Q&A: コロナ対策でのオンライン・ピアノレッスン。メリット、デメリットは?
20年5月
Q:コロナ対策としてのオンライン・ピアノレッスン。そのメリットやデメリットは?
コロナウィルス対策として、オンライン・ピアノレッスンを行うピアノ教室が増えてきました。オンラインで行うときのメリット、デメリットについて、先生方それぞれの意見を聞かせてください。すでに実践されている先生はもちろん、まだ始めていない先生のご意見もお聞かせください。どうぞよろしくお願いします。
ピアノ教室.netからの質問
A:ピアノの先生の回答
(先生のそれぞれの立場とタイプから回答)
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フクロウ・タイプ (学問的、または知恵ある意見を述べたい先生の立場からの意見 |
2週間前以前からオンラインレッスンをお試しでしていましたので
慌てることなく殆どの生徒さんにオンラインレッスンを
受けていただいております。
メリットは車でお越しの生徒さんには
移動なしで喜んでおられます。
生徒さんが集中して先生のお話を聞くようになった!
親御さんがピアノにハマってしまった!
楽しいです!私も参加します!って言うてます。
時代に自分たちは乗ってる!と思って
参加を楽しみにしている。
デメリット
1日5人以上は喉がやられてガラガラ声になる。
通信が固まる、音が最悪!
手のフォームにはフォーカスできるが
音色にはできない!
細かいところまで伝わらない歯がゆさがある。
以上。
事が収束したらリアルレッスンが始まる
リアルレッスンの良さがその時判ると思います!!!
さかい
ピアノレッスンの1番いい形は対面レッスンです。
ただし、人と会って室内でお喋りし歌い楽器を共有する、この状況は、今は避けなければなりません。
生徒が休会した場合、それが数ヶ月続いた場合の1番の問題は、ピアノに対する気持ちが切れてしまうことです。
弾かなければできなくなるのは当然で、たとえレッスンに来た時だけピアノに触るような子であってもその週1回の時間は演奏力の維持するために大切な時間でした。
弾けてなくても一緒に練習しよう!というスタンスです。
オンラインであっても一緒に練習することはできます。
おうちでの適切な環境(椅子の高さや距離)のアドバイスもできます。
カメラの角度によっては手のアップや鍵盤の上からの画も撮れるので、対面レッスンよりもわかりやすいのはメリットです。
デメリットは音の問題です。
こちらが教室の設備をどれだけ整えても、生徒宅のWi-Fi状況によっては途切れやすいこともあります。
強弱の大きな変化は聞き取れますが、繊細なタッチの違いはわかりません。
ずっと続けるわけではないオンラインレッスンに生徒側の設備投資はお願いしにくいです。
またタイムラグの問題もあるので、伴奏を一緒に弾いてあげることもできませんし、歌いながらリードすることも難しいです。
ただし、録音したものに合わせてもらうなどの工夫はできます。
対面レッスンなら指導者が楽譜に書き込むことも多かったのですが、オンラインでは生徒が自分で書き込みます。
自分で書くことで、レッスンへの集中力・理解力は上がっているような気がします。
お友達とも遊べない状況で、レッスン中の画面の中の子どもたちの表情がリラックスしてて楽しそうで♪
ずっと続けるわけではない、いつか対面レッスンに戻れると思えば今はオンラインでも悪くないかな~使いやすい部分は積極的に利用すればいいかな~と思っています。
コロナでピアノレッスンはなかなか大変です。
もちろん学校もあらゆる習い事も大変てす。
レッスンがストップしてしまい、コロナの情勢によりレッスンを復活するというのは先の見えない事で教えるほうとしてもぷっつり途絶えてしまい、レッスン内容に不安があります。
オンラインレッスン、なかなか難しいと思います。生徒さん側のスマホの環境、またZoomなどのアプリで生徒さん側の面倒さ、また、1番問題であるのは、ピアノのおがやはり、100%は伝わりません。ある程度のレベルの生徒さんには、生徒さんの音が電子化され、固まってしまったりすることもある事などから、レッスンに支障はでてきます。
しかし、オンラインレッスンを毎日している私としては、生徒さんとのコミュニケーションによって、注意が伝わり上手になったりするところを見ると、レッスンをしてよかったと思います。なかなか、こちらの指導が伝わりにくいので、私も要点をまとめるようになりました。対面レッスンでも活用したいとも思います。
楽しいオンライン・ピアノレッスン♪
当ピアノ教室は、3月からオンラインレッスンをぼちぼち始めました。最初はご年配の生徒さんと持病をお持ちの生徒さんのみでしたが、4月からはほぼ全員がオンラインレッスンに切り替え、今に至ります(ご家庭の事情でオンラインレッスンを出来ない生徒さんを除く。)。未就学児もオンラインレッスンを受けています。
当ピアノ教室は、ご入会される条件としてLINE登録が必須なので、LINEによるオンラインレッスンはスムーズに開始できました。
◎メリット
・習熟ペースが乱れず、通常どおりに進められる。
・日頃レッスンに付き添えない保護者が子供の様子を見学することができ、熱心に関わるきっかけとなり、かえって良い機会が与えられたと思う。
・通いの時よりも、先生のアドバイスを良く聞いて、自分で楽譜に書き込みながら自発的に取り組んでいる。
・学校や習い事がお休みになる中、ピアノレッスンが普通に行われている事で、「いつもと変わらない」が癒しになっている子供が多い。
◎デメリット
ご家庭によってWi-Fi環境が様々で、回線が悪い生徒さんはいつも途切れてしまう為、中断が生じます。Wi-Fi環境が整っていないと、オンラインレッスンは難しい。
ミュージカリスランド・ピアノ教室♪
ピアノ講師 加藤麗子
こんにちは!
