Q&A: 先生、何年で”エリーゼのために”が弾けるようになりますか?

ピアノを習っているお子さんやそのご父母、そして大人のピアノ学習者の方には、ピアノ・レッスンやピアノ教室に対して疑問や悩みが少なからずあります。当サイト登録のピアノ教室運営者、ピアノ講師が、その疑問、悩みに答えてくれます。

2016年6月







Q: 先生、何年レッスンを受けたら”エリーゼのために”が弾けるようになるんですか?



上記は保護者からの質問。生徒(子供)は特にその気はないが、保護者が弾かせたい思っているケース。

以下はその生徒(子供)たちの属性。


・性別:女の子 
・年齢、学年: 小1~小3
・学習年数:習い始めたばかり~数年
・使用教材:「エリーゼのために」が含まれる曲集、初級教則本
・学習状況:初歩(両手がやっと)、活発で目立ちたがりや。






A:ピアノの先生の回答  (先生のそれぞれの立場とタイプから回答)

ライオン・タイプ
権威的、きびしい先生の立場からの意見
フクロウ・タイプ
(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見)
馬・タイプ
活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見

ウサギ・タイプ
(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)
ネコ・タイプ
(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)
ウシ・タイプ
(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)
犬・タイプ
(真面目で親しみやすい先生からの意見)
クマ・タイプ
母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見
シマウマ・タイプ
(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)
羊・タイプ
平和的でおとなしめの先生の意見
キリン・タイプ
のんびりした先生からの意見
  その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)






ライオン・タイプ

( 権威的、きびしい先生の立場からの意見)



フクロウ・タイプ

(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見


この女の子の進捗状況であれば、おそらく少なくとも3年以上はかかるでしょう。
私の教室では初級教則本は、3~4歳児であれば1年以内で終了します。例外的に2年で終了する生徒もいます。
「エリーゼのために」はオクターブの部分が多々ありますので、
生徒の生長度合(手の広がり)によって、弾かせる時期が異なります。
従いまして、あせらずに余裕をもって弾けるようになるまで待つべきだと思います。
無理に弾かせようとすると、満足に弾けずピアノそのものを嫌いになる可能性が”大”だと懸念いたします。
”音楽は音我苦にあらず!音を楽しむもの!”


藤田音楽教室(藤田将利)




弾くとは、どういうことを言うのかのレベルにもよります。
ただ、単に音を弾くだけなら半年もあれば十分です。
が、自力で音符を読み、更に音楽的に弾くには、いろいろなテクニックもつけないといけません。そのための訓練は2~3年は必要ですし、音符をスラスラ読んでいくにも1年はかかると思います。
年齢的にも、音楽的表現をするには、小学校高学年にならないと難しいと思います。
また、本人のやる気があまりないなら、集中力がつく高学年以上になる必要があると思います。




馬・タイプ

(活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見)


お子さんの進み具合にもよりますが、オクターブもないので比較的小さなお子さんでも弾けますが、テクニックや感性の事を考えると、3年生以上がいいと思います。コンクールでは、高学年の課題曲に指定されます。ピアノをならったら一度は弾きたいですよね。

ミッキーYMミュージック



本人が弾きたいと望んでいるなら2年で弾けるようになります。

本人の意欲が大事なので、まずは意欲付けでエリーゼのためにをお母さんが弾いたり、CDを聞かせる機会を作って本人の気持ちを引き出してあげてください。

小一の場合は指が弱かったりするので、2年半くらいかかりますが、小3なら、意欲さえあれば習い始めてから1年半あれば弾けます。

お母さんはいつごろひいてもらいたいですか、それに向かって計画的に準備していきましょう。


ぽこ・あ・ぽこピアノ教室

 




ウサギ・タイプ

(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)


