Q&A: 小学1年生の子供のピアノレッスン、合格の基準は?

ピアノを習っているお子さんやそのご父母、そして大人のピアノ学習者の方には、ピアノ・レッスンやピアノ教室に対して疑問や悩みが少なからずあります。当サイト登録のピアノ教室運営者、ピアノ講師が、その疑問、悩みに答えてくれます。

21年11月







Q: 小学1年生の子供のピアノレッスン、合格の基準は?



先生はとても優しいのですが、レッスンの際の合格の基準が甘すぎで、6、7割の出来で合格になっています。子供は楽しく通っていますし、厳しすぎて嫌になっても困るのですが、このまま続けていって、上達するのか心配です。それぞれの先生のお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。

ピアノユーザー様からの質問



A:ピアノの先生の回答  (先生のそれぞれの立場とタイプから回答)

フクロウ・タイプ
(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見)
ウサギ・タイプ
(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)
ネコ・タイプ
(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)

ウシ・タイプ
(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)
犬・タイプ
(真面目で親しみやすい先生からの意見)
クマ・タイプ
母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見
シマウマ・タイプ
(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)
キリン・タイプ
のんびりした先生からの意見
馬・タイプ
活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見
羊・タイプ
平和的でおとなしめの先生の意見
ライオン・タイプ
権威的、きびしい先生の立場からの意見
  その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)







フクロウ・タイプ

(学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見




こんにちは、エムジック音楽教室です。


当教室も、園児さんから小学1年生までは7~8割くらいで合格シールを貼って次に進む方針なので、ご参考までに回答させてください。


ご質問者さまがおっしゃるように、完璧に近づけるまで繰り返し努力することはとても大切です。
当教室も、発表会の曲は早くから準備をして、強弱や表現を作り込み、しっかり暗譜で弾けるようになるまで何ヶ月も練習に取り組むようにします。


ですが、導入期のレッスンでは、短い曲を次々にたくさん譜読みして、音符の読み方を覚えることも同じくらい重要です。
なので、同じ曲を繰り返し弾いて100%に近づける努力をするよりは、少し難はあってもとりあえず形にして次に進むことがよりよい練習になる場合もあります。


小さなお子さんの1週間と大人の1週間では体感が異なるので、大人の感覚で時間をかけないように留意すべき時もあります。


おさらい会や発表会で取り組む曲は根気強くそして精度を高める、普段の曲でも好きな曲や夏休み期間中は8割を目指すなど、メリハリがあっても良いかもしれません。

もっとも良いのは、先生に一度ご相談してみることかと思います。誠実にレッスンしている先生であれば、親御さんからのお問い合わせやご相談は嬉しいはず(それだけ真剣に習い事に向き合ってくださっていることなので!)です。
ピアノの道は平坦ではありませんが、楽しみながら上達されること応援しています。


エムジック音楽教室



こんにちは!
埼玉県のウィステリア・ピアノクラスです。
「生徒さんの学習進度」と「曲の仕上がり具合」との関係は、保護者の方々にとって大きな関心事ですよね。
実は、これは親御様だけでなく教師にとっても、非常にデリケートかつ重要な問題なのです。
分かりやすく言うと、ピアノ教室のレッスンでは、生徒さんに次の二つのことを習得して頂くことが期待されます。
一つは、「ソルフェージュ」と称されるもので、音楽の基礎教育を養うことを目的とします。
もう一つは、「芸術性」、則ち、演奏技術の向上と知識の増加に裏付けられる精神を根本とする表現力が終着点になるものです。
前者に偏ると、譜読みや学習進度は速くとも、一体何を表現したいのか分からないといったレベルの演奏しか出来ない生徒しか育たないリスクがあります。
しかし後者に偏ると、人を感動させることが出来たとしても、生徒は教師の助力なしに楽譜も読めない、或いは手掛けた作品数の希少さによる楽曲解釈が出来ないといった基礎力の脆さを抱えることになりかねません。
質問者様からの文面からは、学習者が小学校一年生ということしか分かりませんでしたが、「学習されている楽曲のレベル」や「習っている年数」を含めて頂けると、より具体的なアドヴァイスが出来ると思います。
例えば、未就学児よりレッスンを受けられていたとして、現在まだ「バーナム」や「ぴあのどりーむ」あるいは「トンプソン」「バスティン」の1巻を学習しているのであれば、普通の教師は、前者(ソルフェージュ力の不足を強化すること)を考えますので、曲の仕上がり具合は二の次になります。
その場合は、曲の仕上がりが雑だったとしても、曲の「数」をこなす方が生徒さんは伸びるのです。
ご質問を拝読した限りでは、現在師事されている先生の意図は、そこにあるのではないかと思わされました。
しかし、もしお子さんが既にバッハのインベンションやクレメンティのソナチネ、或いはそれ以上のレベルに達しているのであれば、まだ小学校一年生であるということを考慮して、進度のことはいったん脇に置いて、楽曲の内容を深く掘り下げて指導して頂くよう、担当の先生に要望を出しても良いと思います。
上記、質問者様と学習者の方々の参考になることを願いつつ投稿します。