大人のオンラインピアノレッスン「やすえピアノサロン」のやすえ先生です。
大人の方へのオンラインレッスンやオンライン発表会をしております経験からお答えさせていただきますね。
まず、メリットは何と言っても、お家でリラックスしてレッスンを受けられることです。そして、ご自分の楽器を用いてレッスンを受けられること。これは大きいですね。先生の教室だと緊張してしまって、あれ?家だともっと弾けたのにな、と思うことはありませんか?確かに、どこのピアノでも上手く弾けるに越したことはないのです。しかしオンラインレッスンは、日頃の練習状態をチェックしてもらえて、アドバイスが受けられる良い機会になりますよ。
あとはデメリットというか注意した方が良いことは、カメラのアングルにちょっと気をつけてみてください。鍵盤はもちろんですが演奏姿勢も先生から見やすい位置に置くと、より質の高いオンラインレッスンを受けることができますよ。スマホ、タブレットやPCを置く場所を、レッスン時に先生にチェックしてもらいましょう。または通販などで「スマホ用の三脚」を購入しておくと、ずっと快適にオンラインレッスンが受けられますよ。安価なものが多いのでおすすめです。
このようにオンライン環境を整えておくと、オンライン発表会でも良いパフォーマンスができると思います。
ぜひ一度トライしてみてください。
埼玉県のウィステリア・ピアノクラスです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、皆さまにおかれましては、不安な日々をお過ごしのことと存じます。
これまでピアノを学んできた生徒さんにとって、レッスンを中断しなければならないという状況は、ただ事ではなく、困惑されていることとお察し致します。
当教室では、4月1日よりスカイプとグーグルミートを使った遠隔レッスンを開始しました。
オンラインでレッスンを行うことによるメリットとしては、一部の生徒さんから、「対面レッスンより集中できる」という声を頂いております。
また、県外など遠方に住んでいらっしゃる生徒さんは、これまで通年で受講することが難しかったのですが、オンラインを導入して以来、定期的にレッスンをすることが可能になりました。
デメリットとしては、通信の状態が必ずしも良いとは限らないということ、及び、生演奏でしか体験出来ない感動を得らづらいということがあります。
「緊急事態宣言」という制限された事情下にあって、大切な生徒さんに今、講師が提供出来る最高のことは、インターネット回線を利用してのレッスンだと思います。
画面の向こうから、「会いたい・・」と声を詰まらせながら、泣きそうな顔を見せた幼い生徒のことが、強く印象に残っています。
この局面が早く過ぎ去り、生徒さんと同じ空間の中でピアノを楽しむ日が、再び来ることを待ち望んでおります。
市川市エムジック音楽教室では、緊急事態宣言に合わせてオンラインレッスンに切り替えました。
今後については、政府発表や感染拡大状況を見ながら慎重に対応していく予定です。
最初は講師も緊張しっぱなしだったオンラインのピアノレッスンですが、やはり生徒さんの笑顔が見られること、巣篭もりで不規則になりがちな生活にレッスンというルーティンを提供できることが嬉しく、今も続けています。
実際に取り組んでいく上で、メリットとデメリットについても、分かってきました。
《メリット》
・レッスンに集中できる
・感染リスクを気にせずレッスンできる
・親御さんがレッスンを見学しやすい
・2台のピアノでより具体的に演奏を学べる
《デメリット》
・WiFiやデバイスの環境に音質が左右される
・工夫しないと連弾ができない
コロナウイルス流行以前にも、インフルエンザ時期などは「感染しないように」、「生徒さん同士で感染しないように」と配慮してレッスンする必要がありました。
お手拭きを用意したり、流行期にはマスク着用をお願いしたり、振替制度を改めてお知らせしたり。
オンラインレッスンは対面ではないので、感染リスクを気にしないで安心してレッスンできるのが魅力です。
また、音声や表情を互いによく聴こう、見ようとするので、集中してピアノに取り組める生徒さんが増えてきました。
演奏する時間、アドバイスを聞く瞬間をしっかり分けることで、メリハリのあるレッスンを実現できていると思います。
講師と生徒、1台ずつピアノを使うことで、より具体的な指示ができるようになったとも感じています。
デメリットとしては、やはりネット環境の良し悪しで音質や画像が低下してしまうこと、回線が切れてしまうことが挙げられます。
多くの大学ではオンライン授業が始まっていますが、ここでも回線トラブルが勃発していると聞きました。
それから、0.5~1秒程度の誤差によって連弾やアンサンブルができないのは残念です。
録音動画の共有などで対応していますが、合奏に関しては対面の方が自由度が高いと感じています。
この辺りは5Gが一般的になると解決するのかも?と期待しています。
どのようなことにも長所と短所がありますが、ピアノは集団で活動しなくても楽しめる楽器です。
部活動やサークル活動ができなくても、レッスンでワンポイントアドバイスを得れば、一人で楽しむことができるのが今の時代に対する強みではないでしょうか。
市川市エムジック音楽教室では、今後もよりよいオンラインレッスンを目指して必要な部分は適宜改善していきたいと思います。
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ウサギ・タイプ (楽しい雰囲気を大切にする先生からの意見) |
今月からオンラインレッスン取り入れました。
メリットはやはりこういった状況や天候に左右されないことでお休みが続いてだれてしまうのを防げること。また家庭での様子やピアノの椅子や足台の高さなども見られます。
また、私は横から姿勢や表情が見えるようにと、上から鍵盤と手元のみ映るのと切り替えながらレッスンしています。そうすることで口頭だけの説明より見て真似してもらうことが可能です。
デメリットはそれぞれの家庭のネット環境によって通信に差が出ること。また生音ではないのでタッチやニュアンスを伝えるのは難しいです。
楽譜をこちらが持っていないもの、宿題などは写真で送ってもらって添削などしていますが、その手間はあります。
こんにちは。
フェリーチェ ピアノ音楽教室です。
コロナ対策として、オンラインレッスンを取り入れました。
取り入れる前には想像もしなかったメリットが沢山ありました!
まずは、普段のレッスンより集中して取り組んでくれています。それは幼児の方も同じでした。
楽譜を注意深く見る事も養われます。
それによって、注意された事をすぐに直せたり、覚えてくれました。
私のオンラインレッスンでは、楽譜への注意をオンライン上で行ってます。
リアルタイムで書き込まれるのを、普段のレッスンでは当たり前の事も、オンラインにするだけで、楽しんで見てくれます。
また、定期的にレッスンがある事によって、休みが長く続いている環境下でも、ダラダラせずに済むと、好評です。
デメリットは、通信状況に左右されてしまう事と、音質の悪さです。
音質の悪さを当初は懸念しておりましたが、ピアノのレッスンではそればかりを追求している訳ではありません。
デメリットもありますが、思いもしなかったメリットに講師の私も驚いています。
今コロナウィルス感染予防でオンラインレッスンを行なっております。
生徒さんの中には、積極的にオンラインレッスンをご希望される方は、1割ぐらいの方しかいらっしゃっいません。
お子様ですと、どうしても保護者のお手伝いが必要で保護者の方が嫌遠なさっている様子です。
実際オンラインレッスンでは、自宅で行えたり、自分の楽器で行うのでいつもの姿勢など指摘できたり、また、画面越しなのでお子様は、ゲーム感覚で出来るというメリットもあります。しかし、私はやはり音色や、注意のタイミング、お互いのタイミングが難しいし、また、小さいお子様は、鍵盤のどこか?少し迷っているところもあります。もちろん、こちらは工夫してホワイトボード使ったり音符カードも使って指導しますが、実際のレッスンには、叶わないと思います。
しかしながら、どうしても遠いくて来れない方には、手軽にピアノレッスンを始めることは、できると思います。
このような状況になり、私もオンラインレッスンを開始しましたが、この機会にオンラインレッスンでの可能性も感じ楽しく行えております。
これからは、それぞれのニーズで色々な組み合わせで、レッスンしていくのも良いと思います。