エリーゼのためには、憧れる方が多いいっきょくですよね。そして「先生、弾いて!」といわれることも多いですよね。 弾けるようになるねは、個人差がありますよね。 本人が この曲を弾きたいと言う気持ちがあれば はやいとおもいますが、いかがでしょう? そのような気持ちが今はないとしても、活発な性格のお子様ですから、ピアノを弾けるのは すごいこと、自信を持てることと感じるようになると 進み方も早くなると思います。親子で エリーゼのためにの入っているCDを聴いてみたり、演奏会に出掛けてはいかがでしょう。お子さまのスイッチが入るかもしれません。そうしたら、エリーゼのためにまでも、近づくと思いますよ。

 



ご質問ありがとうございます!
お母様は、娘さんに「エリーゼのために」を弾いて欲しいと思っていらっしゃるのですね。この曲は、ベートーヴェンのよく知られた作品の1つで、お母様の憧れの曲でもあるのかもしれないでしょう。
「何年レッスンを受けたらエリーゼのためにが弾けるようになるか」への答えですが、残念ながら、今から1~2年での修得は難しいのが現状です。娘さんは、最近やっと両手での演奏が出来るようになりましたね。まずは、「今出来ること」を私は誉めてあげたいです。その上で今必要なのは、たくさんの両手での小品に慣れることです。「エリーゼのために」は、指の開きも大きく、右手も左手も音を拾いづらいのが特徴です。今から練習することも可能ですが、活発で色んなことに興味津々の娘さんには、長丁場の学習は飽きてしまうかもしれませんね。
けれど、目標があることは、とってもいいことです。「エリーゼのために、お母さんとても好きな曲なの。あなたに弾いてほしいなぁ。」とお母様のお気持ちを素直に娘さんに伝えてみてはどうでしょうか?大好きなお母様のためなら、娘さんもピアノの練習に精を入れ、エリーゼのためにを目標にしてくれるかもしれません。
そうすれば、1年で両手での練習に慣れ、2年目でエリーゼのためにを開始。3年目には、発表会で弾けるくらいに習得できるかと思います。私も勿論、工夫を凝らして、エリーゼのためにを早く弾けるよう、選曲していきますね。がんばりましょう!



「エリーゼのために」は耳慣れた曲で、よく聴くフレーズは右手左手それぞれ単音のイメージがあるので比較的簡単に弾けると思われるかもしれません。
しかし中間部の指の動きをスムーズに弾けるようになるのは習い始めて約4~5年でしょうか。右手はオクターブ届かないと少ししんどいので、手の大きさを考えても小学校中学年くらいがちょうどかな、と思います。
お子さんが弾きたいという意思が強いとその限りではないのですが、弾かせたい、という想いに応えられるようになるには4~5年必要かと思います。


いしだピアノ教室

 





ネコ・タイプ

(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)


こんにちは。ご質問の回答ですが、「何年レッスンを受けたら弾けるようになるか」ではなく、「何年でどう弾けるようになりたいか」かなと思います。

ピアノを同じように始められても、お子さんの得意不得意や性格によって、進度は非常にまちまちです。うちの生徒さんでも、同じ年齢で同じくらいにピアノを習われて、どんどん先に進みたがって、毎回ものすごい数の予習をして、意欲的に練習してくる生徒さんと、とりあえず最低限の練習をこなして、のんびり進んでいる生徒さんと、どちらが悪いということではありませんが、進度の差は歴然です。


また、エリーゼのためにを原曲できっちり弾きたいのか、それとも簡易バージョンの楽譜で満足なのか、ある程度形になっていればいいのか、素敵な演奏がしたいのか・・・

それによっても変わってくると思いますが・・・とりあえず原曲をきっちり、という想定で、一般的にお答えすると、
かなり意欲的で相当進度の早い生徒さんでも、今小学校低学年でしたら、最低3年くらいはかかるかと思っていいかもしれません。
逆に、ぼちぼち続けている生徒さんでしたら、10年経っても弾けるようになるか分かりません。
初めの有名なところは比較的簡単ですが、あまり知られていない中間部は速いパッセージも出てきますし、きっちり弾くには中級レベルくらいの曲だと思います。