 



ウサギ・タイプ

(楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見)




はじめまして。歴16年、個人ピアノ教室の講師です。
楽しく通われているとのこと、何よりですね!

私だったら、小学1年生であれば、たくさんの曲に触れること、丸をもらう喜びをまずは大切にします。
6.7割の出来、とのことですが、何の6.7割でしょうか?
課題曲には何を習得してほしいかがあり、最初から最後まで何回弾いても間違えないというところまでいっていなくても、その曲の課題が習得できていれば丸をつけることはあります。
発表会であれば、ミスしないことももちろん重視しますが、普段の教本では、技術やタッチ・表現などはその1曲で身につくものでもないので、どんどん次の曲に進む中で上達してもらうこともあります。

もしお子さんが、
「もっときちんと仕上げたい」と思っているのに進んでしまう、とか
すぐに曲に飽きてしまうから仕方なく次に進めている、とか
何ヶ月も同じ曲を仕上げられず6.7割で丸にされている
のであれば、先生にご相談なさるといいと思います。

お母様との意思疎通はどの先生も大切にされていると思いますよ。

これからもお子様が楽しく上達されることをお祈りしています。




毎回(全曲)、7~8割の出来での合格でしょうか?
教材によっても違うのですが、練習教材には、必ず、この曲ではこれをマスターしてほしい!と言うポイントがあります。そして、新しい事を習うと、何曲か続けて、同じポイントを習得する為の曲が続きます。この様な教材であれば、一曲目で完璧でなくても、私は良いかな?と考えます。もちろん、一曲目でも出来るだけ正解に近づけてレッスンしますが、あまり長いこと同じ曲を弾き続けても、小学1年生と言う年齢なので、だんだん嫌になり、結果練習しない→練習しないから弾ける様にならない→弾けないから嫌いになる
と言う負のループになりかねません。
一曲目で出来なくても、二曲目でもう一度チャレンジする!
二曲目の仕上がりは、一曲目よりも厳しく
と言うので良いのではないでしょうか?
どんな事でも、生徒さん一人一人の性格、練習する環境などが違うので、その子がどんな性格で、どの様な言葉で指導すれば正解に導けるのかを試行錯誤です。
質問の7~8割で合格!が、全曲で有れば、先生のお考えは、今出来なくても、もっと後になれば出来るかな?と言うものなのかもしれません。ですが、今習うべき事を、全てあいまいにしていたら、力は付かないかな?と、私は思います。





合格基準を甘くしているのは決してその講師が手をぬいている訳ではありません。
お子様がその曲に飽きないようにしているんだと思います。

わたしも小さい頃そうでしたがレッスンをしていくと
自分に合った好きな曲と嫌いな曲があります。

好きな曲は楽しいので沢山練習するけれども
嫌いな曲はやりたくないので
いつまで経っても合格にもならない
やり続けなければならない。
負の連鎖です。

ピアノを弾くのが嫌にならないために
ある程度弾けたら合格にしているんだと思います


ただ大事な要点をつかんでなければ
わたしは合格をさせていません。

例えばきちんと指番号を守っているか
アーティキュレーションができているか
音を理解しているか
リズムにのれているか

なので
その曲ひとつひとつの大事な要素さえつかんでいれば

わたしもある程度弾けていれば
合格にします

大体2週間で合格にしています。

お母様が不安に思うなら思い切って
先生に相談してみるのも良いかと思います

ただこれだけは言えます

お子様の気持ちも考えてあげるのが
一番です。





一年生はまだまだ色々な経験をさせてあげたい年齢です。
その単元のポイントがキチンと押さえられていれば、完璧を求めなくても良いと思います。
それより、沢山の曲、沢山の学ぶべき事を経験した方が良いと思います。
もう少し大きくなったら自分からハードルを上げると思います。