この機会に、オンラインレッスンもお勧めですよ。
お休みするよりオンラインレッスンを受けた方が、
レベルアップ出来ると思います。
メリットは、沢山です。能力アップになります。
画面を通して注目して見てもらえるので、生徒さんの理解が早いと思います。特に手の形、弾き方、タッチなどは、大きく写すので模倣しやすそうです。(いつもは1台のピアノでレッスンです。)
生徒さんの集中力もアップしています。保護者の方の関与が必要なので、必然的に練習量も増えてきています。
こちらは生徒さんの楽譜が見れな書けない、なので、情報が少ないので、前回の続きがすぐ分かるよう様に、オンライン様に、経過の分かる指導ノートを作りました。保護者の方々からは、楽しく受けています、と感想を頂きました。
デメリットは、生徒さんの出す正確な響きを聴けないこと
、音声の遅れがあるので、伴奏が出来ないなどです。
生徒さんも、一方的にビデオを見るのと違い、(いつもより無駄話があまりなく)、会話に集中している分、終わった後、疲れが生じる、のではないか、と思います。
雰囲気、感覚、感情表現、という音楽にとって一番大事な部分は、想像になってしまうので、目指す所の意味の音楽指導には足りないところがあるのかもしれません。
いつかは収束すると強く思い続け、ピアノを続ける手段として使っていますが、せっかくなので、楽しく、かつ、有効に使いたいです。
時間は短めに切り上げて、もう終わった?次がたのしみ、
という印象になる様に、しています。
メリット:生徒さんが先生宅に通う為の交通費や時間を省けるので、忙しい方には向いているかと思います
デメリット:楽典など音楽ドリルの答え合わせや、音符の書き方等はオンラインでは難しいと思います。特に小さなお子さんは先生と直接対面してレッスンする方が何倍も習得しやすいと思います。また、手のフォームや微妙なタッチなどの指導はオンラインレッスンでは限界があると思います。
楽しんでレッスンすることをモットーにしてます当お教室は、音符カルタや音あてクイズなど楽しい内容のレッスンがもり沢山です(オンラインレッスンではこれらのレッスンは暫くお休みになります)
オンラインピアノレッスンをこれから始められる際は、新型コロナウイルスが終息した後のことも考え、自宅から通えることが出来るお教室を選択された方が良いかと思います。
今月から始めました。
皆さん LINEに馴染んでいますので 今はLINEでやっておりますが 若干の
画像のズレがあり見えにくいのが悩みです。
ZOOMの方が良いのか 今はまだ思案中です。
生徒さんは 新しい方法にとても順応して下さり 積極的に練習してくれてます。お家の方に一緒に協力してくれてますので 家庭内でレッスンの様子
を見てもらえるのが利点かもしれません。
レッスン後に「ポイントレッスン」と称して 私が弾きながらの動画を送るようにしています。
その方が よりハッキリと分かって練習することができるかと思います。
☆メリット
・自粛時気にせず家にいながらレッスン受講できる。
・レッスンに通う時間短縮できる。
・生徒の普段の自宅練習の姿勢が見れる。
☆デメリット
・生の音ではない為、ピアノレッスンで大事な要素である音量バランスや音色、細かいニュアンスを聞きとりにくい。
その為、講師は表面的なアドバイスしかできない。
・リアルな音楽の空気(フレーズ感)を伝えにくい。
・ピアノを弾く為に必要な良いタッチや脱力の確認など、生徒の手や指、腕などに触れてない分、見た目だけのアドバイスしかできない。
・オンラインレッスン時、小さい生徒は保護者がそばにいながらでないとレッスン態勢が成立しない。
・オンラインレッスンの為の電波状況がいつも誰でもいい環境とはいえない。また、保護者がデジタル苦手派だと難しい、めんどうと思われる。レッスン時間、室内静かな状況を作らないといけないのは難しい。(ご兄弟特に小さいお子様いらっしゃるご家庭ではよほどピアノが独立した個室に置かれていないと集中した時間にならない。しかし、たいていはリビングにピアノ置かれている。)
・リビングにピアノ置かれているご家庭では、部屋が見えるのをいい気はしない。(外部をぼかす機能もよくわからない)
・小学生以降の生徒(普段1人でレッスンに通う生徒)は、オンラインレッスンで保護者にレッスンを見られるのを嫌がる。
・リアルレッスンとは伝えられる事も異なるので、通常のお月謝を頂いてよいのか迷う。
私のピアノ教室では、個人レッスンなので感染のリスクはないので普段通りレッスンをしています。
もし、オンラインで行うなら、やはり指を見たいですね。
ウォーミングアップにいつも行っている指の運動では(筋トレも含め)音色と手の形をしっかりみます。
オンラインだと音色がちゃんと伝わらないと思います。
運指も大事ですからカメラが指を捉えていないといけません、
そう考えると強弱やテンポは伝わりますが、オンラインはあま
り効果的なレッスンとはいえない気がします。
曲が仕上げの段階なら曲想の指導はできると思いますが。
オンラインレッスンのメリット、それは「教育を止めない」の一言に尽きると思います。
・学校や習い事もお休みになる中、ピアノのレッスンという日常が続く。
・休校中でもあるため時間があるので練習が進む。
デメリットもあります。
・電波環境によってできないご家庭もある。
・音は当然違うので、仕上げのレッスンには向かない
・生徒によっては自宅にいることでメリハリが無くなる
デメリットと言って良いかわかりませんが、
・講師側の準備に時間とお金がかかる(ソフト・ハードの両面で)
それでも、今後も一気に感染拡大が終息するとは思えない中、オンラインレッスンをはじめるのは今かと思い、4月よりはじめています。
今後は、台風や弾丸低気圧などの異常気象の際、またコロナ以外の感染症、溶連菌や治りがけのインフルエンザなどで元気なのに・・というとき、保護者がインフルで連れて来られない、などの時にもオンラインレッスンは使えると思います。
ピアノのレッスンはどうしても今しなくてはならないものではありません。
ただ、ピアノを弾いて気分転換ができるとお考えの生徒さんは挑戦しても良いかと思いますし、先生方も新しいことに挑戦されることも良いかと思います。
PIANO
LESSONS WITH MIYUKI WILLIAMS
私がオンラインレッスンのピアノ教室を始めたのは、今から4年ほど前のことでした。その当時はまだオンラインレッスンのピアノ教室は数少ない存在でした。当時「オンラインレッスンにしたのね」と少し驚いていたピアノ教師の友人は、今回のコロナ騒動でオンラインレッスンを始めることになり、私にいろいろ質問してきて、実際にオンラインレッスンをした結果、「想像以上に実際のレッスンと遜色がなく、こちらの意図が伝わり、とても気に入った」と言っています。事実私もオンラインレッスンのピアノ教室を始めてからのこの4年間は、生徒さんたちの上達を目の当たりにし、オンラインレッスンというものに自信を深める歳月となりました。
オンラインレッスンのデメリットについて
オンラインレッスンのメリット、デメリットということですが、まず、レッスンの弊害となるような大きなデメリットが存在するなら、ピアノ教師としてオンラインレッスンはすべきではないと思っています。つまり、レッスンにさわるようなデメリットはないというのが私の考えです。よく言われる「音が少しずれる」ことも、レッスンのやり方や工夫でいかようにも克服できるものだと思うので、私個人はデメリットだとは考えていません。
オンラインレッスンのメリットについて
これはあげたらきりがありません。まず音声やカメラの性能が日々飛躍的に進歩しているので、実際に生徒さんの横にいるように、生徒さんの弾き方や演奏を把握できるので、対面のレッスンと変わらないレッスンが可能であることです。特にお小さいお子様の親御さんや、下に幼いご兄弟がいらっしゃる生徒さんの親御さんなど、レッスンに通うことに費やす労力が省けるのは、大変大きなことだと思います。また、生徒さんへの私のレッスンについてのアンケートにも、「レッスンがわかりやすい」と書いて頂くことが多いのも、オンラインということでかえって教師、生徒双方の集中力が高まる結果なのではないかと考えています。
これからは、コロナ対策に関係なく、オンラインがすべての分野でより「普通のこと」として使われるようになると思っています。
