Q&A: ピアノを感情を込めて弾くには?

ピアノを習っているお子さんやそのご父母、そして大人のピアノ学習者の方には、ピアノ・レッスンやピアノ教室に対して疑問や悩みが少なからずあります。当サイト登録のピアノ教室運営者、ピアノ講師が、その疑問、悩みに答えてくれます。

21年2月







Q: ピアノを感情を込めて弾くには?



今20代の大人ですが、昔少しだけピアノを習っていました。練習をちゃんとしなかったので教本もあまり進みませんでした。最近になって自分一人でまた始めましたが、友達に曲を聴かせたところ機械が弾いているようだと言われました。好きなJPOPの楽曲ややさしいクラシックの名曲でした。感情を入れて弾くにはどうしたらよいですか?

ピアノユーザー様からの質問



A:ピアノの先生の回答  (先生のそれぞれの立場とタイプから回答)

フクロウ・タイプ
(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見)
ウサギ・タイプ
(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)
ネコ・タイプ
(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)

ウシ・タイプ
(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)
犬・タイプ
(真面目で親しみやすい先生からの意見)
クマ・タイプ
母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見
シマウマ・タイプ
(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)
キリン・タイプ
のんびりした先生からの意見
馬・タイプ
活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見
羊・タイプ
平和的でおとなしめの先生の意見
ライオン・タイプ
権威的、きびしい先生の立場からの意見
  その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)







フクロウ・タイプ

(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見




やはりどなたかに指導していただく方が良いと思います。
我流ではなかなかコツがつかめないことが多いです。

最近は全国どこでもオンラインでレッスンを受けることが可能になっていますから是非その方法をお勧めします。

因みに私はアメリカニューヨークコロンビア大学故ロバート・ペース博士が考案した「ペース・メソッド」というピアノ教育法で教えています。

特徴は音楽のすべてをバランスよく最初から学んで行くものです。分析、初見、聴音、和音、リズム、即興、変奏、
などなどを経て演奏に結びつけます。

テキストも導入から上級まで関連して進めるようになっていますから音楽の本当の力を付けることができます。

ご質問の感情表現については、4期と言いまして、バロック、クラシック、ロマン派、現代と音楽のスタイルや様式がそれぞれ異なった特徴がありますのでむやみに環境移入してもちぐはぐな演奏になってしまいます。

このようにコツコツと基礎と音楽の成り立ちなどを同時に学びつつ時代やその曲に合った音楽表現が望ましいのです。

是非そのあたりの情報を集め調べられ、聴く耳を持つお友だちが納得されるような演奏を目指してください。
ご質問にはいつでもお応えします。

このピアノメソッドは理論的な裏付けのもとに成り立っています。
テキストは音楽出版の老舗音楽之友社から各レベルが発売されています。ネットでご検索ください。

ペース・メソッドコンサルタント廣岡文子




こんにちは、エムジック音楽教室です。

感情を入れて弾くというのは、音楽的に言い換えると、アーティキュレーションを理解して表現するということになります。

曲を音通りに正しく弾くだけでは、確かに機械的に聴こえてしまうかもしれません。

J-POP、やさしいクラシックの名曲を演奏されていたということですが、どのような曲にも「フレーズ」や強弱は存在します。
J-POPは楽譜にスラーや強弱記号、楽語が書かれていないことが多いですが、歌詞やブレス(息継ぎ)を再現するように気をつけて弾くと、曲が立体的に聴こえるようになります。また、J-POPやジャズの場合は、記譜どおりのリズムではなく、やや跳ね気味に演奏しなければならないものもあります。こうした部分は独学ですと会得するのが少し難しいですが、まずは音源を聴くなどしてイメージトレーニングをしてみてください。
自分の演奏を録音して聴き比べると、曲のどの部分をどうすべきかが見えてきます。

盛り上がるべきところで音を強くし、時にはテンポを揺らして曲の山場と静かなところを対比させる‥‥このような表現を作り上げることが「感情を入れて弾く」ということになるかと思います。