これらが目安とは思いますが、あとはご本人のやる気次第ですこればっかりは、ご本人が意欲的に練習をするほかありませんので・・・
ピアノの先生をされている方で、エリーゼのためにがまともに弾けないという先生はいないと思いますので、先生のレッスンの問題というより、やはりご本人の意欲、進度次第と言えると思います。





「エリーゼの為に」を弾きたい子は多く、完璧に弾くには4.5年かかります。
なので、私はその子の個性を、生かしたレッスンをしたいと考えています。
今時はアレンジもいろいろ出ており、それらしく弾くことはすぐできるようになります。
ベートーヴェンの譜面どおり完璧にとゆうのが、初歩の彼女にとってプラスになるのかは疑問です。
多くの方がおっしゃる、好きな曲とゆうのは=好きなフレーズで、その部分がいかに素晴らしいメロディーに聞こえるか。とゆうことだと思います。
その曲そのものに執着することで、多くの時間と可能性を奪われてしまうので、私はその曲の弾きたい部分を大切にしながら、技術面の進歩も進めていきたいと考えます。

弾きたかったその曲からどんどん発展したら、こんなHappyなことはないですよね^o^

城居裕貴(しろいゆき)




 


ウシ・タイプ

(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)


何年習えば弾けるようになるかは個人個人の練習に向かう姿勢や努力、理解力、器用さ、頭の良さなどによって全く異なるので目安を出すことは難しいです。
つまりとても素質があり、練習する気持ちがあり、絶対に弾きたいと思ってやれば一年位で弾けるかもしれませんし、家での練習を殆どやらずピアノが嫌いでレッスンの時だけピアノを弾くならば何年習っても弾けるようにならないでしょう。
エリーゼの為にはそれほど初歩の曲とは言えないので、きちんと弾くにはそれなりの技術を必要とします。
私の生徒の場合は真面目にきちんと練習してくる子でも四年くらい掛かる場合が殆どです。
きちんと弾けるか何とか最後までたどり着くというレベルで弾くかによっても違うのでそのお子さんを教えていない私には何とも言えませんが、今の段階で両手がやっとであればこれから一年や二年では無理ではないかと思います。


ブリランテピアノ教室





犬・タイプ

(真面目で親しみやすい先生からの意見)



保護者様からのご質問の場合は、お子さん(生徒さん本人)の気持ちからではないので、保護者様の音楽的背景によってそれぞれお答えします。

・ピアノを習ったご経験のある保護者様の場合


「ご自身が習っていた時はどれくらいの年齢でお弾きましたか?」というご質問をすると、大体の保護者様が「う~ん、確かに今のこの子のレベルですぐは無理ですよね」と自己解決なさいます。
それから、ただ楽譜どおりに弾くことと表現をつけて弾くことは違うので、相応の表現力がついてから弾いた方が楽しめるのでは?とお伝えしています。もしも保護者様にとって思い入れのある作品ならば、きちんと弾けるようになってから取り組んだ方が、ご家庭が円満だと思いますので、そのようにお伝えしています。
小学校低学年の女児の方ですと、進度がとても速いお子さんと
そうではないお子さん、両極端にいらっしゃるので「何歳までに弾ける」というような言い方はしないようにしています。

・ピアノを習ったご経験のない保護者様の場合


《エリーゼのために》の楽譜を一緒に見ながら、この長さの曲を弾くには、まず指の力をつけないといけないこと、オクターヴが届くくらいの手の大きさになってからの方が豊かな表現ができるようになること、などをご説明します。
楽譜が読めない方でも、音と音の開き、和音の部分、臨時記号などを具体的に示してご説明するとご理解いただけることが多いように思います。
その上で、教則本に沿ってレッスンしていけば順番に弾けるようになります、とお答えしています。