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ネコ・タイプ (独自の意見を言いたい先生の立場からの意見) |
メリット:感染リスクなく遠隔でレッスンができる。
曲の遅れがなく進められる。
デメリット:ビデオ通話アプリの種類や契約状況、、周辺機器によ り音声、映像の移りが異なる。
2歳~幼児には向きません。
生徒さん側の用意のある機器で行うので
スマホだと閉塞感ある場合も。
講師は声をかなり出して行うので、喉を痛める。
対面レッスンと違い、オンライン意外に
動画添削、ノートやワークの宿題添削等
下準備、機材の用意等、負担はかかる。
オンラインを実際体験し、下に小さなお子様がいる場合
遮られ親御さんの負担がかかり、
集中できないのでお休みを申し出る方もでてくる。
まとめ:自宅に居ながら、練習を進めていくことが可能。移動など感染のリスク回避できること。
反面上記の様なデメリットのことが多い。不満を生徒さん側にも
あるということを念頭に行うと良い。希望者のみというのが
自然な形ではないでしょうか。
皆様のコロナウィルス感染が拡大しないことを願います。
ピアノのオンラインレッスンを初められている先生もいらっしゃると思いますが、私は機械音痴ですることが出来ません。やはり、ピ絵ピアノはタッチの表現力ではオンラインでは難しいような気がします。
さくらジュンコピアノ教室ピアニッシモ
オンラインレッスンのメリットはやはり家にいて、遠隔でレッスンできる利便性だと思います。
デメリットは生徒さんの持つピアノの種類で対応の質は変わる事だと思います。
そして、生徒さんが、演奏しながらアドバイスに耳を傾けるのは、オンラインだと難しいかと思います。
☆メリット
・自粛時気にせず家にいながらレッスン受講できる。
・レッスンに通う時間短縮できる。
・生徒の普段の自宅練習の姿勢が見れる。
☆デメリット
・生の音ではない為、ピアノレッスンで大事な要素である音量バランスや音色、細かいニュアンスを聞きとりにくい。
その為、講師は表面的なアドバイスしかできない。
・リアルな音楽の空気(フレーズ感)を伝えにくい。
・ピアノを弾く為に必要な良いタッチや脱力の確認など、生徒の手や指、腕などに触れてない分、見た目だけのアドバイスしかできない。
・オンラインレッスン時、小さい生徒は保護者がそばにいながらでないとレッスン態勢が成立しない。
・オンラインレッスンの為の電波状況がいつも誰でもいい環境とはいえない。また、保護者がデジタル苦手派だと難しい、めんどうと思われる。レッスン時間、室内静かな状況を作らないといけないのは難しい。(ご兄弟特に小さいお子様いらっしゃるご家庭ではよほどピアノが独立した個室に置かれていないと集中した時間にならない。しかし、たいていはリビングにピアノ置かれている。)
・リビングにピアノ置かれているご家庭では、部屋が見えるのをいい気はしない。(外部をぼかす機能もよくわからない)
・小学生以降の生徒(普段1人でレッスンに通う生徒)は、オンラインレッスンで保護者にレッスンを見られるのを嫌がる。
・リアルレッスンとは伝えられる事も異なるので、通常のお月謝を頂いてよいのか迷う。
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ウシ・タイプ (目標に向かって地道な努力が大切と考える先生の立場からの意見) |
当教室では今回の状況を考慮して、リアルタイムのオンラインレッスンではなく、録画提出添削型のレッスンをしています。
オンラインレッスンも試行しましたが、会話重視型のアプリはどれも音声の遅延があり、また、音質や音色までは追求できる品質に無い事が判明しました。(当方では機材や接続環境を整備していますが、生徒さんのご家庭のネット環境によりムラがあるのも否めません)
音質の面で、最も優秀と感じたのはApple社独自の会話アプリでしたが、これは生徒さんのご家庭がAndroid端末の場合には使用できず、結果として全ての生徒様に等しいオンラインレッスンをするのが厳しいと考えました。
そうは言っても、先が見えない状況で、なおかつ休校で時間が沢山ある生徒さんに、今こそ是非ピアノを沢山練習して欲しいという思いもありましたので、各家庭のご都合の良い時間に練習の成果を動画に収めていただき、それをメール/LINE/動画共有サイト等から提出していただく、録画提出添削型レッスンを採用しました。
音質はリアルタイムのオンラインよりはるかに良いですし、当方も何度も拝見する事ができ便利です。また、楽譜は最新の状況のものを画像ファイルで送っていただき、そこに注意事項を書き込んだ上で、細かい表現や手本、練習方法を録画した動画と併せて返信しています。
対面レッスンには敵いませんが、生徒さんのモチベーション維持には大いに役立っていると思います。また、動画を撮影する事で自身の演奏を改めて聴く習慣がつき、練習量が増えたという嬉しい報告も受けています。
こんな状況ではありますが、出来ることを出来る限り、という気持ちを生徒さんと共有しながら乗り越えていきたいです。
オンラインレッスンのメリット:
自宅にいながらにレッスンできる。
生徒が自ら楽譜に書き込んだり、自ら発言するようになる傾向がある。
対面レッスンに戻っても、レッスンに行くほどは元気出ないときもオンラインレッスンで対応出来るような慣れが双方にある。
生徒への観察が出来て適切なアドバイスが出来ればオンラインで も上達出来ることを実感している。
生徒の環境、椅子の高さやピアノの状態を把握できてそれに対するアドバイスもできる。
デメリット:いろいろなアプリを試したが、音質の比較的良いものは
容量が重く通信が飛んだり途切れたりすることもある。
上記の理由からオンラインレッスンだけでは不足と思われるので動画を送ってもらい、アドバイスを返信したり、ワークなどの宿題は送られてくる画像に○付けをして返信するという手間と時間が余分にかかる。
保護者の負担や手間も増えているように思う。生徒の通信環境がWi-Fiでない場合、また母親が多忙であったり精神的負担を感じている場合、オンラインレッスンは成立しにくい。
お子さんのピアノに熱心なご家庭と、放任のご家庭では動画添削の量だけとってもますます差が出来てしまう。
手をとって指導することが出来ない。
リアルタイムで連弾が出来ない。
ピアノは空間を使った響きの芸術なので、モバイル越しではそこそこのところで妥協するしかない。
教える側は心身ともに非常に疲れる。
皆様には先の見えない自粛へのストレスや感染への不安、などお察しします。
私もこの状況が長期化した場合も想定し、手探りではありますが、スマホを使ったオンラインレッスンを始めました。
○メリット
1、換気・消毒から解放される。これは私には結構しんどかったのです。鍵盤クリーナーの殺菌も、あまり頻繁になると楽器の傷みのほうが心配でしたし。
2、マスクをしないで話せる。マスク越しの会話は聞き取りにくいですよね。殆ど声を荒らげるレベルで話す感じで、体力の消耗が酷かったのです。私もそうですが、先生がマスクをしているのは、生徒さんにもストレスだったんだなあ、とやってみてわかりました。
3、生徒さんが喜んでくれる。退屈してたよね。喋りたかったよね。教室でおとなしかった子供さんのまさかのハイテンションに嬉しい驚きと発見がありました。
4、生徒さんの練習環境に気づく。電気ピアノ、キーボードで音量が低いからいつもガンガン弾くのね、とか、椅子の位置や座り方を、お家での練習からなおせて良かったです。平常時でも時々はやりたいと思いました。
○デメリット
1、相手のネット環境によっては、フリーズやハウリングが生じてしまう。あまり酷いときは出来る範囲で時間を動かすなどしますが、完全ではないですね。長期化するようならZoomアプリの導入も検討中です。
2、タイムラグのため、一緒に歌ったり、伴奏をつけてあげたりが出来ない。先に歌って、ハイ、のパターンです。連弾対応の教材は「教室でレッスンできたら連弾しようね」になっています。
3、楽譜や手を一緒に見るのが大変。通常のように指し示すことが出来ないので、外カメにして見せる、など対策しています。小さい生徒さんはお母様が持っていて下さったり、お父様が固定してくださったり、などご協力いただいています(感謝!)中高生や大人は小節番号を振っていただく形です。逆に後々良いかも。
4、書き込みと丸つけが出来ない。鉛筆持ってきてね。
そこに印をつけてね。などやらせています。今のところはそういうことも楽しんでいる様子で救われています。後で「パパやママに大きなはなまるつけてもらってね」で笑い声が聞こえます。
