメの主題歌なども、何でも受け入れて、生徒さんのレベルに合わせた編曲で楽譜を作ってプレゼントします。


たいていの場合、好きな曲だと別人のように熱心に練習するようになります。
好きな曲とは言え、かっこいい部分はたいてい難しいのですが、そういうところも練習すればできるようになるということが、自信に繋がり、一曲仕上げて教本に戻ると、前よりやさしく感じられるようになっていると思います。
ご指導されている先生に頼んでみてはいかがでしょうか。


mimiピアノ教室
 小池巳美





 


ウシ・タイプ

(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)


ピアノレッスンに通わし始めた、スタートの時点が拙かったのではないでしょうか。
私は生徒の親御さんに「食事の時間が決まっているのと同じように、練習時間をお子様と相談して決めて、決めた時間には必ず練習すると約束させてください。もし約束の時間に練習しなかたら、お子さんにペナルティーを与えてください」と伝えます。
ペナルティは家族それぞれ異なるのは当然です。

初歩の段階では年齢によって異なりますが、幼稚園、小学校の低学年であれば、1回の練習時間は10~15分が限度です。
もう少し練習したいと云っても、断固として一旦止めさせ、30分以上の後練習させるように、親御さんに厳重に告げます。

「親としてはお金を出していることだし・・・云々」とありますが、お子様は親御さんのそう云う思いを敏感に感じとり、ますます反発して練習しなくなると思います。

嫌々練習しても、勉強しても決して上手になれないし、身に付きません。
以上のことを踏まえて、真剣に親子で相談することをお勧めします。

ちなみに私の教室では、幼稚園、小学低学年の生徒でも3~4年でバッハのインヴェンション(2声)を全員弾きこなすようになります。



ピアノは人間教育の大事なものを全て含んでおります。
ピアノと上手く付き合うことができるようになると、
確実に学校の成績や、学校での活躍に結びついていきます。
中学に入るとその結果が出ます。
20年以上教えていると、ピアノに向かう姿勢で
その生徒さんがどの高校に入るかまで推測できてしまいます。
だから、小学生のうちに問題ありの生徒さんに対しては
レッスンを中断してでもお説教、人生の大切なことをお話し
しております。

まずは頑張ることの大切さ。
それをピアノで身につけないといけないと思います。
これは親御さんが教えないといけません。
たまに何も言わなくても頑張る生徒さんもいらっしゃいますが、
ごくまれです。頑張る力は育てないと育ちません。
どうやるかは親御さん次第です。
ただ、強引にやらせても失敗します。

少しでも頑張ればほめる。
頑張ると気持ちいいということを実感させる。
ノート作りをして、頑張った分シールを張ったり
感想を書いたり、それに対してお母さんが激励の
言葉を添えたり・・・。

また、目標は大事です。
今ついている先生はコンクールとか発表会とか
熱心な先生でしょうか?
半年に一度は何か目標となるものを設定し
発表前の2、3ヶ月、とことん頑張る時期を作るのもこつです。

それから教本が少ないような気がします。
セオリーやソルフェージュ、
またお楽しみの曲も加えた方がいいと思います。
低学年のうちはポピュラー曲、
高学年になるとジャズ曲など加えてもいいかと
思います。

いかがでしょうか?


千葉県 CHOJI音楽教室 



練習をしない生徒は、上達が遅いのはあたりまえですが、なぜ練習しないのか、練習しないとどうなるのか、ゆっくり話してあげることからはじめてください。

ピアノをきらいではないようですので、興味を示している曲を教えていただけるように、先生と相談するのも良いと思います。また、先生とはそういう問題を受け止められなければいけないと思います。


そのうちに、発表会などで上手に弾きたいという自主性が芽生えてくるかもしれません。いやいやでも練習して結果が出たときに、変わっていくと思います。学校の勉強でも同じですね。まだ1年生ですから、楽しいと感じてレッスンできれば、通うだけで変わっていくはずです。また、他人の演奏を聞いて自分も弾けるようになりたいという気持ちが出て、やる気になる場合もあります。