小学校一年生でどんなレベルなのかがわかりませんが、
私的には「音符がよめている」「リズムがあっている」
「指遣いもきちんとしている」で合格にします。
お母さんからみられて7割でマルはあるかもしれませんが、6割でマルは、どうでしょうか?わたしなら6割ならもう一回やらせます。新しい曲をどんどんやりたい生徒さんなのかもしれませんし、次にやる曲がおなじようなテクニックの曲なのかもしれません、
はやめに先生に連絡をとられて話し合われたほうがお母さんも納得いくとおもいますよ。



小学1年生のお子さまレッスンで、お子様さまはレッスンに楽しく行っているが、先生が優しく合格の基準が(6、7割の出来)甘すぎるため、このまま続けて上達するのかご心配なのですね?

そのようなお母さま・保護者さまは他にもいらっしゃると思います。お母さまは、ピアノ・もしくは音楽のレッスンのご経験者さまでしょうか?

ご自身がレッスンを(子どもの頃)受講されていらっしゃる場合、どうしてもご自身の『子どものころはこうだった』と
比べられます。もしくはお子さまのご兄弟やお友だちと比べられたりされる場合もあります。

ただ、今、ピアノのレッスンを受講されているのは
お子さまであり、教えていらっしゃるのは担当の先生です。
お子さまが楽しくレッスンに通われていらっしゃるのであれば、私はそこを評価していただきたいなと思います。

(※ただし、将来、音楽系の大学を考えている。コンクールでの上位入賞を考えているという場合はまた状況は少し変わってきます)

小学校1年生というで、お子さまは昨年までと生活が変わり(幼稚園や保育園)宿題もあり、忙しくなっていると思います。また、コロナ禍で色々な制限の中で生活でストレスもかかっていると思います。その上、今年度は学習要領が新しくなり、タブレットを使った授業など、授業も従来からどんどん進化しています。

ホッと楽しめる時間があるのは、お子さまの情緒教育としては大切な事だと思うのです。

『好きこそ物の上手なれ』です。
まず、ピアノや音楽が好き、先生が好き、レッスン行くの楽しいという気持ちは素敵な事です。好きなら、さらに上手になりたいと思う気持ちは出てくると思います。

いくらテクニックがすごく難しい曲が弾けるようになっても
弾いている本人が楽しくないピアノってなんだか寂しいですね。

ただ、お母さまもご心配だと思いますので、一度先生にお母さまのお気持ちをお伝えされ、先生のお気持ちやお考え(方針)をお聞きになられるとよろしいかと思います。

お母さまがお子さまの事は1番よくわかってらっしゃいますからね(^^)

その上で先生とこれからのレッスンのことについて擦り合わせていかれるとよろしいかと思います。
(合格基準が甘いのは、お考えがあってのことだと思います。それをお聞きになって、厳しめにするようにお願いするとか、合わないようであれば他のお教室を考えるのもありかと思います。1番はお子さまの様子・お気持ちを大事にされて下さい)

 




こんにちは

小学1年生だったり、習い始めて1,2年は完成度よりより多くの曲を体験することを優先させています。そうすることでその生徒さんの傾向がわかって来て、それを推し進めたり、広げるためのちょっと違ったものを用意することができます。傾向、というのは大きな意味だけでなく、ここの弾き方が好き、とかこのフレーズがすごく好き、ということがあります。褒めてあげると、それが得意フレーズになります。

 合格の基準が6,7割、というのがどのくらいかわかりませんが、私のクラスではつっかえずになんとか最後まで弾けたら、まずは成功。それを録音して聴いてみて、「どうですか?」と本人に確認します。「良いと思う」と言ったり「もう1週間やる」と言ったり。その時に意見が分かれることはあまりありません。

 そして発表会では1曲全体をしっかり頑張る。メリハリが大事です。そして本番で、緊張して思ったように弾けなかった!とか人前で弾くことがエネルギーになって楽しく弾けた!と生の体験をすることになります。その経験が普段のレッスンにフィードバックして上手になっていきます。