ドレミを読むことと、アーティキュレーションを理解して表現することはまた別のお話になります。
曲のフレーズや大局的なまとまりを理解し、全体を通して一曲の「作品」として完成させること、これが音楽を演奏する楽しみにもつながっていくと思います。オンラインでワンポイントレッスンを受けるなどしても新たな視点が得られるのではないでしょうか。

エムジック音楽教室



 



ウサギ・タイプ

(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)




初めは、楽譜を見てその通りに指を動かすだけの作業になりがちです。弾くだけで精一杯だと、自分の音楽を聴く
余裕はないでしょう。 

まずは旋律を歌いながらその通りに、右手が弾けるまで
右手の練習をするとよいでしょう。
歌いながら右手が弾けるほどになったら、次は伴奏(左手)をゆっくり丁寧に練習しましょう。 
歌に合わせて左手だけ弾く練習もしましょう。

慣れてきたら両手でゆっくり弾きます。 
ワンフレーズずつ練習するのが効果的です。 

どんな場合も歌う呼吸に合わせて弾くと自分の歌、自分の音楽が表現できます。
感情を入れるということは、自分の歌い方を表現する、ということです。 

 東八幡ピアノ教室

 




こんにちは
ワルツベリーピアノ教室です

感情を込めて演奏するのって、簡単にできることではないですよ
ね。
自分がどんな音を出したいか、悲しい音、嬉しい音、キラキラした音、怒っている音、楽しい音、緊張している音、なとなど様々です。その出したい音を想像して鍵盤を叩くと、本当にそんな音が出るのかというとそうではないのですが、まず第一歩として、どんな音を出したいかを想像しなくてはなりません。作品が書かれた時代背景や作曲家の状況を知るのも手です。

その曲の時代背景や作曲家の状況がわからなければ自分でストーリーを作っても良いと思います。
また、それはどんな色なのでしょうか?想像してみて下さい。
食べ物で言うとそれは柔らかいマシュマロ?それともふかふかのシフォンケーキ?パリパリのお煎餅?苦いお薬?想像してみて下さい。

あとは少しテクニック的なことにもなりますが、打鍵と離鍵のスピードや深さ、左右のバランスも考えると、機械が演奏しているみたいとは言われなくなると思います。

実践してみて下さいね。




感情を込め方ですが、
曲中の、どこを強調したいか分析しておきます。
特にここに気持ちを込めたい、盛り上げたい、という箇所は聴かせるように弾くと良いので、
ゆっくり弾いて、一つ一つの音を大事に弾きます。そしてその箇所が終わったら、テンポを元に戻すことが大事です。
強弱も、同様に、大事なところは少し強めにつけると良いです。

このことは機械的なことではなく、むしろプロのピアニストが、自然にやっています。




こんにちは!さおりグリュックピアノ教室です。(神戸市灘区の阪急王子公園駅より徒歩3分)

ご質問を読ませて頂きました。大人になり、再びピアノを始める方がとても多くなっていますね。一人で楽しめるピアノの時間は、生活に彩りを与えてくれる素敵な時間です。さて、ご質問の感情を入れて弾くことができるようになるための5つのポイントです。

①演奏しながら、声を出して歌ってみましょう。
歌詞のないものは、ドレミでも構いません。

②ミスタッチを気にしない。

③素敵なフレーズだなと思う部分だけ、ゆったりとテンポを揺らしてみて下さい。

④好きな演奏者、アーティストの動画を見て、マネをしてみましょう。マネはけして悪いわけではありませんよ。模倣から学ぶことができます。

⑤曲から感じるイメージと実体験を重ね、想像しながら弾いてみる。

いかがでしょうか。感情を入れることでストレスも解消されます!素敵な時間をお過ごしください。

さおりグリュックピアノ教室は、大人の生徒さんが多数通われています。基礎的なことから専門的なレッスンまで、幅広く、楽しいレッスンをしております。
お気軽にご相談下さい。





先ずは感情を入れる前に、暗譜が出来るくらいよく弾くことです。
楽譜に書かれているスラーなどは、切れるところまではブレスしないで歌うように弾くとかメロディーを心の中で歌って弾くと変わってくると思います。
クラシックなどは作曲家について調べて、その曲は誰のために作られたのか、どのように作曲されたかなど調べると曲のイメージが浮かんでくると思います。