お母様が一緒に勉強するのも手ですね。






ネコ・タイプ

(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)


まず基本的な考えとして、「練習が大好き」な子どもはいないというところを押さえていただければと思います。

「たくさん練習をしてくる子」を見たり、生徒から話を聞くと、家での練習を「義務感」でやっていなかったり、先生に教えてもらった練習方法でやってきたら、苦労していたところが弾けたという経験をしていたり、ピアノが大好き!!という強い気持ちがあるこだったりします。

お嬢さんはこういうタイプではなく、ごく普通の生徒さんでしょう。

以前、似たようなタイプの練習しなくて親御さんが頭を抱えている生徒が来ていましたが、残念ながらこの子はやめてしまいました。

ご参考までに、なぜ彼女がやめてしまったか、という理由を書いてみました。

・好奇心が強いが、ややあきっぽい性格

・読譜はゆっくりならできるが、両手を合わせるのが面倒だと思っている

・学校の宿題についても、取り掛かりが遅く時間がかかる。面倒なことを避けたい

・なんでもできる優秀な兄弟がいて、その兄弟はピアノを習ってはいないが、そこそこできるので親が比べてしまっている

・家でのピアノの置き場所がリビングで、お父さんが帰宅したあとは音を出せない(練習できない)本人は好きな時に弾きたかったようだが、お父さんがテレビが見られないのでいやがる。お母さんも、仕事で疲れて帰ってくるお父さんに強く言えない

・お母さんが真面目すぎるほど真面目。「練習させなければ先生に悪い」「月謝を払っているのにもったいない」という気持ちがどんどんお母さんを追い込んでいった

私はこの生徒に、「初見の力」をつけようとレッスンしてきました。練習できなくても、楽譜を読めれば、3年生以降のリコーダーや音楽の授業で楽だと考えたのです。

この生徒が辞めた理由は、

「お母様が追い詰められてしまった」

ことでした。

おそらく、練習方法や声掛けの方法は、ほかの先生からアドバイスがあると思います。私からは、

「お母さんはあと数年耐えてください」

とお伝えします。厳しいかもしれません。でも事実です。
せっかくはじめたこと、続けさせたいのであれば、辛い時はあっても待つしかないときもあります。

 



私の生徒さんにもピアノは好きだから
続けたいけれど、練習はしないでレッスンに来る
という生徒さんが数人みえましたが、
心を鬼にして、保護者の方に
「ピアノというお稽古事はスイミングや
書道と違い、お家の練習無しでは進歩しない
お稽古事ですので、練習がしていないと、
教える側としても、お月謝を頂き辛いですので
練習をきちんとするように心掛けてください。」
とメールをしました。その結果
きちんと練習してくる生徒さん、
辞める生徒さんに別れました。
厳しい言い方ですが、練習しないで
レッスンに通っていても、お月謝を無駄に
しているだけだと思います。
私も練習した回数だけシールを貼ってくる!
とか色を塗ってくる!とかいろいろ試しましたが
そのお子さん次第でしょうね。

私自身、母親の立場としては、練習しないでレッスンに
通うのは先生に対して失礼だと思いますし、
その反面講師の立場としては、お月謝を頂いているのに
全く進歩しないと、保護者の方に申し訳ないという気持ちです。

お子さんも一年生でしたら、もう理解出来ると思うので、
今一度話し合い、練習をしないなら、レッスンは
辞めるしかないよ!
というべきかもしれませんね。

あくまでも私自身の意見ですので、
お役にたつかどうか
しかし、昔では当たり前の事が、今は昔と全く違い
私もレッスンで悪戦苦闘しておりますので、
ついつい厳しい事を言ってしまいました。
気を悪くされてしまわれましたら、申し訳ありません。

お子さんが「きちんと練習をするから、
このまま続けさせて!」と言ってくれ
実行する事を願います。



こんにちは。
若輩者ながら少しでもお役に立てればと思い回答させて頂きました。

基本的に練習しない理由はだいたい5つあると考えています。

1)今弾いてる曲が楽しくない
2)どう練習していいか分からない
3)やるべき課題はたくさんあるけど、本人の中に上達するヴィジョンが見えていないので「ここまででいいや」と満足してしまってる
4)本人の中でピアノの優先順位が低い
5)好きじゃない