 お子さんが楽しく通っている、というのは良いことですよね。上手く弾く、という以外にもその曲を楽しんでいるわけですから。先々を先生が考えているかもしれないし、長い目で見てあげても良いのではないでしょうか。

三鷹市  ピアノレッスン 福原まり

 




合格の基準はお子様の性格などによっても異なってきます。
上手く弾けるまでムキになるお子さんもいれば、ちょっと間違えて合格を貰えないと駄々をこねるタイプも笑。
コンクールに参加するとか、将来的に音大受験も視野に入れていると厳しくせざるを得ませんが、実は楽しくやったほうが伸びます。

ただ、甘い合格に慣れてしまうと練習の時に向上心や工夫が生まれません。このくらいでまあいいやという自分に対する甘えが出てきてしまうと、この先難しい課題で挫折することになります。なのでレッスンの時に先生が本人も満足できるように仕上げてあげて、おうちの方にもう一度聴かせてあげれば良いかもしれませんね。

小学校一年生くらいでしたら、課題を弾けるようになってからさらに追加で5回弾く、というようなルールを作ってみてはいかがでしょう。




ネコ・タイプ

(独自の意見を言いたい先生の立場からの意見)


今の時代は昔の誰もがピアノを習うという時代でもなく、また、少子化や習い事でも多くの習い事があるうちの1つがピアノというように時代と共に変化していると思います。その為に、お子さん達は学校と多くの習い事で忙しく、練習時間もままならないと思います。その中で厳しくしても子供達は嫌になってしまうと思います。
しかし、習い事がピアノのみで、将来音楽の道に進みたいという場合には、その事を事前にピアノの先生に伝えることや、また、そのような厳しいピアノ教室を選択するというのも大切になってくると思います。もっと先生と生徒さん、保護者の皆さんで協力しあい、良くお話しをすることが大切だと思います。お互いが求めていることと違うのであれば、それはお互いにとって良い方向に向かないと思います。



TOSHIKOピアノ&リトミック教室の藤井敏子です。

一生懸命習われているのですね!

さて合格の基準ということですが、私は
「その子の目標が達成できたら」合格としています。

その子の目標は、1人1人違います。

読譜がスラスラできて、指もよく動くし、暗譜も早い子でしたら、音楽の歌わせ方、左右のバランス、ハーモニーの変化、移調奏などなど、その子にとって少し練習しないとできない課題がクリアできたら合格です。

逆にちょっと不器用な(1曲に数週かかる)タイプの子でしたら、全部を通してノーミスで弾けなくても、間違えやすい箇所がクリアできれば合格にします。

同じ学年でもずいぶん振り幅がある理由として
①同じ曲しかやらないと読譜の量が少なくなる。
読譜は数こなしが必要です。
②この曲でそのスキルが完璧でなくても、違う曲で同じスキルの練習が可能。
③難しすぎる、簡単過ぎる課題は、その子にとって学びが少ない。

小1は個人の成長具合や得意不得意に差があります。
そして、まだまだ飽きっぽい…
飽きたらいくら練習させようと思っても無理(笑)
結局できない…

嫌になる前に花マルで達成感を得る方が、数年後を見据えた時にメリットが大きい気がします。

年齢が小さいうちは、褒めておだてて「自分はできる!」という自信をつける方が大事。
自己肯定感が高ければ、年齢が上がるにつれて頑張れるキャパが増えてきた時にちゃんとできるようになるので心配なさらなくても大丈夫です!

小1-2くらいの時にたった4小節の楽譜すら完璧に弾けなかった子が、中高生になってベートーヴェンやショパン弾くようになった子、何人もいますよ(*^ー^*)v




 


ウシ・タイプ

(目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見)