メロディーをたくさん歌って弾くと、感情を込めて弾けるようになってくるのではないかと思います。

https://www.piano-k.net/profile/profile0000003208.html





こんにちは。
質問者様が真摯にピアノに向かっておられるのが、ご質問内容からよくわかり、すばらしいと思います。

「感情を入れて弾く」と一口に言っても、それはどの段階のピアノ学習者様にとってもそう簡単なことではありません。また、どういう演奏が「感情が入っている」のか、聴く人によっても意見は分かれます。

ですから、あまり固くお考えにならず、とりあえず「自分自身で楽しんで弾こう」とお思いになったらいかがでしょう。ご自身が本当に楽しんで演奏することができれば、自然にご自身の「楽しい」というお気持ちが演奏に入りますし、それは必ず人にも伝わるはずです。「こう弾かなきゃ“感情が入ったとは言えない」などと考えすぎると、かえって機械的な演奏になってしまうのではないでしょうか?

質問者様の今後の、ピアノを楽しみながらのご上達をお祈り致しております。


オンラインピアノレッスントモピアノ教室




ネコ・タイプ

(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)



ピアノを弾いて機械が弾いているようだと言われたのはショックでしたね。
今まで使っていたピアノは電子ピアノだったのかアコースティックピアノだったかにも違いが出てくると思います。
もし、電子ピアノで弾かれていたのなら表現力が電子ピアノでは出せなかったのだと思います。アコースティックピアノだったとしたら、昔先生から習っていた事を上手く引き出せなかったのかもしれません。
感情を入れて弾くには姿勢や腕や手の構え方や指の使い方やタッチの仕方等によって表現が変わってくると思います。それをその場面でその楽譜に合った弾き方をすれば表現力が豊かになると思います。



「感情を入れる」とはどういう事でしょう。

歌ってみるといいですね。
楽しいときはどういう歌い方をするか? 
楽しい歌を悲しく歌うにはどんな風に歌うか?

どの部分を大きな声で歌うか
笑わせたいときにどう歌うか

同じ曲で「楽しそう」「悲しそう」「笑いそう」「苦しそう」などのバージョンで歌ってみたらいいですね。

鼻歌でいいのです。オーバーにやってみましょう

どこで息を吸うか
どこで、息を止めるか

それをピアノでやってみたらいいんです。

心にジ~~ンと響くようなエンディングって、こうかな?と思いめぐらすことから初めてみましょう。





まず、“感情がこもった演奏“とは?どんな演奏なんでしょうか。
①その曲の雰囲気がより表現された演奏
②聞き手に共感を感じてもらえる演奏
それに
③演奏している人らしさが伝わる演奏 
であればなお聞いている人も楽しいですね。

①その曲の雰囲気がより表現された演奏
まず、音楽の3要素である“メロディ、リズム、ハーモニー“に注目してみましょう。
メロディが綺麗な曲は歌うだけで気持ちが盛り上がります。ピアノでそれを表現するためには、まずメロディ部分を取り出し歌いながら練習してみること。
歌に込められた抑揚表現をピアノで表現できているか、自分の演奏をよく聴く耳も大切です。

リズムが楽しい、かっこいい曲は、音符を鍵盤で弾くことだけに囚われずにリズムを体で感じること。その部分を手でたたいてみたりリズム楽器だとどんな楽器が合うのかイメージしてみることも大切ですね。


ハーモニーが綺麗な曲。例えば左手の伴奏部分がアルペジオ音型であれば、和音に直してどんな和音の変化になっているか感じながら弾いてみる。すると、長三和音(明るい響き)や短三和音(暗い響き)などのイメージを広げる手立てになり、よりハーモニーの変化を聴ける耳が養われます。


②聞き手に共感を感じてもらえる演奏
強弱記号に注目してみましょう。
ただ『p』と表記されていても、“やさしいp“ “幻想的なp“ “寂しげな印象のp“ いろんな表現のイメージの中でどんな『p』の音色のイメージで弾きたいのか、曲の表現に合う強弱を見直してみましょう。