お話からすると、娘さんの場合は1・2・4が原因かと思われます。


【原因が1・2だった場合】
もしかしたら娘さんにとっては今使っている教材が難しい可能性もありますが、好きな曲は楽しんで問題なく弾けているのならとりあえず要求されている課題はゆっくりペースながらもこなせていると思われます。
しかし飽きっぽいところもある…ということで、今の教本に飽きてる可能性も…笑
ピアノが好きかどうかより「この教本は好き?」と教材に興味があるかは聞かれましたでしょうか?教材を変えるだけで練習したりというのはけっこうあります。
音楽というのは楽しくなければやる意味がありません。導入期の曲というのはどうしても音楽性が求めにくいものも多いので、習ってる子供にとってはつまらない部分も出てきます。全部が全部ステキな曲ばかりともいかないのですが、あまりに興味がない曲が多いなら、教材が合ってない可能性も。

よって、まずは先生にご相談してみてください。
「家で練習しないのですがどうしたら練習するようになりますか」と聞いても失礼なことはありません。そうすれば教材を変えるとか興味のありそうな曲をピックアップするとか、練習してもらえるような新たな一工夫を先生もされることでしょう。
また「家で練習しないのでレッスンでもちゃんとしてるか、一度レッスンの様子を見てみたい」と申し出てみるのもいいかもしれません。レッスンの様子が楽しそうであれば、とりあえずは良しとするのも有りかなと思っております。


【原因が4の場合】
質問者様としては、ピアノの優先順位を上げてほしいわけですよね。
でしたら練習しなさいというより「○○ちゃんのピアノ聞かせて」とか「今日はプチ発表会をしよう」と言って、子供さんにピアノを人に聞かせる喜びを味わえる場を作ってみてはどうでしょうか。

また、練習を習慣づけるように毎日のおけいこカードを作ってシールを貼るなどして遊びの要素を取り入れるのも楽しく練習できる方法かなと思います。

練習が楽しかったり、ピアノを弾くことで大きな喜びが得られると分かれば自然と優先順位は上がってきますので。

ただ、たくさん弾いてる=講師の望んでいる課題をこなす練習に繋がっているとは限りませんので、たくさん弾いてる=すぐに上達に繋がる成果を望むと、すれ違いが起きると思われます。この辺りはご留意を。

あとは講師の先生にお任せして、辛抱強く待つしかないと思います。私も好奇心がある方だったので飽きっぽい所があるのもよくわかります。あきっぽいというか、興味のあるものが次々出てくるので、優先順位があるのですね。(ピアノの優先順位は常に高くはありましたが他のことは全然でした)
なのでピアノまで順位が回ってくるまで待って、お子様が自ら練習に臨んだら「素敵なピアノだったね」「なんて曲?お母さんに教えて」と褒めちぎったり子供に教えて教えてとねだってみると、けっこう子供は得意げに弾いてくれるようにもなります。

小学校に上がったばかりで授業で疲れていることもありますし、新しいことをどんどん見ていろいろなものに興味津々な時期でもあると思います。
小学校で徐々に宿題をするとか決められたことを決められたようにすることを学んできますので、2年生になるまでは様子見をしてみるというのも1つの手かなと考えます。
好奇心は将来的に豊かな音楽性を育む大切な要素となりますので、音楽以外のことに触れることもまた音楽を学んでいると割り切って待ってみてはいかがでしょうか。

いずれにせよ、原因が1~3にあるのであれば家で解決することは難しいので、先生にご相談してみるのが一番かなと思います。

質問者様とお子様が楽しいピアノライフを送れますよう、ご参考になりましたら幸いです。


YKピアノ音楽教室






犬・タイプ

(真面目で親しみやすい先生からの意見)