岡田ピアノメソード

曲の取り組みの段階で、①楽譜通りに弾く②手の形③リズム感④表現やフレーズ音色に分類します。
生徒さんの個性・潜在的能力を指導者は適切に判断し①~④どのレベルまで導くかを生徒さんのモチベーションも加味しながら設定します。個に応じ①でもきちんとクリアできていればその生徒さんにとって立派な合格です。但し①の中でも課題は沢山あり、それを生徒さんが理解し努力を重ねて掴んだものなので、その価値を共有できていれば必ず次に繋がります。
まだ一年生ですので①段階のクリアすべき課題が明確に出来てるか?出来ていないか?さえも生徒さん自身に判断出来ない事が多いです。
指導者は生徒さんが正しいと自身で判断出来る様きちんと理解させているかがとても重要だと思います。
それによって家庭での練習の意義のみならず目的達成へのプロセスを意識させなければ合格の達成感や自信、次への意欲など恩恵が得られ難い合格となってしまいます。
先生の言葉がどの程度お子さんに理解されているか?
先生の要求はお子さんに程よい乗り越えるべき壁なのか?
上達につれ①→④にレベルアップを求める先生なのか?
このあたりを判断基準になさっては如何ですか。




先生の考え方や教材にもよると思いますので一概には言えませんが、練習中の曲にもとめられるテクニックと曲の雰囲気をつかめていれば私は合格にします。
例えば、スラーや和声のレガート、スタッカートの種類や強弱など。
タイトルがついている曲であれば、そのタイトルに相応しいかです。

教材によっては、似ている課題が続いていて初見でも弾ける生徒さんもいますので、自宅練習など余裕があるようでしたら、先生に相談してみるのも良いかと思います。




私は間違わずに弾けたら合格にしています。
小さなお子さんは、どれぐらい弾けたらいいのかという事があまりわからないので、ちょっと間違ってもマルもらったよーといつも思われてしまうと、発表会の時とかの完成度をあげたい時に困りますし、間違わずに弾くを習慣化させた方が、今後続けるときにもメリットがあるからです。
少し厳しいかもしれませんが、私はそうしています。

辻ピアノ教室 




私の場合、合格の基準は確固たるものはなく、各生徒さんの能力や性格によりその都度変わります。例えば、おだてれば頑張れるお子さんなら、基準をだんだん上げていきます。一方、飽きやすく同じ曲を長くやってると、だんだん下手になってしまうような生徒さんは、少し基準を下げて、その代わりたくさんの曲に触れてもらうようにします。
いずれにしても、最初の合格基準設定は大切ですね。最初に、このくらいできないと合格にはならないんだということを理解してもらうことは必要と思います。


串田真理ピアノ教室




曲を合格にするタイミングというのは、とても難しいと思います。
植木を育てるときの水加減と似ています。
植木は、水をやらなければ、枯れますが、与えすぎても枯れます。
上手に水やりが出来るようになると一人前という話を聞いたことがあります。

似たようなことが、「合格」にも言えると思います。
練習する気持ちを育てるのも、枯らすのも、このタイミングだといえます。

私は、基準として、次の事を柱として考えています。
まずは、生徒さんの性格です。
この子は、不合格になったとき、どの程度、それを受け入れられるかという事です。
もう一回頑張れば、もっと上手になる。といくらこちらが思っても、それでやる気をなくして、練習しなくなれば、元も子もありません。意味がなくなります。
次に考えるのは、練習している曲の価値です。
この曲は、どこまで掘り下げる価値があるかです。
とっとと、済ませて次に行った方が良い曲もあれば、完ぺきにできるまで、仕上げた方が良い曲との深み違いです。
後は、来週休みだとか、レッスンの都合も計算に入れます。

質問者の先生も、色々考えておられるのかもしれません。
疑問に思うのなら、素直に聞いてみることをお勧めします。
Lettle(レトル)ピアノ・エレクトーン教室



犬・タイプ

(真面目で親しみやすい先生からの意見)


最初から厳しく指導するのは今の時代にそぐわないので、まずは楽しくピアノを弾いてもらいたいとお考えなのでしょうね。
とはいえ、先生の立場としてやはり上達して欲しいですから、要所要所できちんとテクニックが身につく様工夫はされるのではないかと思います。
それでもあまり甘過ぎるとお感じでしたら、メールなどで厳しいことも言ってもらえるようにお伝えしてみては如何でしょうか。