・ご説明しても「どうしても次の発表会で弾かせたい!」とおっしゃった場合

この場合は、完全版のレベルにはまだ達していないことを強調した上で、簡単にアレンジした楽譜をご案内することもあります。私が編曲した楽譜を発表会用としてお渡しすることもありますし、店舗でご購入をお願いすることもあります。


弾きたい時に弾きたい曲に取り組むのを禁止する気持ちは全くないので、生徒さん自らが弾きたいとおっしゃった曲は、多少レベルにそぐわなくても、一度は挑戦していただく姿勢でおります。


エムジック音楽教室

 



何年レッスンを受けたら、とは一概に言えませんが、小学生高学年になるまで待たれるのが望ましいと思います。
理由を少し挙げますと、
♪途中 ヘ長調に転調している部分に32分音符が現れます。
速いパッセージを美しく奏するためのテクニックが必要です

♪オクターブ離れた音が随所に出てくるため、オクターブが届く位まで手の成長を待ちたい。
♪恋に落ち、楽しい時間を過ごすも、相手は貴族の娘、叶わぬ恋に終わる、等の感情がなんとなく理解ができる年齢。


それぞれ成長には差がありますので、いつ、とは難しいですね。


森本亜紀
寝屋川太秦 森本ピアノ教室




テクニック本
バーナムであれば3ぐらい。

ブルグミュラー中盤ぐらい。


何年という年数ではなく、
どのくらい練習を積み重ねて、
どのくらいのテクニックが身についたか?
というところでの見極めでしょうか。


発表会などで弾く場合は時間をかけて
取り組みますので、普段のレベルよりレベルアップして
選曲もします。
ただ、やったことのないリズムやスケールなどが多いと未完成になってしまいますので、そのあたりの見極めは必要だと思います。




まず目標を立てること。何年で弾けるかよりも何年後に弾いてみようと考え方を変えること。これは長期目標。そこから逆算して短期目標を立てること。いつ迄にテキストを終了する、1か月にいくつ合格させるなど。質問者のお子様の能力がわからないので何年という断言はできません。それよりも上記のような目標を実践することです。



エリーゼのためには、ピアノ学習者の誰もが憧れる名曲ですね。
ご質問の何年レッスンを受けたらというご質問に一言でお答えするのは難しいと思います。
毎日どのくらい練習をしているのかにもよりますし、どの位の完成度を求めるかにもよります。
私の経験では、一番短期間ではピアノを初めて習い始めて8ヶ月の発表会で弾かせたことがあります。(小2の女の子)
勿論素晴らしい出来ではありませんでしたが、弾ききりましたよ。
一般的にはある程度一生懸命練習するお子さんで、3年くらいではないでしょうか?
年長の終わりから始めた子で小3でエリーゼを使い、コンクール全国大会で入賞させたことがあります。
その子は良く仕上がったと思っています。
今、両手がやっとということですから、これから数年かかると思います。
まずは今の教本を毎日きちんと練習してこなしていき、基礎を身につけることだと思います。
エリーゼははじめの部分は比較的弾きやすいですが、中間部が難しいです。
是非頑張ってください。



我が教室ではかなり幼い頃からプロになることを視野に入れている生徒さん方と趣味と割り切って練習もほどほどという生徒さん方に分かれます。

一般的には幼稚園年長さんから習い始める生徒さんが多く、平均的には小学1年か2年生、遅くても3年生では既に「エリーゼのために」を発表会や普段のレッスンで弾けるようになっています。

それでも練習環境や本人の意思、センス等で個人差は大きく、早い生徒さんでは幼稚園年中か年長(5歳位)でしっかりと仕上げており、ピアノを始めたのが小学3、4年生と遅めで且つゆっくりと進める生徒さんは中1でした。

早く弾けるようになる為には、やはり基礎をしっかり教えてくれるご自分に合った先生につく、尚且つ普段の練習を頑張るしかないと思います。

黒須ピアノ教室






クマ・タイプ

(母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見)





 


シマウマ・タイプ

(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)


