Q&A: ピアノレッスンで、ソルフェージュはどれくらいの料金ですか?

ピアノを習っているお子さんやそのご父母、そして大人のピアノ学習者の方には、ピアノ・レッスンやピアノ教室に対して疑問や悩みが少なからずあります。当サイト登録のピアノ教室運営者、ピアノ講師が、その疑問、悩みに答えてくれます。

18年1月







Q:  ピアノレッスンで、ソルフェージュはどれくらいの料金ですか?



娘は6歳の女の子で、習い初めて1年弱です。「ぴあのどりーむ」とやさしく弾ける曲集を併用しています。同時に、ソルフェージュも見ていただいています。月謝は、ピアノ・レッスンで月に30分、7,000円で、それにプラスしてソルフェージュで4,000円です。ソルフェージュの時間は、毎回10分~15分ほどです。合計で月謝は11,000円になります。

先日友人に話したところ、その友人の子供が通うピアノ教室は、ソルフェージュも込みで、月謝が7,000円とのことでした。ちなみに、私が通わせている教室は、東京都心の郊外です。ソルフェージュの甲斐あってか、娘は初めて渡された譜面を自分で読んで歌うことができます。今はピアノがとても好きなようですが、私は娘にとってソルフェージュが本当に必要なものかどうかがわかりませんし、わたし自身は音楽大学に行って専門家になってほしいなどとも考えていません。

そんなことで、教室の先生方は、ソルフェージュを小さい子どもにとって必須のものとして考えていらっしゃるのかどうか、またソルフェージュの指導に関して料金設定をどのように考えていらっしゃるのか知りたくなりました。ソルフェージュ指導の一般的な料金がどれくらいなのかわからないので、質問させていただきました。よろしくお願いいたします。



A:ピアノの先生の回答  (先生のそれぞれの立場とタイプから回答)

フクロウ・タイプ
(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見)
ウサギ・タイプ
(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)
ネコ・タイプ
(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)

ウシ・タイプ
(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)
犬・タイプ
(真面目で親しみやすい先生からの意見)
クマ・タイプ
母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見
シマウマ・タイプ
(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)
キリン・タイプ
のんびりした先生からの意見
馬・タイプ
活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見
羊・タイプ
平和的でおとなしめの先生の意見
ライオン・タイプ
権威的、きびしい先生の立場からの意見
  その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)







フクロウ・タイプ

(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見



エムジック音楽教室です。お月謝の合計を拝見すると相場よりもやや高額かなというのが率直な印象です。

ですが、金額については先生のお考えやお住まいの地域の相場もあるかと思いますので、私からは「ソルフェージュ」が具体的にどのようなものなのかについてお話させていただければと思います。

ソルフェージュのトレーニング内容は、次のように分類できます。


【ソルフェージュ】

・初見演奏:初めて見た楽譜をその場で弾く。譜読みの速さと正確さを養う。


・新曲視唱:初めて見た楽譜をその場で歌う。音を鳴らさずに音の高さをとらえられるようにするトレーニング。


・聴音:聴いた音を楽譜としてあらわす。メロディを聴く、和音を聴く、両方の訓練によって「耳コピ」が可能に。


音大受験には聴音や視唱といった試験科目があるので、


「ソルフェージュ=専門家になるための勉強」


というイメージがつきがちですが、ソルフェージュの中身を知ると、実際は


「音楽への理解を深めるための普遍的知識」


であることがご理解いただけるかと存じます。ゆえに、ある意味どんな生徒さんにとっても必須のスキルといえるかもしれません。
ただ、それをわざわざ別の枠でレッスンする必要があるかどうかは、先生方のお考えによって異なる部分かと思います。普通に楽譜に接していれば、ソルフェージュも含めてのピアノレッスンになることが多いのではないでしょうか。

ちなみに当教室では、40分レッスンが基本です。「ソルフェージュ」とわざわざ銘打っているわけではありませんが、ソルフェージュ的な訓練もレッスン中に実施しています。


リズム打ちやドリル、視唱から始め、慣れてきたら聴音に切り替えることが多いです。特に小学校高学年以上になると視唱を恥ずかしがる生徒さんが多いので‥‥。また、聴音を取り入れない生徒さんでも、次の宿題の「予習」と称して初見演奏にトライしてもらう場面があります。