また強弱記号を、実際ピアノで弾いているのを聴きながら自分のイメージが表現できているか、いつも関心を持って練習することです。

豊かな表現力を持つピアニストは、その表現の幅が広いんですね。

すると、自然に聴き手にも感情豊かに伝わる演奏につながっていきます。


③演奏している人らしさが伝わる演奏 
ピアノは同じ演奏でも(たった1音でも)、その人らしさが表現される楽器です。
初心者の方と、年数をかけてピアノを弾いている方で音の深みが異なるのはその為です。
音符を鍵盤にうつす作業に留まっていると、いくら譜読みがすらすらできても、感情豊かには繋がりません。

表現するには、ピアノの音の響かせ方に注目した奏法を意識して練習することが重要になります。

指先から腕、肘、肩、椅子に座る姿勢などに着目したいろんな奏法を学ぶ事は、豊かな表現力を養うために不可欠となります。

少しずつ表現の幅が広がると、ますますピアノが好きになり、音楽そのものに対してのアンテナもさらに広がるでしょう。

いろんな表現の方法をぜひ楽しんでみてくださいね。

茨木市のピアノ・リトミック教室
音のアトリエ 




 


ウシ・タイプ

(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)




犬・タイプ

(真面目で親しみやすい先生からの意見)


生徒には感情を入れて。と言うと難しいので
よく曲のストーリー物語を自分で作り、色をつけると
イメージしやすく弾きやすく
すごく抑揚がついて上手になります。



ピアノの練習を一から ちゃんとしたいと思われている大人の生徒さんからのご質問ですね。
自分一人でまた始めておられるようですが、私としては、どこかのピアノ教室にまた通われることをお勧めします。

友達に曲を聴かせたところ機械が弾いているようだと言われたようですが、多分、ずっと自分一人で弾いている事が多く、人に聴かせてあげるように弾いていないので、そういう事を言われたのだろうと推測します。それと、メトロノーム等に合わせてかっちり弾き過ぎているのかしら?

まず自分の弾いている音がどんな音を出しているか「聴く」ことから始めてみたらいかがでしょうか?
弾くこと=指が動くこと、が先ではなく、どういう音の強さを出そうか?どういった音を出してみようか?等..イメージしてみる事が大切だと思います。

指もそれほど動かないし譜読みも速くはない生徒さんで、驚くほど、音の綺麗な方がおられます。感情を込められるのは、ピアノで歌っておられるからです。
その方のお話を聞くと、曲の物語性とかを話されたり、ピアノの音の色、曲の中での情景、感動するメロディーラインなど、話に抒情性があり情緒が豊かであります。

ピアノを弾くばかりではなく、普段の生活の中で 絵や写真や映画を観たり、本を読んだり、ピアノ以外の楽器を聴く事も、抒情性豊かに 感情を込めて弾ける事に繋がっていくのだろうと思います。

松山市 山崎のぞみピアノ教室
主宰:山崎のぞみ




大きく2つのことを提案します。

1.歌いながら弾く

お好きなJPOPならボーカルの人になりきって。クラシックの名曲でしたら「ラララ~」とかでいいです。
ピアノは「打楽器」なので、そもそも旋律を歌うようになめらかに演奏するのが苦手な楽器なんですよ。
弾くのと同時に歌うことで旋律の運び方が自然に表現できるようになります。

2.演奏のテクニックを身につける

ご自身で「感情込めて弾いているつもり」でも聴いている人にあまり伝わっていないようでしたら、その「他人に伝えられるような」テクニックを付けることをお勧めします。
「テクニック」といっても早く指を動かすだけではありません。ピアノは指や腕の使い方によって明るい音を出したり、深い響きを作ったり1台でいろいろな音色が出せる楽器です。