「エリーゼのために」は多くの方に親しまれている曲ですね。ですから、何年というほどの月日を経なくても、就学前のお子さんでも、最初から最後まで通して弾けてしまうことはよくあります。

それには、「ソルフェージュの基礎がしっかりついていること」、および「指の運動能力が伴っていること」等が前提になるので、「何年レッスンに通ったら弾けるようになるか」という質問には、一定期間、個別にレッスンさせて頂かない限り、明確に答えることは出来ません。

また、「レッスンの中でピアノを弾く時間より、毎日の練習で曲に接する時間の方が長い」訳ですから、ご家族の方の温かい励ましとご協力があると、子供さんの上達は目に見えて早くなります。

音楽の学習の中には、「楽譜通り弾く」ということに加えて、「どのように弾くか」という問題もあります。ですから、「早期に楽曲が弾けるようになる」ということだけが全てではありません。

5年、あるいは10年以上通った頃、突然開花する生徒さんもいらっしゃいますし、そのような方の演奏には、年数に裏付けられた「音楽性」が伴っていることが多いのです。「曲が作られた背景」や「作曲者の意図等について考える力」がついているからです。

私が日々切望していることは、「ピアノを学習されている方々には、自分に合ったペースで、コツコツと練習を積みながら、音楽の魅力を味わって欲しい」ということです。そうすることによって、「エリーゼのために」だけでなく、そのほかの数々の名曲に接する機会も、自ずと増えていくと思いますよ。


埼玉県 入間市 ウィステリア・ピアノクラス 佐藤 弓子






羊・タイプ

(平和的でおとなしめの先生の意見)


「何年というのは個人差が大きく、数字でお答えすることはできません。でももう少し頑張れば、出だしの部分だけでも弾けるようになりますよ。」


エリーゼという有名な曲までいけば、ある程度ピアノが弾けるようになったという親の満足感、達成感があとどれくらいで満たせるか問われているのだと思う。

この曲の出だしの部分は、両手一緒の動きも少なく、その部分だけでも練習してみてもいいと思う。
又、他の部分は片手ずつゆっくり弾いて、
あぁこんなに難しい、もう少しかかりそう、と実感してもらうのも一つの方法。

エリーゼ以外の親の知っている名曲でもう少し易しいものを練習してみるのも一つのテだと思う。

このタイプの親はマイナーな曲ばかりだと不満がでる可能性あり。
上手に親の気持ちも満足させながら、急がず丁寧にゆっくりなレッスンを。







キリン・タイプ

(のんびりした先生からの意見)




その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)


子どもさんより、保護者の方が「エリーゼのために」を弾いて欲しいとのこと。

以前、似たようなケースがあったで、私の指導方法を述べさせていただきます。

まずは、保護者の方の思いや意見を聞きます。

・なぜ子どもさんがこの曲を弾けるようになってほしいのか。
・この曲が弾けたら、どんな気持ちになりますか?(保護者本人)
・この曲が弾けたとき、子どもさんはどんな気持ちになると思いますか?

保護者の願いや期待を、色々と組み取ってあげます。
そして、子どもさんにも色々と意見を聞きます。

好きな曲を弾きたい!という目標を設定させて、実際の楽譜を見せて、こちらで模倣演奏してみます。


「この指の動き出来るかな?」
「この音は何?」

色々とこちらから、質問していきます。


やはり、理想と現実にギャップがあることは、充分理解していただきます。


あえて、私は子どもさん本人や親御さんに
「この曲、いつ弾けるようになってみる?」
と、考えてもらいます。

「○年生(○才)になったら弾けるようになりたい!」

子ども本人に考えて決めさせてみます。


「それなら、こういう勉強が必要だね」と、
必要なテクニックの習得、楽典の勉強を中心にレッスンをしていきます。

やはり、「やりたい!」という気持ちが本人が強くなった時は、もの凄く練習もしてきました。


こちらが、いつになったら弾けると決めるのではなく、
本人に目標設定をさせることは、幼いときから習慣づけるのは大切だと思います。