こうした小さなことでも、コツコツ続けると譜読みが早くなると実感しています。

そのため、ソルフェージュの追加としてお月謝をいただくのは、音大受験や保育士の方など、専門的な必要が生じた時のみ。
ピアノレッスンの時間には到底収まりきらないので、楽典や理論的なことも含め、きちんとお時間を充てています。

ご参考にしていただければ幸いです。

エムジック音楽教室

 




こんにちは。埼玉県入間市のウィステリア・ピアノクラスです。

私の教室では、「30分7000円~/月」という点では、現在通っていらっしゃるお教室と同じですね。

しかし、ソルフェージュ、実技などのレッスン内容に拘わらず、1回のレッスンが45分になった場合は、月額レッスン料を9000円~ということで、ご案内させて頂いております。

11000円/月というのは、「1回あたり60分の月額レッスン料」になりますので、実はかなりお得なのです。レッスン内容の時間配分については、個人に合わせて臨機応変にさせて頂いておりますが、これは、成人の生徒さんがお選びになることが多いコースです。

「音大受験生」ということであれば、ソルフェージュ課題も難しくなりますので、最低30分は必要になりますが、6才の子供さんで、しかも、専門に進む予定がないということでしたら、もしかしたら、そのその4000円/月のソルフェージュ枠は、必要ないのかも知れません。

ソルフェージング(ソルフェージュ)というのは、「楽譜をドレミで歌う」という意味で、広義では「音楽の基礎教育」のことを指します。

ですから、「初見演奏」や「譜読み」に大きな弱点を抱えている生徒さんでない限り、必ずしも「ソルフェージュとしての独立したレッスンは行わない」と言う方針を、当教室は取っております。

とは言え、「ソルフェージュ」というタイトルの教本を使用している生徒さんは、実は多数いらっしゃるのです。

しかし、そのうち大半の生徒さんは、「実技レッスン時間」の中で、きちんと課題をクリアすることが出来るだけの実力を培っていますので、わざわざ「補講的なソルフェージュレッスン」を行うかどうかの打診をする必要がないのです。

もし、その力がついてないとしたら、それは「週一回のレッスン時間」だけの問題でなく、「日常での音楽教育に関わってくる課題」になってくる事かも知れないのです。

ですから、私は「実技に関するレッスン時間内で、同時にソルフェージュを行えるだけの音楽力を身につけ得るだけの基礎的な音楽力を養うこと」を基本指導方針にしております。

したがって、当教室では「ソルフェージュレッスンのための追加レッスン料」は、原則的には課しておりません。

しかし、例外があります。それは、音大など「将来、専門に進むかも知れない生徒さん」には、別枠を取って「ソルフェージュ」を受講されるようお勧めするすることがあるということです。

それは、「譜読み」などという基本的なことのためではなく、「聴音」と「理論」の習得のためです。

「聴音」は音大受験には付いて回る課題であり、又それは同時に「速記の能力」や「調性に関する知識」が要求されることになります。

これは、「絶対音感」「相対音感」「機能性音感」など、やや専門的な考察が必要とされる分野と関連付けられますので、これをレッスンに導入するか否かというのは、非常にデリケートな問題になり、指導されている先生の個々の信念にも関係することになります。

したがいまして、「音感教育」についての方針を明言することは、ここでは控えさせて頂きたく存じます。(ご興味のある方は、当教室までお問い合わせ下さい。)

「専門性を問わないレベルのソルフェージュ」でしたら、お家庭のご協力でカバー出来るものも沢山あります。また、レッスンに同伴頂ける生徒の親御さんでしたら、わざわざ教室で「ソルフェージュ」を受講しなくとも、課題(出題)の要領を保護者の方に伝達して、おうちで実践して頂くことも出来ます。

「ウィステリア・ピアノクラス」では、受講者が子どもさんの場合、親御さんとのコンタクトを充分に取ることによって、「ご自宅で出来ることはやって頂くこと」をご提案しております。それは、言う間でもなく「レッスン料のご負担を最低限に抑えるため」です。

とは言え、お母さま方がお仕事をされていたりで、お忙しいケースもあると存じますので、その部分を先生にお委ねするのであれば、やはり専任の先生のご意向にしたがって、レッスンを継続するのが一番かと思います。