大体こんなところでしょうか。まだこれから先やっていくなかで問題点があがってくるのはオンラインに限ったことではありませんが。こちらも勉強ですね。
わたなべピアノ・ソルフェージュ教室
渡部昌美
メリット
お家での練習がピアノはとても大切です。
なのでお家の環境が大事ですが、なかなかレッスンの時にお話しを聞くだけではわからないことが多いです。
動画レッスンを始めて分かったことが沢山ありました。例えば、動画を撮っていただくたった数分も家族の協力が得られずテレビの音がしている中で弾いている。下の子が邪魔し放題。小さい子が夜遅くに弾いている。椅子の高さをレッスン内で教えていても家ではそれをやっていなく、高すぎたり低すぎたり足台が高すぎたりなかったりする。
電子ピアノも色々で、ヘッドフォンでなければ打鍵音が大きくてピアノの音が聴こえないのでヘッドフォン付けてしか弾いたことがない。そういう実態がわかっただけでも、一人一人にどのようなレッスンが合うかが分かり良かったです。また、椅子や座り方や足台は保護者の方にもご協力いただけて直すことが出来ました。
言葉だけでは伝わらないことがあることをかんじました。
また、動画を送る方法なので、自分の録画をみて自分の音を聴き、なるべくいい仕上がりで送りたい気持ちになるので練習しますし、講師のアドバイスも練習前にかならず見るように言ってあるので、普段伝えても忘れてしまうことが多い生徒たちですが繰り返し聴くことが出来ます。
その結果、学校が無くて時間があることもありますが、みんな飛躍的に上達しています。
また、ワークやソルフェージュは毎日送って頂くので譜読みがどんどんできるようになっています
デメリット
ネット状況が皆さん違うので、古い?スマホなどだと音が聴こえづらいとか、その場の臨場感を味わえないとか、楽器を持っていない子はそれなりにしか教えてあげられないこと。
楽器がないのは致命傷です。
それでも譜読み強化とか参考になるオーケストラ動画を見てもらうなどできることはたくさんあります
メリット
お家での練習がピアノはとても大切です。
なのでお家の環境が大事ですが、なかなかレッスンの時にお話しを聞くだけではわからないことが多いです。
動画レッスンを始めて分かったことが沢山ありました。例えば、動画を撮っていただくたった数分も家族の協力が得られずテレビの音がしている中で弾いている。下の子が邪魔し放題。小さい子が夜遅くに弾いている。椅子の高さをレッスン内で教えていても家ではそれをやっていなく、高すぎたり低すぎたり足台が高すぎたりなかったりする。
電子ピアノも色々で、ヘッドフォンでなければ打鍵音が大きくてピアノの音が聴こえないのでヘッドフォン付けてしか弾いたことがない。そういう実態がわかっただけでも、一人一人にどのようなレッスンが合うかが分かり良かったです。また、椅子や座り方や足台は保護者の方にもご協力いただけて直すことが出来ました。
言葉だけでは伝わらないことがあることをかんじました。
また、動画を送る方法なので、自分の録画をみて自分の音を聴き、なるべくいい仕上がりで送りたい気持ちになるので練習しますし、講師のアドバイスも練習前にかならず見るように言ってあるので、普段伝えても忘れてしまうことが多い生徒たちですが繰り返し聴くことが出来ます。
その結果、学校が無くて時間があることもありますが、みんな飛躍的に上達しています。
また、ワークやソルフェージュは毎日送って頂くので譜読みがどんどんできるようになっています
デメリット
ネット状況が皆さん違うので、古い?スマホなどだと音が聴こえづらいとか、その場の臨場感を味わえないとか、楽器を持っていない子はそれなりにしか教えてあげられないこと。
楽器がないのは致命傷です。
それでも譜読み強化とか参考になるオーケストラ動画を見てもらうなどできることはたくさんあります
中館彩子
私は、昨年の10月より、オンラインレッスンを試験的に行っています。
まだ、オンラインレッスンのみの生徒さんはいらっしゃいませんが、
正月休みで、レッスンに来れなかったり、
連休中で、用事がある人など、
ポイント的にオンラインレッスンをしてみています。
実験的に、どの程度の曲なら、オンラインでも大丈夫なのか、
実験してみたりもしました。
その結果、言えることは、
この度のように、感染する病気がはやった場合、
災害などで、レッスンに来ていただけない場合など、
緊急事態が発生した場合、本当に助かり、
心にゆとりをもって、レッスンが出来る気がします。
デメリットとしては、
やはり、こういうツールは、会話をするために作られたものなので、ある程度の音量を超えると、音が飛んだり、消えたり、
楽器の音を伝える手段としては、問題が起こる場合があります。
また、ピアノのレッスンというものは、
ただ音やリズムが正しいかどうかというだけでなく、
音の出し方など、細かいテクニックを伝える義務があると考えています。
その点においては、手取り足取り、
と、目の前でやって見せる事でしか伝えられない部分も多く、
見ただけでは、到底無理と思える事も多いです。
しかし、今の世の中、ピアノに向かう気持ちは多様化していて、
なんとなく、両手で弾けるだけで嬉しい。
気分転換になればと思って、弾いている人も多く、
価値観は、人それぞれ。
そういう、ちょっとした趣味で、忙しい合間にと、
考えている人には、オンラインも、一つの手段になるのではと、考えています。
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犬・タイプ (真面目で親しみやすい先生からの意見) |
音質の面からいうと、オンラインレッスンはどのアプリを使うにせよ、満足のいく物ではありません。
しかし、今の状況で、ピアノに親しむ習慣をなくさないためには有効な手段であると考えます。
長所・・・ピアノに親しむ習慣が継続できる
歌ったり、読譜したり、ソルフェージュ的なことが可能。カメラを移動し、手の動きをしっかり見ることができる。
短所・・・音の響きが聞こえてこない。時々ハウリングのような感じになることもある。ややタイムラグがある。
【オンラインレッスンのメリット】
通学出来ない時も自宅でレッスンを受けられるため、休むことで起きやすい「モチベーションの低下」を防ぐことが出来る
画面を見る、先生の指示を聞くことで普段以上の集中が出来る
オンライン特有のツールを使って楽しめる
遠隔レッスンが可能
【オンラインレッスンのデメリット】
教室、生徒双方の通信環境や機器の違いが、繋がりにくさを生む
音質にこだわるレッスン、上級者のレッスンは難しい。やるなら相当のノウハウと機器整備が必要
親の協力(スマホの操作など)が必要だが、親がITに疎い場合オンラインレッスンに消極的だったり、場合によっては拒否される
レッスン中は他の家族に静かにしてもらわなければならない、高学年以上は親にレッスンを見られるのを嫌がる、部屋を片付けないといけないなど、敷居が高い印象を与える
指導者は複数の手段を用意する必要がある(どの手段が良いかは生徒により、日によっても違いがある)ため、負担が大きい
指導者にはマイクやスタンド、カメラなど設備投資の費用がかかる
※実際の声
「先生のところのグランドピアノを弾きたい」「レッスンで外出することがモチベーションを保てる」という大人の生徒さんからの訴えがありました。
保護者が医療関係や物流などリモートワーク不可で勤務しており、日中は学童保育と同居または近距離の祖父母が世話をしている場合、不慣れなオンラインレッスンを祖父母には頼めないとも言われました。
ひとみピアノ教室の金田仁美です。
これまでもオンラインピアノレッスンは存在していましたが、コロナウイルス対策で様々なお教室がオンラインレッスンや動画レッスンを取り入れ始めていますね。
私もその中の一人で、先月からオンラインを取り入れてレッスンをしています。
音楽的な面から考えると、リアルレッスンのように、生徒様の姿勢や手指の形を修正することができませんし、音色や両手のバランス等、画面を通しては聞きづらいところも多いです。
ただ、外出自粛の現状、せっかく練習を続けている生徒さんのモチベーション維持のためには有効な手段です。
緊急事態宣言が今後解除されたとしても、教える側も習う側もまだまだ不安な日々は続きます。
そうしているうちにピアノから離れてしまうのはとても残念なことですので、なるべく安心な方法で続けるためにも、今オンラインでレッスンすることを教室で実践しておくことは、今後のためにも役立ってくるでしょう。