ピアノ教室を今こそ活用して、ピアノ演奏をこれからも楽しんでいただけたらと思います。


大阪府 ひろみ音楽教室



ご質問のお答えにはなっていないかもしれませんが、機械的に聞こえると言われたのは、演奏する上での感情表現がうまくできていないということではないでしょうか。
習得するには、メロディーを歌わせる、フレーズを考える、曲が求めている感情をしっかり思い浮かべる。音符を正確に弾いても音楽にならないのです。
表現することを心がけてみて下さい。




まず「好きな曲」選びをすること。歌詞がある曲なら歌いながら弾くと、自然に感情が入ってきます。歌詞がなくてもスキャットやハミングしながら弾くと自分が弾きたい感情が湧いてきます。ピアノも「エスプレッシーボ」で弾きましょう!




ピアノから感情がこもった音楽が引き出されるとは?と考えてみます。
※正しい音 正しい拍とリズム で演奏されている音楽
※いろいろな強さの変化がある音楽
※フレーズごとの 間合いがちょうど良い音楽
このように書いてみると、とてもじょうずな演奏のことで、
実現するまでたくさん練習しなくては、と思われますが、
1番のポイントは、
※聴いてくださる人と演奏中に「つながる」ことが大事と考えます。
機械が弾いているようだ、というのは、音がただ規則正しく鳴っているだけ、とか、呼吸が感じられない、
ということでしょうか。
演奏者が実際に歌って、聴いている人も歌って、一緒になって音楽したら、きっと感情を込めた音楽になるでしょう。

太田ピアノ教室

 



子どもの頃習っていたピアノを大人になって再開されたとのこと、ピアノ講師の私としては大変嬉しく、応援したい気持ちでいっぱいです。
ピアノを一生懸命練習していると、
「ミスタッチしないように」「音の粒をそろえる」
「止まらずに弾く」「一定のテンポで弾く」
このようなことにとらわれてしまいがちです。
もちろんそれらも大切なことですが、なんだか
無味乾燥な演奏になってしまいます。
私も中高生の頃その傾向にありました。
これからお話しすることは私の恩師から教えていただいたことで、自分の演奏や指導にもずっと心がけていることです。
何が足りないか・・・
それは「抑揚」なのです。
音楽表現において忘れてはならないのは
「言葉を話すように弾く」ということ。
言葉に抑揚が必要なように音楽表現にも抑揚は欠かせません。
一つ一つの音符に異なった圧力がかけられるのです。
これがあるから心が伝わるのです。
でもあまり難しく考えず、まずはメロディを声に出して
歌いながら弾いてみましょう。
フレーズの初めと終わりは丁寧に演奏することやブレスの存在にも気付くことでしょう。
そうしたら今度は心の中で歌いながら弾いてみましょう。
またCDなどでお気に入りの演奏を見つけて
真似てみるというのもおすすめです。
真似からだんだんと自分なりの表現をみつけるのです。
心の宿った美しい音楽表現にだんだんと近づいてきますよ!
ピアノを弾くのがもっと好きになることでしょう。

佐々木ピアノ教室
佐々木恭子





ポコアポコピアノ教室です。

実は私も学生時代ものすごくこの事で悩みました。
これ以上に気持ちを込める事は出来ないという演奏を実際に録音して聴いたときの落胆。気持ちはピアニストのように浸りきって美しく奏でているつもりなのに・・・
何故?何が違うの?


その際にある師匠からいただいた言葉は意外なものでした。


その気持ち本当にわかる!私もそうだったのよー
何がプロと違うのだろうと悩み抜いたわ~(笑)


まずは耳!!
目標とする音源やイメージに近づけよう近づけようと、もうこれ以上願えないという位に思いを込めて演奏するの。そうこうしているうちに、いつの間にか自分が奏でている音を真っ直ぐ聴けるようになってくるはずだから頑張って!と言った内容のものでした。


因みにこちらの師匠はクラリネット奏者でしたが、その師匠が仰っていた通り、いつの間にか私も自分の音を真っ直ぐ聴きながら演奏出来るようになっていました。
要は耳ですね!その前に、どのように奏でたいのかイメージを持つ事もとても重要です。