過去のピアノを教えてきた経験から

やはり、自分から練習するタイプの子、親に言われて素直にする子

ピアノは好きだがどうしても練習するのが苦手な子、いろいろな

タイプのお子様がいると思います。

「練習をきちんとしたらなにか御褒美がもらえる」ということ

で練習する子であれば、そのような方法もつかっていいかなと

思いますが、それは子育てをするうえで正しい方法なのかどうなの

か迷うところです。

また、好きな曲を弾かせたら練習するかと言えば、それも

難しいかと思います。


ピアノという習い事は家で練習してこそ成立する習い事だと

いまでも思ってはおりますが

しかし、一週間に一回しかピアノを弾かない生徒でも

こどもの力とは不思議なものでだんだんと弾けるようになっていく

ものだと最近かんじるようになりました。

ただ、やはり、進み具合がゆっくりなものですからもどかしい点も

お母様にはあるかと思います。

でも

子供は信じられないほどの速さで大きくなるものです。

大人になったときに

「なんでピアノをやめさせたの?わたしはピアノが好きだった

のよ」といわれてもつらいと思います。

もし、娘さんが辞めたくないというのであれば

もう少し様子を見て、それから決めてもよいのではないでしょう

か。

一年生はまだまだ小さいですから。



練習嫌いの子供の悩み・・・これで解決という方法があるなら私も教えて欲しいです!!しかし、先生としてはほっておくわけにはいかないのでそのたび毎に考えています。

なぜ練習しないのか。考えられるのは
1) 譜読みが苦手
2) 何を練習するのかがわからない
3) 頑張って、その先に何があるのか想像出来ない

なんて事が思いつきます。
1) ;が原因であるなら、簡単な事ではないけれどそれを克服する指導をすればいいと思います。
2) が原因の時は子供とのコミュニケーションが上手くいっていないです。来週までに何をしてきて欲しいのか、その子に分かる伝え方を工夫します。
3)が 原因の時は、何かゆるめのコンクールに思い切って出してしまうのものありかと思います。
上手な人がどれだけ努力をしているのかを知る機会になれば良いと思います。

それのどれでもなくて、ただ、コツコツが苦手の子供の場合は・・
レッスン代の無駄なのでやめさせるという選択も仕方がないと思います。
ただ、辞めてしまえばゼロになってしまうわけです。
歩みは遅くても「これが出来るまで続ける」等、信頼出来る先生と相談しながら進めていくことが出来きるのなら、それも有と思います。

いずれにしても、先生と出来るだけたくさんお話することだと思います。
先生はどの生徒も出来る限り大きく伸ばしたいと考えています。
お話する中で、新しい気付きがあると思います。


名瀬ピアノ教室



練習嫌い・・・難しい問題ですよね。
でも、くじけてしまいそうな女の子のお気持ちよくわかります。

ピアノは他の習いごととと違って(たとえば・・サッカーや水泳)毎日お家でコツコツとやらなくては上達しないので、大変ですよね。
コツコツ練習しても、1週間での進歩は少し・・
でも、そんな地道な積み重ねで素敵な曲が弾けるようになるのです。

私のお教室では、ピアノ練習カードを作って、小さいお子さんには使っています。毎日、練習したら、色塗りできるようになっており、1日も休まず一カ月練習出来たら、小さなご褒美をプレゼントさせてもらっています。
ほんとに、小さなプレゼントですが、励みになるようです。
まずは、5分でもいいので、毎日ピアノを弾く癖をつけてはいかがでしょう??

「ぴあのどりーむ」と「ばーなむ」を使ってみえるとのことですが、あまり、その2冊には小学生のお子さんが最初から知っている曲がのっていないような気がします。
いつも生徒さんを指導していて思うのですが、知っている曲を弾ける!!というのは、小さなお子様にとってモチベーションがあがることのようです。
今は、沢山の楽譜が出版されており、子供用が弾けるように簡単にアレンジされた楽譜も沢山あるます。
例えば、ディズニーの曲や、ジブリの曲・・のように知っていて楽しい曲を、先生に相談し、弾かせてもらったらいかがでしょうか?
好きな曲が一曲ひけるようになれば、またピアノを練習したいと思ってくれると思います。