さて、メリット、デメリットですが・・・
メリット: 感染する心配がない・・・説明不要
メリット: 移動する時間や交通費が不要
・・・これは感染予防対策以外でも、お忙しい保護者の方、習い事をたくさんされている方の時間節約にも貢献できる点です。
メリット:;緊張感(またはリラックス感)・・・これは生徒さんの性格や普段のリアルレッスンでの様子により異なりますが、例えば普段講師宅でふざけてしまいがちな生徒さんが、オンラインだと近くにお母さんがいるので、真面目になったり(笑)逆に普段講師宅に行くことで緊張してしまっていた生徒さんが自宅にいる安心感から、のびのびとレッスンに取り組める場合もあります。
デメリット:;準備が少し面倒・・・スマートフォン・タブレットPC等の機器があること、Wi-Fi環境が整っていること、そしてなんらかのビデオ通話ツールを使えることが条件になってきますので、パソコン関係が苦手な保護者の方にご準備いただくのは少し負担かもしれません。
デメリット: 自宅が映ってしまう・・・講師は普段から自宅に生徒様が来ることに慣れていますが、生徒さんは自宅のピアノ周辺が画面に映ることに抵抗がある場合もあるかもしれません。
デメリット: ;レッスン内容に制限ができてしまう・・・先ほど書いたように実際に生徒さんの手に触れながら見本を示すことができない他、例えば講師が伴奏して生徒さんがメロディーを弾く、というような練習は基本的にはできません。(どれだけネット環境が良くてもどうしても少しは時差が出てしまいます)
ただ、この部分は生徒さんに協力してもらいながら講師の工夫次第でいくらかできる部分を増やすことはできます。
例えばワークブックを前日にスキャンして送ってもらって
、レッスン時間帯にお互いに見ながら一緒に丸付けをしたりできます。
いずれにしても、新しい時代に入ったといっても過言ではない昨今、講師のアイデアや工夫がより求められるようになりました。
思いっきり教室自体を休みにする方がいいと思います。オンラインでやるのは慣れていないし・・・・音大・音高受験の子だけオンラインでレッスン」したいです。
大阪府藤井寺市でピアノ教室を主宰しております岡本裕美です。
新型コロナウィルスのニュースに毎日心を痛めています。早く収束し、自由に音楽が楽しめる世の中に戻ってほしいと願っています。
さて、大阪では2月末から公立学校等が休校になり、その頃からオンラインレッスンの準備を始め、4月よりレッスンを開始しました。
実際やってみて、気付いたことをいくつか書いてみたいと思います。
☆デメリット
①生の声、音が聴けない
もう、これに尽きます。当教室ではグランドピアノとチェンバロを使った「アコースティックの響きを聴きながら美しい音を」というレッスンをしており、その根本の指導が難しくなりました。
②ご家庭のネット環境に左右される
Wifiなどの環境が整っていること、それからスマホやタブレットを操作するのに小さいお子さんでは保護者の方に在宅いただくことが必要になり、レッスン時間の変更もありました。
③アンサンブルができない
どんな回線でもタイムラグが生じるため、講師と生徒で一緒に弾いたり歌ったりということができません。生徒のみでリズム打ちをしながら歌わせたり、テキストの音源に合わせて弾いてもらったりしています。
④講師の設備投資&準備の労力が半端ない
できるだけ質の高いレッスンを、と元々あったPCやスマホに加えて、マイク、外部カメラ、マイク付きイヤホン、スマホスタンドなど新たに購入して、ここだけの話(笑)大赤字です。レッスン準備も、映し方の工夫や画面越しにも伝わりやすい方法を考えたり、と毎日勉強です。
☆メリット
①お家での練習環境が見える
これは大きいことでした。楽器と椅子の高さがちぐはぐだったり、電子ピアノだと音量を極端に絞って弾いていたり。
レッスンで「良い姿勢で」「脱力して」と訴えても、やはり日頃の練習環境が大事ですよね。お母さまに指摘したところ、さっそく改善してくださいました。
②お家の方にレッスンを聞いていただける
当教室では一人で通ってくる子がほとんどなのですが、オンラインだとお家の方にもレッスンの様子を見ていただけることもあり、以前よりもかえって細かいコミュニケーションが取れるようになりました。
③お互いが「伝えよう」と努力する
私が「分かりやすい指導」を心がけるのはもちろんですが、生徒も画面の向こうの先生に言葉なり音なりで「自分の思っていることをはっきり伝えなければ」という積極性が2回目にして早くもみられるようになってきました。
④通う時間がいらない
中学受験の塾がハードで、電車に乗って教室まで行く時間が取れない、としばらくレッスンを休んでいた生徒にも声をかけたところ、夜遅くの時間になら出来るということがわかりました。ピアノが大好きな子なので「またレッスンが受けられる」と親子で喜んでくださいました。距離や時間的な制約が無くなります。
⑤集中する
どんなに小さな生徒でも「先生の発する一音、一言たりとも聞き逃さないように」と集中しているのが分かります。対面レッスンだと学校帰りで疲れて生あくび、というのもしばしあることですが、オンラインではそういうことは全くありません。
⑥生徒の自立
私の言った注意点や新しく出てきた音楽用語など、普段なら私が書き込むことも生徒自身に書かせています。(幼児除く)
レッスン終了後に送るフォローのメールに正しい漢字や綴りを書いて確認してもらうようにはしていますが、そういうことも能動的なレッスンに繋がるのではと思っています。
と、書いてみたところで、意外と(!)オンラインならではのメリットをいっぱい発見することになりました。
教室でのレッスンとオンラインレッスン、今後はそれぞれの長所を生かして、新しいピアノレッスンの形を作り出していきたいと思っています。
どんな世の中になろうとも、音楽は消えないと信じて・・・・・・
オンラインレッスンの
メリット
感染のリスクを伴わないでレッスンが出来る為、
安全面においては問題が無い。
また、講師側のコロナ対策が要らなくなるので、負担が軽くなる。
お互いに家に綴じ込もらなければならない環境の中で、
普段のレッスンに近いレッスンや、アドバイスが受けられる!
対面とは違った緊張感(録音による)を持てる。
デメリット
生徒さん側のネット環境も整えなければならない。
ご家庭の環境で、動画撮影にも負担がかかる。
例えば生徒さんに小さいお子さんのご兄弟が要る場合
撮影の間、下のお子さんを見ていただく人も必要になる。
共働きのご家庭なら、動画を撮影する時間をとるにも負担がかかる。
譜面に直接書きたい事は、ご家族のどなたかに依頼しなければならない。
学生の生徒さんには、自分の演奏をご家族に聞かれたくない。と感じる人もいる。その場合オンラインレッスンに抵抗が出る。
Wi-Fi環境によっては、音がズレたり、遅れたり、聞こえにくい等が発生する。
オンラインレッスンと、
ソルフェージュの動画での練習
ドリルの提出を合わせて行っています。
メリットとしては、今までは何となく雰囲気で伝わっていたことも、動画などにすることで、よりわかりやすい説明が求められる為、こちらも更に勉強をして、小さな生徒さんにもわかってもらえるような工夫をする様になりました。
レッスンでのアドバイスは、こちらで、まとめてLINEで送っているので、課題も明確になっていると思います。
ドリルなどのやり取りの際は、お互いにお手紙を書いているので、いつもと違ったコミュニケーションも、取れるようになりました。
また、注意事項など、私が楽譜に書き込んでいたものを、生徒自身で書き込むことにより、意識が高まり楽譜に集中すると共に、考えて弾くことができるようになったと思います。
デメリットは、Wi-Fiの環境によっては、時々音声や画像が切れたり、聴こえてくる音が割れたりしますので、なかなか音質についてのアドバイスや、曲の仕上げも難しいと思います。
この後どのくらいで、対面レッスンに戻れるのかわかりませんが、短い間でしたら、ピアノを弾くことで精一杯だったことで、見落としてしまっていたことを補うとても良い時間だと思います。
ソルフェージュや、楽典を進めることは、対面レッスンが再開した時には、とっても大きな力になっていると思います。
https://www.piano-k.net/profile/profile0000002034.html