ピアノ指導者の立場から申し上げますと、初心者さんの場合、鍵盤に対して指を上から真っ直ぐ落とし込むだけの弾き方をされる方がいらっしゃいます。


鍵盤数が少ない手軽なキーボード等で演奏される場合には感じ取りにくいかも知れませんが、例えばドレミファソと5指で5音奏でる場合、1指(打鍵の際水しぶきを上げないイメージで鍵盤の上に指を準備して置く)は次に向かうレの音の方向に離し、2指からソの音に向かうように手首で半円を描きながら外向きに重心移動させ、弾き終えた指は脇にも少し空間を持たせたまま腕➡手首➡指先の順番にソの音の響きの先端を摘み上げる様なイメージで離す。このように音が向かっていく方向を明確にし、一つ一つ丁寧に音型の表現を整えていくだけでも確実にレベルアップするはずです。レファミー(243ー)と1音飛ばしになっている様な音型も、間に音を詰め、レミファと重心移動させる気持ちで考えると、レからファに移動させる際、4の指は手前から奥に向かって打鍵する事になりますね。下りのファミーも同様です。


最後にもう一つ、タンタタタタ~等、1拍目の四分音符(動く音符の手前の長い音)は響いた音の先を見届ける様な気持ちで、少しだけ長めに歌わせてあげると一段と素敵な演奏になる場合があります。


簡単に取り入れられそうな、ちょっとしたコツをご紹介させていただきました。お読み下さりありがとうございました。是非演奏の参考になさって下さいね♪

《高知県高知市ポコアポコピアノ教室》






クマ・タイプ

(母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見)






 


シマウマ・タイプ

(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)


なんて素敵な質問でしょう。
ここからこそが、ピアノの先生の本領発揮。

本来音楽とは、芸術とは、感情を伝えるもの共感するものです。そのための手段として楽譜の読み方やテクニックがあるのです。ドレミや音の長さだけが合っていれば丸がもらえる…それではピアノを習っている意味はありませんね。
是非、気の合う先生を見つけて、一緒にあなたの音楽を見つけて下さい。

簡単な回答ですが、
・強弱をしっかりつけましょう。自分の思っている1/10位しか聴いている人には伝わりません。
・フレーズの弾き方を、小節線の前の音から繋げてみましょう。小節線に捉われ拍の数で音楽の動きが損なわれてしまうからです。
・指先のタッチで音の違いを感じましょう。
・楽譜や指先を見るのではなく目線を遠くに向けましょう。
・できれば曲の解釈をきちんとしましょう。

貴方の素敵な音楽が見つかりますように。




キリン・タイプ

(のんびりした先生からの意見)





馬・タイプ

(活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見)



感情を込めて弾くということは、強弱だけでなく表現力が必要となります。

強弱でもある程度の感情は出ますが、表現力を育てたいならば良いものを観て、食べて、感じて、そしてそれを頭に思い浮かべながら弾くことが大切だと思います。


曲に「終わり」はありません。
まずは指がある程度覚えるまで弾きこなしてからの、表現力かと思います。


ゆっくりゆっくり強弱をつけるところから試してみてください!



ピアノ リトミック教室 音の和

ピアノ演奏も、ピアノという楽器を通して歌う"ことなので、まずは取り組む曲のメロディを声に出して歌いましょう!
実際に歌うことで、どこで呼吸するか、どこに向かっていきたいか、エネルギーを持っていきたいか、気持ちを込めたい場所がわかります。基本的な流れとして、メロディが上行していくときはエネルギーが増してだんだん大きく、下行するときは逆で大事に語尾を閉じる、言葉と一緒です。(全てではないですが) 音楽は、ストーリーがあり、絵や色とも密接に繋がっているので、この場面はどんな情景か、どんな色彩かなど、イメージしていくと表現したい音色、表情も出てくると思います。それを指のタッチでコントロールするのですが、やはり体の使い方をレッスンで習ってみるとよりわかると思います。
たくさん感動して下さい

 



羊・タイプ

(平和的でおとなしめの先生の意見)




ライオン・タイプ

( 権威的、きびしい先生の立場からの意見)





その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)