6.7割で合格→ 何が10割でしょうか?
  ・間違いなく弾く
  ・暗譜で弾く
  ・音楽的なフレーズ、音の扱いで弾く
  ・適切なテンポで弾く
  ・和声を感じて弾く
  ・イメージを持って弾く
これを小1の人に求めるのは、大変なこと!
私の考えは、曲に対して10割もとめずに、その子どもに
対して、「これができたらOK」とします。
それから、優しい=基準が甘い と思うと、不幸な
ピアノレッスンになります。 
怖い思いをして、レッスンをうけたいと思う人はいますか?
優しいけれどもうまくなるレッスンはあります。
質問の回答としては、8~10ヶ月経って、うまくならないなら、
先生を変わられたら良いと思います。
太田ピアノ教室





こんにちは。厚木市の miwaピアノ教室です。

楽しくレッスンできている事は、とても良い事と思います。
多分、お子様はどんどん丸がもらえる事に達成感を感じておられると思います。毎週新しい曲をこなしていく事は、譜読みの力をあげていくので、いい事と思います。
ただそれが習慣になって、曲を深く弾き込む事ができなくなるのは、残念です。
弾き込んだ先の楽しみも知ってほしいです。
どんどん進める曲、弾き込む曲、とおり混ぜてレッスンしていただけるといいですね。
先生との相性も良さそうなので、一度先生にご相談してみたらいかがでしょうか。

楽しくピアノ弾き続けていってほしいです。




ほめて伸ばす・・・と同じように、ちょっとのミスは許しましょう。発表会だって完璧にあミスなく弾きとおすのは難しい。ただリズムや音読みの間違いは徹底的に直しましょう。つっかかったり音外しは許して、○をあげましょう。



こんにちは。
6割から7割位で合格となると、お母様も少し不安になられますね。私も少し緩いかなとは思いますが、もしかして、お子様の様子など見られて合格されてるのかもしれません。お母様もお忙しいかもしれませんが、お時間余裕ある時に、お子様のピアノを時々でいいので聴いてあげて、「上手ね。ここを直すともっと良くなるよ」とかお声がけしてあげても良いかと思います。今現在、小学1年生でお子様が楽しく通う事も大切な事と思います。
可能であれば上達具合を学年が変わる時期に先生に相談されても良いかと思います。



こんにちは
吉川市“ぴあの教室Dolce”の石田ふじ子です。
小学校1年生の合格基準についてですが、同じ年齢でもそれぞれ個性がありますので、一概に同じ基準で合格とはしておりません。
ご本人の個性、ご両親の希望などを考慮して進めております。
例えば譜読みが速く意欲的なお子さんであれば、基礎的な事に加え曲の構成、調性、ハーモニーを考えた上での音の響かせ方、呼吸法などを掘り下げながら音楽的表現が出来た時点で合格とします。
但し年齢を考えて、モチベーション維持のためにも1曲につき2週間位で次の曲に進みます。
この時期はなるべく沢山の曲に触れて、新鮮な気持ちで読譜力やリズム感、音楽性を養いたいと思います。
発表会の時は少し背伸びした曲を、丁寧に時間をかけてひとつの作品として仕上げていきます。
長く時間をかけて仕上げる少し背伸びした曲と、ゆとりのある小さめの数曲をバランスよく進めるようにしています。

譜読みに多少時間を要するお子さんには、音楽の楽しさを伝えるために、ゆとりのある曲で丁寧に歌ったり、音をよく聴けるよう指先の安定を指導しています。
合格の基準は音が聴けている、音が響いている
、強弱を意識出来る、指使い、音、リズムに注意して弾けるという辺りですが、やはり長々と同じ曲で進めるのではなく、楽しくいろいろな曲を取り上げながら基準値に達成出来るようにしています。
発表会でもゆとりのある曲を何曲も弾いてもらって、音楽性を深めて素敵な作品として演奏を楽しめるように進めています。

 



クマ・タイプ

(母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見)




子どものやる気を高める為には
ある程度指番号に
拍の取り方など出来るようになると
およそ8割9割程度出来れば次の曲を
課題として与えます♪
出来ないのに次のステップに進むのも
挫折に繋がるのである程度
弾けるように指導します♪



色々なお考えがあるかと思われます。
楽譜通りに弾く♪
それも良いですね!
編曲となってる所に書かれてある編曲者さまの名前は、様々ですね。
頑張って弾いてもどうしても難しい場合には、ピアノ教師側が、弾きやすい様にその子に合わせて編曲しても良い。と私は個人的に思います。
◯◯の所がどうしても難しい…それをもう一度、もう一度と繰り返し何度も宿題にさせるのは如何なものでしょうか?
やはり…楽しさを味わってもらう。先生に認めてもらい
褒めてもらう。コレがやる気につながるのでは?と私は思います。
弾けない場所を◯◯風に弾いてみよう♪それが出来たならば、私は花丸あげてます。