私の経験からご推測させて頂きますと、もしかしたら、現在師事されている先生は、お子さんを「専門の道に進学させたい」とお考えなのかも知れません。

そういう有望と見込まれたな生徒さんに対しては、私も受験時期に困らないよう、早期にソルフェージュ対策を勧めることがあります。

いずれにしても、師事されている先生と、そのあたりについて話し合いの機会を持たれて、引っ掛かりのある部分をスッキリさせた方が良いと思いますよ。

「ウィステリア・ピアノクラス」では、外部の生徒さんからのご質問にも、出来る範囲でお答えさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。

ウィステリア・ピアノクラス




私はソルフェージュと特に決めて教えていません。

テキストはコロンビア大学名誉教授故ロバート・ペース博士が開発した全調メソッドでレッスンしています。

1冊目はピアノレッスン、これは音楽の基礎を教える本です。

2冊目は音楽のべんきょう、ピアノレッスンを引き継いで移調、変奏などを勉強します。

3冊目はドリルブック、音楽理論的な理解、書くことが主で、曲を作ったりもして記譜したりもします。

4冊目は指をきたえる、これで指のテクニックを訓練します。
最後に演奏曲、レパートリーで上記の内容を反映させよりよい演奏をめざします。

グループレッスンが基本ですが、現在では生徒さんは毎日習い事に追われる傾向があるためなかなか日時が合わず組めなくて難しい面があります。がこのメリットは数人の生徒の良いところを学びとることができ、1レッスンで盛りだくさんのことを学ぶのに能率が上がります。助け合いの互助精神も育ちます。

この全調メソッドは音楽教育としてバランスが取れていて、下から上へらせん学習法を取り入れていますから生涯にわたって音楽を楽しむすべを身に着けることができます。

頭・心・指 が瞬時に作動して音楽を作り上げることのできる三位一体のレッスン法でもあります。

演奏についてその曲の特長やどう感じたかなど口頭で述べなければなりません。またそれを書けなければなりません。これから進学の際、マークシートではなく考えて記述することが求められます。それにもぴったりの指導法です。

6歳ぐらいの方であれば30分6500円でお教えしています。

教師は各種の勉強をしなければなりませんが、生徒さんにとっては大変有益なレッスン法といえます。

廣岡ピアノ教室

 





ウサギ・タイプ

(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)




【ソルフェージュの必要性】ピアノ、音楽を習う、綺麗な演奏をするためには、絶対的に必要な力です。実際に、6歳でそれだけの力があるのであれば、とても良いレッスンを受けていると思います。

【お月謝の金額】決して高くないと思います。指導者としては、ソルフェージュの方がピアノレッスンよりも高いお月謝をいただきたいと思っている方が多いと思います。

【ソルフェージュの相場】個人レッスンですとピンキリだと思いますが…ソルフェージュ専門の先生ですと、1レッスン30分5,000円の先生もみえます。


お子様が、「ピアノが好き」であればなおさら、素敵な先生、充実したレッスンを受けていると思いますので、安心して通われたらいいと思います。

 




私は今年で3年目になりますが今はまだ取り入れてはいません。いずれ取り入れようとは思いますが、レッスンは30分で月謝は相談に応じてるためソルフェージュ込みにしたとしても今と同じく月謝は相談制にしようと思っています。




お母様がご質問なさりたくなったお気持ち、よくわかります。ピアノの先生によってレッスンのやり方、教材、料金など本当に様々ですからね。それでは、

①ソルフェージュは必須のものか?
②ソルフェージュ指導の一般的料金
③いちピアノ教師としてのお母様のご質問についての考え

以上の三つに分けて回答させて頂きたいと思います。


①ソルフェージュは必須のものか?

音楽関係の方でなければ当然ご存じないことなのですが、ソルフェージュは間違いなく「必須のもの」なのです。ソルフェージュは、広辞苑に「読譜力・聴音能力・表現力・音楽理論などを養う、音楽の基礎教育の総称」とあるように、ピアノを弾く上での基礎を学ぶもので、勉強での五十音や九九にも例えられるものなのですね。


②ソルフェージュ指導の一般的料金

ソルフェージュ指導の一般的料金ですが、私の周りのピアノ教師の方々は、受験生などを除いてはピアノのレッスン込みで(1回30不分、月4回の)お月謝にして6000円~10000円くらいの方が多いですね。(ご質問者様の先生もおそらくピアノのレッスンの時間内にも拍子や音符の長さなどの「ソルフェージュ」に当たるものをお教えになっていらっしゃるのだと思います。)
ピアノとは別にソルフェージュの時間を設けていても、受験生か、特にご希望の生徒さんのみを対象としている場合が多く、料金はだいたい30分でピアノのレッスンより1~3千円お安く設定している方が多いです。