「ピアノが嫌いではない」という気持ちを大事にしてあげ、少しでも、ピアノが好き!!楽しい!!と思ってもらえるように、練習していけたらいいいですね


かなえピアノ教室
野呂 加奈江



確かに専門でなければ、日課のように練習に取り込む子は少ないと思います。手応えが感じられると子供も喜びますから、練習の過程で成果を聞いてあげれば子どもさんもハリキッテ練習すると思いますよ。





 


フクロウ・タイプ

(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見)

幾つかポイントがあるように思います

①レッスン用の教材がつまらないのが大きな原因かと考えられます。教材の変更をすると気持ちが変わる可能性があります。

②練習しなさいは良くない助言かと思います。
お母さんは~ちゃんのピアノ聞きたいなとかピアノの音を聞いてると心が落ち着くなとか~ちゃんピアノ上手になりそうねとかetc.

③お母さんが同じ曲を弾いて見るとその曲が面白いかつまらないかが分かると思います。なぜ練習しないかは案外そのような曲が子供の心をひきつけていないのが分かり、その気持ちを共有出来て練習しなさいとは言えなくなると思います。担当講師に曲が他にないかどうかをお聞きになっても良いかと思われます。






 


シマウマ・タイプ

(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)

バーナムもぴあのどりーむもとても使いやすい教材だと思います。
ぴあのどりーむは、生徒さんにとって、
面白くない曲もありますし、時々難しい曲もありますが、
また少しすすると楽しい曲になるという、特徴がある様な気がします。
辞めてしまうのは、簡単ですが、それでは何をやっても長続きしない子供さんになってしまいます。
長い目で見て差し上げてください。
私のところでは、この教材の途中で辞めた生徒さんは、
今のところはいませんよ。
あと、好きな曲は弾かれるのですね。
遊び弾きと、私は言っていますが、
耳で聴いて弾くので聴音の練習にもなるしとても良い事だと
思います。
どうかピアノ楽しんで、続けてくださいね。






その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)


ちなみに自分のタイプは、ライオン・羊・キリン以外のすべてをミックスしたタイプだと思います^^;


自分自身も含め、自らピアノに向かって一生懸命に練習する子どもってそうそういないと思います。それでも、続いているのはピアノを弾くことが嫌いではないからなのです。
大事なことは達成感を感じさせてあげるということではないでしょうか? これだけ練習したらこんなに上手になった、という経験値が高まればより練習にも身が入ると思います。
いずれにせよ、幼児~低学年のお子さんの場合は、ご家庭の協力が必須です。
お子さんは一人一人違いますので、どの方法が有効かはわかりませんが、これまで私自身が実践して有効だと思える方法をいくつか挙げておきます。

1、自分のお年の数は練習しましょう、というお約束をする。
2、子どもが弾きたいという曲を弾かせる。⇒最近は、「Let It Go」を自分で編曲して楽譜を作り生徒に渡しています。もちろん著作権について調べてから行っています。
3、練習方法を具体的に表などに書いて渡す。⇒これは、最近小学2年生の子に抜群の効果を表しました。 具体的にどの部分を何回練習するかを簡単に楽譜に書き込んだりは良くしていますが、別紙の表を作ってあげて、練習した回数を「正」の字で書き込むようにしたら、とてもモチベーションが上がったようです。
4、使用する教材を替える。⇒個人的には一つの教材・メソッドを使用しているわけではないので、その子に合わないなと思ったら、教材を替えます。メソッドや教材に子どもを合わせるのではなく、子どもにあったメソッドや教材を探して来て与えるという柔軟な対応をしています。(これは、先生とご相談かと思いますが)

相談者のお母さまも。先生とご相談されたらいかがですか? 子どもは、本当に一人一人が違いますので、私が挙げた対応では十分ではないことも十分考えられます。お子さんを毎週見てくださっている先生にアドバイスをいただくのが一番の近道かも・・・とも思うのですがいかがでしょう?
いずれにせよ、お子さまが楽しくピアノを続けられるよう願っております。

PIANO  LESSONS WITH MIYUKI WILLIAMS』 千葉県