メリットは、このような状況でも自宅に居ながらにしてレッスンを受けられることです。ですから練習する習慣を継続することができることはとても大きいと思います。
始めるまでは、指の形の指導はむずかしいかな、と考えていましたが、実際は手元をアップにすることでクリアできました。
丸付けは親御さんにお願いしています。合格にするのは指導者であって、丸付けをする人ではないので、生徒さん自身が付けてもO.K.にしています。やりたがる子は割と多いです。
ドリルは予め宿題のページを写メしていただき、それを画面共有して間違いのチェックや丸付けをしています。画面共有での丸付けは喜ばれます。
デメリットは、音質とタイムラグについて。この2つはどうにもなりませんので、オンラインレッスンをご案内するときにご説明してご理解を得ました。
Wi-Fi環境については、今のところ音が途切れたり画面が固まったり、ということはなく、双方とも問題ありません。
4月からオンラインレッスンを取り入れて、1ヶ月のレッスンが終わりました。対面レッスンより疲れますが、慣れもあると思います。実際、初めてのときより随分やりやすくなりました。
ちいさい生徒さんは親御さんの協力が必要ですが、それが得られれば良いスタイルだと思います。今後の災害級の悪天候でも使えると思うと、改善出来ることは改善していきたいと思います。
オンラインレッスンは行っておりません。
また、やろうという事も考えておりません。
それほど緊急の政党がいないという事もありますし、十分目が届くかどうかという心配もあります。
はっきり言って、私の教室でそこまでやる必要はないと考えています
コロナ対策というよりも、以前からオンラインレッスンは
行なっていました。
独自のレッスン項目がありますので、地方の方で
近くにそのコース、レッスン内容がない方からのご要望にお応えするというのがキッカケでした。
HPにメリットなどを掲げて、オンラインレッスンの項目を
掲載しても日本人は「誰もやっていない」「そんなことでレッスンが成り立つのか?」という疑問視からブームにはなりませんでした。
しかしビデオ通話を使ってリアルタイムにスマホ、PC,タブレットなどのデバイスを介して普通に対面しているのと同じ状況でレッスンが受けられることがなかなか一般の方に伝わらなかったのです。
デバイスを介して同じレッスン室にピアノが2台あって
先生と生徒が隣にいるのと全く同じ状況が作れます。
今回コロナ騒動が日に日にマスコミやインターネットで
騒がれる中、一人の保護者の方からオンラインレッスンをやって欲しいとのご要望がありました。
実際に何年か対面レッスンでお子さんが教室に来室して個人レッスンを受けている方からのご要望でした。
「これを機にオンラインレッスンを広めよう!」
これが私の最初に思った率直な感想です。
保護者の方々の不安も深まっていく中、
その旨をブログに公開しましたところ、たくさんのご要望がありました。
<オンラインレッスンのメリット>
●リアルタイムでデバイスを介して対面レッスンと同じレッスンが受けられること
●保護者の方がレッスンのようすや講師との会話やりとりを見ることができるので「まるで授業参観」
●生徒がダラダラしない。場合によっては対面レッスンよりも集中する。
<オンラインレッスンのデメリット>
●目下のところ音質の問題が若干ある(初級、中級レベルにはさほど大きな問題はなし)
●お互いのネット環境(光回線の速度、Wi-Fi環境)を整えることが必須
●連弾、アンサンブルなど別々のパートを同時に弾くことが今現在では難しいこと。
(今後、ネット環境の強化とビデオ通話アプリの品質向上が予測されるため、今後に大きく期待する)
●レッスンを受ける側も教える側も事前に楽器の前に
必要な楽譜やノート、筆記具などをそろえておく必要がある
●距離よりもお互いのデバイス同士の相性も考えられるため、講師側はスマホ、PC,タブレットなどの複数のデバイスをレッスン室に常備しておく必要がある。
画面がフリーズする、通知が届かないなどのトラブルには即座に対応することが必要。
(講師側のデバイスを即座に変えてみる)
●難しいと思われる操作を生徒側にさせてはいけない。
事前にHPなどで分かりやすく動画や写真などを使って
説明をすることが大切。
●口頭での連絡は固定電話の方が有利
(電話で話しながらスマホの設定をするのは酷です)
オンラインレッスンをコロナ対策の一環と一時的なものとしてマイナスに捉えるのではなく、
「どこに住んでいても、先生と生徒がリアルタイムにこんな風に楽しくレッスンができるんだよ」ということを
明確に世の中に伝えていくことが大切。
フルーリエ
ピアノ教室 講師/原山広美
コロナウィルスの影響は、本当に深刻なものとなっておりますね。
学校の休校に対して、生徒さんやその御家族も、今後どのようになっていくのか不安を抱えていらっしゃると思います。
そして、私達が行うレッスンは、避けてほしいといわれる「3密」の定義に入ってしまいます。
生徒さん、御家族、指導する私達……お互いが感染を防ぎ、不安をなくすためには、やはりオンラインレッスンを勧めていかなくてはと考えております。
LINE、zoom、Skype………いろいろあるようですが、まだ検討及び勉強中です。Wi-fiの環境も更に強化しなくてはいけないですし、相手側の環境も考慮しなくてはなりません。
zoom等は相手側が慣れていないと、操作(受信)しにくいようですね。
そして、オンラインレッスンは、楽譜上の事をチェックする事はできても、タッチ感、音色、表現等は伝わらない気がします。
幼児のリトミックにいたっては、発信(指導)する側も至難の技をあみださないといけないかもしれません。
オンラインレッスンを始められている先生は、その辺りをどのように指導されているのでしょう?
とはいえコロナウィルス対策だけではなく、これからの時代のニーズとしてオンラインレッスンは欠かせなくなるでしょう。
GW中に、オンラインレッスンの準備をするつもりですが、早く収束してほしいと願うばかりです。
今回の新型コロナウイルス対策として、オンラインレッスンを導入致しました。
在籍中の生徒さんがすぐに対応できることから、まずはLINEビデオ通話を使用し、その他のアプリなども使用しています。簡単にメリット・デメリットをまとめると以下のようになるかと思います。
【メリット】
・レッスンを中断しないで済む(現在は学校や他の習い事は休みが多く、保護者の方からもその点は良いとの印象)
・鍵盤や演奏の様子、顔の表情は見えるため、生徒さんの不安は多少抑えられている
・自宅にいるため、生徒がリラックスしている。また、今までと違うため新鮮味をもって体験できている
・普段どのような環境、ピアノで練習しているか確認できる
【デメリット】
・通信状況によって、映像や音声が途切れる、ずれるため、連弾等アンサンブルが難しい
・ピアノの音質、タッチによる奏法の指導、姿勢の指導などに素早く対応できない。ブレスなど、隣で空気を感じるレッスンは当然ながらできない
・教室の教具や生徒さんが使っている教本以外の楽譜が使えない
オンライン、対面とも良い面・悪い面があります。生徒さんや講師のやり方にもよります。
しかし、基本的にレッスンは『“対面方式”が最も充実した形』と改めて思います。オンラインレッスンは便利ですが、“これからはオンラインレッスンでレッスンOK”ではないということです。
ただし、大人の方、自覚的に練習できる方にとっては可能性が広がる方法でもあります。また、卒業して遠方にすんでいる方なども同じ先生にレッスンを受けることもできますので、これまでのレッスンに加え、選択肢は増えたと捉えています。
~音楽は一生の友達!~ 【梶本音楽教室】
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クマ・タイプ (母性的、甘えさせてくれそうな先生の立場からの意見) |
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シマウマ・タイプ (優雅さと優美さをもって指導したいと考える先生の意見) |
メリット
外出への不安がない。
デメリット
ネット環境により音や画像に不具合が起こる場合がある。
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キリン・タイプ (のんびりした先生からの意見) |
ピアノ教室
オンラインレッスン
デメリット