 


シマウマ・タイプ

(優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見)








キリン・タイプ

(のんびりした先生からの意見)



引き直しを何回も、言うと泣き出す子がいるので、
かなり甘めに指導しています。
フォローするために、教材以外の曲を、
コピーして渡して、宿題にすることもあります。
流行りの曲やアニメの曲などは、好んで弾いてきます。
色んな曲を弾いて、実力アップしています。




先ず、一般論です。
その曲を練習する事で何を生徒さんに教えようとしているのか、即ち、曲の課題をどれだけ達成したかによって、合格かどうかを決めるべきだと思います。例えば、楽しく演奏できれば良い、と言う設定も当然ありなので、その場合は楽しく演奏できていれば合格になります。
本ケースの場合、楽しく演奏するのではなく、ある程度演奏技術を身に就ける事を子供さんは兎も角、親御さんは期待されていると思いますので、もし先生がこの生徒さんの実力ではこの程度の合格ラインに下げないと嫌になるだろうな、と考えるのであれば、それは課題の与え方、つまり選曲が間違っていると言う結論になります。

 ここから先は、個別論です。ピアノのレッスンがなぜ集団ではなく個別に行われているか、私の意見を申し上げます。能力、目的に個人差が大きくありますので、集団でできないのではないかと考えております。
子供さんの意見など耳を貸さずにちゃんと演奏できる様指導して貰いたい、と言う親御さんもいらっしゃいます。また、本当は演奏できる様指導して貰いたいにも拘らず、楽しく演奏する事を第一で、と仰る方もいらっしゃいます。
厳しい様ですが、上手になる子供さんとそうでなお子供さんはいらっしゃいます。人間には向き不向きがあるからです。ただ、好きで楽しんでいれば、それなりのレベルにはいずれ到達します。また、レベルは低くても教養と言う面でしっかり根付くものです。
したがって、どの様なお子様が、どの様な親御さんの意見でレッスンを受けられているかで、対応は全く変わってくると言わざるを得ません。もし上達をご希望でしたら、先生にそう仰っても良いのではないかと思います。但し、お子様の意見も絶対に訊いて下さい。音楽に限らず、習い事が不発に終わる殆どの理由が、親子の意思疎通の無さの様に感じています。





馬・タイプ

(活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見)


その曲で学んでほしいことが何か、によって変わります。6,7割の出来であっても、その曲でマスターしてほしいことができていれば合格にすることがありますし、逆に最初から最後までほぼ完璧に弾いてほしい曲であれば、少々厳しくなります。また、すごくがんばったからご褒美合格とすることもあります。お子さんひとり一人の性格と一曲一曲の特徴を考え合わせて、合格として先に進めるのがいいか、もう1度宿題にしてきちんと仕上げるのがいいかを決めています。




羊・タイプ

(平和的でおとなしめの先生の意見)




ライオン・タイプ

( 権威的、きびしい先生の立場からの意見)





その他・タイプ (その他の考え方とタイプの先生)


こんにちは!ワクワクsmileピアノ教室です。
お気持ち、よくわかります。楽しんでいるのは良いけれど、合格の基準が甘すぎるように感じて、上達するのか不安になりますね。

「楽しい気持ち」を大切に指導している私は、楽しい気持ちがあれば、やる気が湧き、いろんなことを吸収して学んでいける!と生徒さんたちを見て思っています。

初めて間もない頃は、「譜読み力」をつけることも大切で、曲数をこなしていくうちに身についてきます。

どの先生も、生徒さん一人ひとりによって進め方は異なりますが、その生徒さんが今取り組んでいる曲を簡単に弾けるようならば、細かくタッチの仕方や音楽表現なども指導していけますし、難しいようならばあまり長期間続けるよりは、他の曲に取り組んでいってできることを増やしていくという進め方もあります。

先生に正直に相談されると、もう少し基準を上げられるかもしれませんし、お互いの理解が深まるかもしれませんね。お子様のピアノ上達と心身の健やかなご成長を祈っております。

ワクワクsmileピアノ教室