③いちピアノ教師としてのお母様のご質問についての考え

②でも書きましたが、ご質問者様の先生はピアノ教室の平均的なソルフェージュレッスンの料金よりはお高いのかも知れません。ただその先生にはその先生なりのお考えがおありなのだと思いますし、何よりお嬢様が「ピアノがお好き」だということは、その先生がお嬢様にピアノの楽しさという最も大切なことをお教えになっていることの証だと思います。親御様がいい先生だとお考えになっても、お子様がその先生の元でピアノを好きにならなければ、それこそ時間とお金の無駄になってしまいますよね。逆にお嬢様がその先生の元でピアノを楽しみながら上達させ、達成感や自信を身につけられるなら、ピアノだけではなくお嬢様の人生そのものにとってそれこそ「プライスレス」なお宝を得ることになるのではないでしょうか。
いちピアノ教師としての考えですが、もしご参考にして頂ければ幸いです。

https://www.piano-k.net/profile/profile0000002281.html




ソルフェージュとして別料金は取っていません。
30分のレッスンの中でソルフェージュ的な要素を取り入れています。例えば、初見の曲を歌う、聴奏あるいは聴唱など。30分で収まらなければ45分レッスン料金9000円の中でします。



はじめまして。

指導歴26年目の女性です。
☆お月謝
ピアノのレッスン料金もソルフェージュ料金も妥当だと思います。
ただ、時間が10分~15分というのは短いと感じました。
(私の教室では、ソルフェージュ料金は同じですが、30分とります。)

☆必要性について
音楽を学ぶ上でソルフェージュもプラスで学ぶことに越したことはありません。是非続けてあげてください♪
ピアノの上達も早くなるでしょうし、アニメなどの好きな音楽も楽譜におこしたり、弾いたりすることが安易になります。それが出来ることでピアノが好きになると思います。

ソルフェージュまで習うお子様は少ないので良い選択をされてると思いますよ(*^^*)

※お月謝が発生してるなら少し時間が短いですね(x_x)





私の教室では特別にソルフェージュを習う場合は別料金でピアノレッスンと同じ金額30分8000円/月から少し割引する形で行なっています。ですがリズム打ちや視唱は導入の時期には特に必要と考えており、そちらはレッスン時間内で可能な限り取り入れています。その場合は特に追加料金などは頂いておりません。別料金のソルフェージュの有無は生徒さんの様子や親御さんの考え方に沿って必要であれば取り入れてますし、音大希望ではなくピアノを楽しんでいくのであれば特にお勧めすることもありません。


 


私の教室では 特にソルフェージュは設けず レッスンの中で
混ぜながらやっております。
例えばピアノの曲の中で 
1.リズムの難しいものがあったら その部分をピックアップして 手拍子や足踏みしながら歌ったり
2.難しい加線のある音符の部分を「歌手ごっこ」と称して階名で歌ったり
3,ト音記号,ヘ音記号の混ざった音符をノートに一列書いて
右端のゴールまで 何秒で弾けるか 競争したり。
子供にとって「学び」は遊びと結びつけると効果的です。

そんなに時間を取らずに レッスンの中でやっておりますので
別料金にするという感覚はないです。

https://www.piano-k.net/profile/profile0000001567.html





ネコ・タイプ

(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)



音楽を楽譜から理解し楽器で演奏するためには、ソルフェージュの能力は大変重要です。
ですので現在の先生が15分でもソルフェージュの時間を持つようにしている事は教える立場からすると当然の事と思います。
私の教室では、初心者は1年近くソルフェージュのレッスンのみ受けてもらっています。(1時間レッスンを付き4回)

音大の付属の子供のための音楽教室も、ヨーロッパの音楽院の付属の教室でも、最初の一年目は基本的に楽器は弾かせないと聞きました(古い情報なので今は違うかもしれませんが・・・)

趣味でピアノを習っている大人の方達の演奏を聴くと、子供の時に基礎としてソルフェージュのトレーニングをしてきたか、してこなかったかの違いがよくわかります。

レッスン代に関しては、先生方の実力?自信?土地柄?など複雑に関係してくると思います。
単純に金額で比較するより、質問者様が今のレッスンに価値を感じられるか?という事だと思います。
(先生が変わればレッスンの内容は変わります)

https://www.piano-k.net/profile/profile0000002258.html






 


ウシ・タイプ

(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)