★Wi-Fi環境や、デバイスのスペックに左右されやすい
★慣れるまではセッティングに戸惑うこともある(→事前に打ち合わせして対応できます)
★自宅のピアノ以外を弾く機会が減る
★気持ちの切り替えがうまくいかない時がある(→服装をきちんとするなどしてみましょう)
★自宅で必ずレッスンを受けたい方はピアノが無いと習いにくい
メリット
☆レッスン直前まで練習できる
☆レッスン後、すぐ復習できるので習った事が定着しやすい
☆スマホがあれば受けられる
☆送り迎えの時間が別の事にあてられる
☆天気に左右されない
☆体調が優れないときは、自宅で労りながらレッスンが受けられる
☆以外と小さなお子さまでも画面を覗きこんで集中して見てくれる
☆場所に制限されず、習いたい先生に習える
☆リラックスしてレッスンが受けられる
☆遠方に出かけてもピアノさえあればどこでも受けられる
まだまだありそうですが思いつく事を上げてみました。
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馬・タイプ (活動的で、パワーを与えてくれそうな先生からの意見) |
こんにちは、土井ピアノ教室です。
オンラインレッスンは想像以上に得るものがあります。
オンラインは対面でのレッスンに敵わないと思っていましたが、実はオンラインレッスンの方が優っている点もあります。少なくとも、コロナで外出できない期間、レッスンを長期間休むよりはオンラインで受講される方が断然いいと思います。
ピアノに限らず、勉強や他の習い事を含め、指導者からのレッスンや授業を受講する事なしに自力で学習することは大変困難な事です。外出自粛であらゆる習い事から疎遠になり、学習意欲を失ってしまう事が何よりも問題です。お子様の場合、長期化すれば将来の成長にも影響が出て来ることでしょう。
今の社会状況の中、オンラインで学習可能なピアノレッスンは、ある意味大変貴重だと思います。独学で間違ったやり方で練習を続けていると後で修正が効かなくなる事もあるでしょう。オンラインで定期的にチェックしてもらう事でせっかく今まで積み上げてきたものを失わない事が何よりも大事だと思います。
<オンラインレッスンのメリット>
●通学の時間が節約できる、保護者の送り迎えが要らない
●自宅なのでリラックスして受講できる、気分的に楽ちん(^^)/
●少々体調が悪くても受講できる、
●教室でのレッスン同様、レッスンを目標に練習できる
●レッスン中、画面しか見る物がないのでレッスンに集中できる、また先生の話を注意深く聞こうとする
●自宅の楽器なので普段家で練習している姿(弾き方)をチェックしてもらえる(椅子の高さや姿勢など)
●今まで同伴できなかった父兄もレッスンを見学できる
●レッスン中、全て自分でメモしないといけないので、先生の注意をよく聞くようになる
●手の形など、カメラの前で画面いっぱいに見たい部分を見せてもらう事ができる
●聴音、リズム練習、楽典など、ソルフェージュも問題なくできる
●他の習い事に比べ、ピアノの個人レッスンはオンラインに向いていると感じる。特にピアノは伴奏を必要としない楽器なのでレッスンしやすい(伴奏を必要とする楽器はタイムラグで支障が出る)
<オンラインレッスンのデメリット>
●先生の教室のピアノが使えない(グランドピアノ)
●教室のレッスンに比べて音が良くない
●タイムラグがあるので一緒に弾けない(連弾、伴奏など)
●Wi-Fi環境によっては画面や音が途切れる事がある
●家族の協力が必要(レッスン中、静かにしてもらう必要がある)
以上、今の時期はオンラインレッスンで頑張ってピアノを続けましょう!
やまもとピアノ教室
山本 理紗
当教室でも、今月からSkypeやZoomを使用したオンライン・レッスンをスタートしました。
やはり、ピアノ教室という特性上どうしてもピアノの鍵盤に多くの方が触れますし、2メートル以上の距離を取ってレッスンすることは現実的ではありません
。
そのため、現在の感染症の状況を鑑みれば、直接会わずにレッスンが出来るという点がお互いの安心・安全につながり、かつレッスンを休まずに継続することができるため
練習のモチベーションを維持することができるというメリットは大きいと思います。
また、最近は対面でのレッスンではお互いにマスクを着用しなければならず、口の動きや表情、呼吸などを伝えることが難しくなっていましたが、オンラインではお互いの顔をみて話すことができます。
デメリットとしては、オンラインではどうしても細かな指の動きや力の入れ方、音の表情が伝えづらいこと
また、通信状況にもよりますが音のズレがあるため、リズムの勉強などが少しやりづらいという点があります
。
この点は、スマートフォンではなくなるべく画面の大きなパソコン、またはタブレットを使用することと
アプリはSkypeを使用すると音質がとてもクリアに伝わるので多少改善ができると感じました。
休校の延長や、外出の自粛で子供たちの心にも少なからずストレスや不安が溜まってきていると感じます。
オンライン・レッスンを通じて音楽に触れ、家族以外のひととの会話があることで、少しでもストレスの緩和や心が豊かになればと、思っています。
|
羊・タイプ (平和的でおとなしめの先生の意見) |
こんにちは。
ウイルス感染対策が会社だけでなくスーパーや学校、塾など社会のあらゆる場所に広がってもう少しでひと月近くになります。
ピアノレッスンでもオンライン化が広がってひとつの選択肢に定着するように思います。
こちらの教室でもオンラインレッスンを導入しています。
使うアプリは様々ありますが、なかには通信データが他国にあるサーバーに飛ばされるという情報があり、一部の国では使用を控えるような動きがあるアプリもあるようです。情報は常に新しいものが出て来ますので、チェックしてその時で比較的信用できるものを使いたいと思います。
こちらのレッスンではパソコンよりお家のかたが普段使っているスマホで使えるアプリ、LINEやMessengerなどを使っています。
レッスン時間になるとビデオ電話でかけていただきこちらが応答するとお互いのお家にいる状態でのビデオ通話が成立します。
オンラインレッスンを2週間ほどですがやってみるなかで、良いなと思うところは言葉で説明をすることが対面レッスンよりも倍は増えますので、ピアノを弾くことに加えて日本語のやりとりの刺激にもなるところです。
曲の途中から弾いてもらったり解説をするときに「○ページ○段目の○小節目でメロディが…」というような言葉を使うコミュニケーションの練習にもなりますので、例えば小学生高学年から上の学年では生徒さんの自立・成長に刺激になる側面もあるように思います。
生徒さんが自分の耳で先生の会話をよく聞いて理解し、「○小節目から弾いて」ということに反応するスタイルですが数回やっていくなかでどの生徒さんも慣れてきています。
課題といいますか工夫が必要なことは、通信状態により、ときどき映像と音声に1, 2秒の差や停滞が発生してしまう点と、こうしたいま普及しているオンラインアプリは、従来は遠隔会議など会話を伝えるツールというのが主な使い方のようですので、音楽となると音を捉える幅に偏りが出てきます。
音が大きいか小さいかという細かな情報をマイクで拾っている状態の演奏から読み取るには、なかなか難しいこともありまして通話のなかで相対的に小さい音で弾けているのかどうか?対面レッスンのように感覚的に得られる情報が少ないので、電話先でどのくらいの音レベルで弾いているのか想像して補う必要もあるところです。
このあたりは昭和期に、発表会やコンクールの直前にレッスンに伺う日程が取れないときなど、電話越しに先生に聴いていただいきレッスンしていただいた○年昔の感覚と似ているようです。
ピアノ初期のバイエルなどのレッスンでも音声は問題なくても映像が数回止まってしまうか1, 2秒止まったり遅れてしまうことはありますので、曲によっては指の動きと音がずれてしまう瞬間があるのでこの場合も空白を想像で補い、もう一度部分的に弾いてもらうなど工夫をしながらレッスンをしています。
いずれにしてもいまの状況で出来ることは色々試しながら、ピアノに触れられる時間を比較的多めに取れる時期だと思いますので生徒さんの助けになると良いと思います。
You-Piano教室 東京都三鷹市、調布市
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ライオン・タイプ ( 権威的、きびしい先生の立場からの意見) |