★ソルフェージュのレッスン料金につきまして。

○ 毎週のレッスンの枠内で取り入れていますので、小さなお子様のレベルですと、別途費用は頂いておりません。

○中級以上になってくると、希望者には実技以外に時間を取ってソルフェージュのレッスンを行っています。60分。 月謝/10000円頂戴しております。 科目は、視唱・初見・学典・聴音 です。その他はコードネームを理解したり、メロディーに伴奏を付けたり変奏したりします。多角的に音楽を見つめる手段を理論的実践的に経験することになりますので、学びが深くなります。

※ピアノとソルフェージュを切り離さず捉えていますので、普段のレッスンの中で視唱、初見もしますし、曲を通して、学典的な話もします。限られた時間内ではありますが出来ることはどんどん伝達、実践してきました。
更により深く勉強したいとの要望を受け、「ソルフェージュ」の枠を設けるに至りました。


ここから先は、ソルフェージュについての、一個人の見解ですので、ご了承下さい。

課題に出された宿題の曲を弾く以外に、ソルフェージュを取り入れることは、楽器の上達において、大変重要なことと捉えております。逆から言いますと、生まれて初めての音楽体験がピアノ、という初歩の方々の場合、ソルフェージュ力を伸ばすことが上達には必要不可欠です。ですので、教室での初歩のレッスンの80%近くはソルフェージュに費やします。残りが、弾くことに注がれます。

適宜教育といいまして、子供の年齢、成長、発達に応じたレッスンをするのが無理のない進め方なのですが、小学生の特に小さいうちは、耳の発達が著しいので、無理にふにゃふにゃのおててに弾き方を教え込むよりも、音感を伸ばすことに尽力したり、また、リズム練習を続けていくと、次第にまとまった音符をパターンで認識することも彼等は容易く出来るようになります。そのころには音楽を聴いただけで真似して弾けたり、音符もだいぶ読めるようになってきます。この辺りまでくると、宿題のテキストを自分の力でやってくる基礎が出来ていますのでその後の上達が大変スムーズです。意味も分からないままに、先生の真似をして形だけ弾けるのとは訳が違うことは、もうお分かりだと思います。
植物に例えると(失礼!)、良い土壌づくり、といったところでしょうか。教える側にとりましても、実に地道な下地つくりとなります。

「ピアノを弾く」という事は、音(ドレミ)を読むと同時にリズムを把握し、指使いを考えて鍵盤の位置を間違いなく弾き、出した自分の音を聴きつつ先の事もイメージして、更に目は楽譜の今弾いているページの、ずっと先を読んでいる… これらを同時に行って、尚且つごく自然な流れと息づかいで、音楽的な美しい音を奏でるということ。
急にはできませんよね(笑)
なので、初歩の段階から、多角的にアプローチすることで演奏力を高めていくことを目的として、レッスンしていくのです。長い目で、コツコツ向き合えば、肥沃な大地に美しい花が咲くと思っております。


質問者様のお嬢様は、習い初めて1年弱とのことですが、初めて渡された譜面を自分で読んで歌うことができるようになったんですね!すごい!
ソルフェージュレッスンが実を結んでいらっしゃるように思います。ソルフェージュ力がつくと、お子様がピアノ以外の楽器に興味を持たれたときにも楽です。専門家、愛好家問わず、ソルフェージュ力は音楽を広く楽しむ為の能力かなと思います。お子様は楽しんでピアノに通われていて、何よりですね。師事されている先生にもソルフェージュについて、ご質問されてみましたか?まだでしたら、きっと興味深い色々なお話が聞けると思いますよ。私自身は、色々な疑問質問大歓迎です。お母様方の意見も聞けますし。何より、頼って質問してきて下さる事に喜びを感じます。

もう少しでピアノを始められて1年ですね。小さなお子様を毎週毎週お連れするのも時には大変ですよね。
お子様のご成長、楽しみです。これからも先生とお母様、お嬢様良い関係を育みつつ、ピアノを通して豊かな音楽生活を歩まれますよう、遠くから応援させていただきます。


お読み頂きありがとうございました。

https://www.piano-k.net/profile/profile0000000544.html

 




ソルフェージュを小さい内から勉強する事は良い事だと思います。
ピアノを弾くのにソルフェージュの勉強はやった方が良いですが必須とまでは言えないかもしれません。
ご友人の先生の様にピアノのレッスンの中に入れてレッスン代は込みの先生とご相談者の先生の様に別料金で時間も別にする先生の二通りがあります。
ピアノのレッスンに込みの方が一見安くて良心的に感じますが、実際問題としてピアノとソルフェージュを一緒にして30分ではどちらも中途半端になると思います。ソルフェージュの勉強は単なる読譜の練習程度しか無理でしょう。
ソルフェージュとは読譜の練習以外に聴音や新曲視唱と言ったもっと広範囲な勉強を指します。
私もピアノのレッスンと同時に簡単な読譜の練習やドリルも入れていますが、30分のピアノのレッスン時間内では本格的なソルフェージュレッスンまでは出来ません。
実際ピアノを弾くには初歩の内は読譜の勉強が必須ですので、どの先生も何かしらそういう内容をピアノのレッスン中にされていると思います。でもそれをソルフェージュと捉えてらっしゃらない場合が多いと思います。
その場合はレッスン代はピアノと込みになるでしょう。
私の場合も読譜の練習や楽典の説明が10分程度ピアノ20分程度になりますが、説明の内容によってはレッスン時間が少し伸びてしまい結局40分近くになってしまう事もあります。
ピアノのレッスンを正味30分して下さり、別途ソルフェージュとして時間を取って下さるなら別途の料金は当然だと思いますが、10分~15分でしたらお子さんのピアノのレベルからすると月に4000円のレッスン代は少し高いかもしれません。私の教室ではソルフェージュとして別にレッスン代を頂く場合は最低30分からのレッスンでお月謝は8000円~になります。ただし、その場合のソルフェージュは受験生であったり専門を目指す子供さんへのソルフェージュ全般のレッスンです。
ご相談者の場合、ソルフェージュのレッスン代は3000円位でピアノと合わせてお月謝10000円位が妥当かもしれませんね。
https://www.piano-k.net/profile/profile0000001871.html




ソルフェージュについては、先生方によって様々な考え方があるのでは、と思います。

お嬢さんの教室の先生は、ソルフェージュのレッスンを大変重要視されていて、そのため別枠でのレッスンを開講されているのではないでしょうか。
一方、お友達のお子さんの教室ではソルフェージュをピアノ指導の中で外せないもので、別枠ではなくレッスン内で行っているように感じます。

 全くソルフェージュレッスンを行わない教室もあります。
その中には「自分はソルフェージュは基礎として大事だと考えているが、保護者に浸透しない。望まれないことをするのは難しい」という先生もいらっしゃれば、先生自身が特にソルフェージュのレッスンを受けた経験もなく、意義がわからないからやらないという方もいます。

これほどまでに、先生によってソルフェージュについての捉え方が異なりますので、ご自分の狭い範囲での知識で判断されるのは危険ではないかと思います。

 私は元教員志望だったこともあり、学校の音楽の授業でどういうことをしているかということに関心があります。子どもの使っていた教科書をもらって読み直したり、学習指導要領を読んだりしてみるとわかりますが、小学校では今、「読譜指導」についてはあまり時間をかけることができていないようです。

そのため、習っていない子は読めない子が多く、また習っていても、読譜ができるようになるために時間がかかる子も現れます。

 お嬢さんの今ついている「初めて渡された譜面を自分で読める」力というのは、実は中学生以降必要な力です。
多くの中学で実施されている「合唱コンクール」の曲は、私や、おそらくお母様方の中学時代以上に難しくなっていて、しかし楽譜が読めない子が前述のとおり多いので「音源で耳コピ」をすることが多いと聞きました。その中で、お嬢さんのような楽譜が読める子の助けがないと、合唱そのものが成り立つまでに時間がかかると教員をしている方(音楽担当ではない)からも聞きました。

 音楽大学はともかく、低学年のお嬢さんは今後教員や保育士・幼稚園教諭を目指す可能性もゼロではありません。その時に、今の学びは十分役にたちます。
また、そうでなくても、合唱や吹奏楽、バンド活動など趣味で音楽を楽しんだり、市販の楽譜を買って好きな曲を楽しんで弾くには重要な力です。

 ソルフェージュの授業料ですが、私自身はかつて、グループレッスンで3000円の月謝だったそうです。(30年以上前です)
私の教室の生徒は他の習い事とかけもちの子や車送迎の子が多く(愛知県です)別に時間を取ることが難しいためレッスン内でソルフェージュをやっています。初歩の生徒はお友達の教室と同じ7000円です。

 ソルフェージュ指導を別にやっている先生がほとんどいない地域もありますよ。

 





犬・タイプ

(真面目で親しみやすい先生からの意見)


私の所では最初からソルフェージュ込みでレッスンしております
幼児であってもです。

例えば国語の勉強をするとします
読む、書く、聴く、話す、
どれ一つ欠けても出来るようにはなりません

ですから、音楽の勉強も
読む、書く、聴く、話す、弾く
が、バランス良く出来るようになることが大事なのです

また、ピアニストにならなくとも
弾く以外の事が出来ていれば
合唱、ブラスバンド、カラオケ等
将来音楽にずっと親しみやすくなります

ちなみに音楽する上で一番大事なことは
聴く
ことです

例えばコックさんになるとして
味見が出来なかったらどうでしょう?

音楽も聴くことが出来なかったら
素晴らしい演奏はできません。

なので
読む、書く、聴く、話す、弾く
各要素バランス良く学んで欲しいものです。


https://www.piano-k.net/profile/profile0000000900.html

 




今習っている娘さんのレッスン内容がよくわからないので何とも言えない部分もあります。当レッスン室ではレッスンでピアノとソルフェージュも込みのお月謝にしております。
音程が正確に取れるようになる、譜読みが苦にならない(音やリズムだけでなく、曲の構成がすぐにつかめるようになる)など色々な利点から考えてソルフェージュは必須のものと考えています。
30分のレッスンでしたら20~25分がピアノで、残りの時間をソルフェージュに充てる、という形でレッスンしています。

先生のお考えや地域性などで料金体系は様々な設定になりますので、ソルフェージュにしても相場はあってないようなものだと思いますし、ピアノもソルフェージュも先生によって指導法は違いもあります。
ですから結局はご質問の方や習っている娘さんが納得いく形をご自分で見つけるしかないように思います。
可能でしたら今習っている先生のレッスンを見学したり、ご友人のお子さんが通っているレッスンを見学したりして考えてみるのも
良いかもしれません。

娘さんが、大きくなっても「ピアノやソルフェージュを習っていて良かった!」と思ってくれるといいですね。

♪Pianoレッスン室

 

 




東京都東久留米市
井手ピアノ教室

ピアノのレッスンとソルフェージュを習われていて
お子様が楽譜を読めるようになり、さらに楽しくピアノのレッスンに通われているとのことでとても理想的な様子です。
ソルフェージュを習われている成果が表れています。
ピアノのレッスンですがピアノだけで30分はかかります。
その中でソルフェージュを入れるのは大変です。
しっかりとしたカリキュラムで習われているようなので
大変理想的です。
御月謝に関しては先生によって違いますのでお答えできませんが
できればこのまま続けられることをお勧めいたします。

井手尚子





クマ・タイプ

(母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見)



ソルフェージュは、音楽を奏でる上では必須だと思っています。
だから、音大や音高受験のものとは違うと思うので、初心者にとってのソルフェージュは別料金を頂くものとは思っていません。
弾く時間を少し削ればできることだと思います。




 


シマウマ・タイプ

(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)





キリン・タイプ

(のんびりした先生からの意見)





馬・タイプ

(活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見)




羊・タイプ

(平和的でおとなしめの先生の意見)




ライオン・タイプ

( 権威的、きびしい先生の立場からの意見)





その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)



はじめまして。
お嬢さんは5歳からピアノを始められたのですね。

始めたばかりの頃はどうしてもソルフェージュの比重が多くなります。
また言うことを聞ける、机に向かうことが出来るようになる時期でもありますから、ソルフェージュなしではもったいないです。

但しピアノを弾ける時間が少なくなってしまいがちなので、時間のやりくりは私も頭が痛いです。
ちなみに私はピアノを弾きながら気になる個所で突然ソルフェージュに脱線する派です。

ソルフェージュがグループレッスンなら週2回体制は理想だと思います。お家の方は大変ですけどね。

ソルフェージュも個人レッスンだとしたら、例えば馴れないため時間のロスが多過ぎる為、別に時間を取りましょうか?ということなのかも知れません。
同じ先生に習っている方皆さんそうなのか、お嬢さんだけなのか。
また後者の場合、馴れて来たらピアノの時間内になるのか。
お聞きになってみてはいかがでしょうか。
ただ、お嬢さんの先生、熱心で良い先生だと思いますよ。

わたなべピアノ・ソルフェージュ教室 渡部昌美