楽曲分析は、小学校入学前でも難しくない! ~ハンバーガー形式を使って~
楽曲分析は、小学校入学前でも難しくない! ~ハンバーガー形式なら、楽しみながらパズルのように曲をひも解ける~
■今回のメルマガ執筆者 14年7月
『平澤ゆりか音楽教室
わ・お・ん』 平澤 [北海道札幌市]
小学校前の幼児に、ピアノの楽曲分析ができる?!
こんにちは。
「そんなの難しいし、まだ時期が早くない?」
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きっとこの記事をご覧になっている多くの方が、そう思われたことでしょう。
だって、幼児に楽曲分析(アナリーゼ)は無理というのが、一般的なのですから。
でも、それはできます。
かく言う私も、最初は同じように無理だと考えていました。
最初、幼稚園児のような小さなお子さんには、ただ1つずつ音符を読ませることだけを指導していました。
「楽曲分析は難しいもの。だから、知能がかなり発達して、それを理解できる年齢にならないとできない。」
こう思っていたからです。
楽曲分析とは、かんたんに言ってしまえば、「どのようにして曲が成り立っているのかを、整理して理解すること」です。
一般的には、楽曲分析は、中高生ころからだ始めればよい、と考えられがちです。
誰より私自身が、そう決めつけていたのです。
でも、これは間違っていました。
ある時から、ある方法を試したところ、私の考え方も変わりました。何より子どもたちの音楽への取り組み方が変わったのです。
私の教室では、幼稚園の年長さん頃から、この方法を試しています。
それによって、小学校前の幼児や小さな子どもたち自らが、楽譜から楽しみながら音楽を創ることができるようになりました
時間の流れに沿って、ただ音のみを1つずつ教えている時とは比べ物にならないくらい、子どもたちの演奏する音楽が豊かになってくるのです。
このことは、子どもたちの演奏するピアノの音楽性に、ひいては将来のピアノ演奏に、大きな違いをもたらすはずです。
とはいっても、私がこれからお伝えしようとしている方法は、なにも幼児がいきなり現代音楽のシェーンベルクの技法のような超難解な分析をやってのける、といった曲芸じみたことではありません。
あくまで、ふだんのピアノレッスンで与えられる、幼児や子どもたちがその時期に弾くのにふさわしい教材の中での楽曲分析です。
ところで、この方法をおもいついたのは、あるファーストフード店でした。そこである日の午後、ランチをしていました。
その時まで、わたしは自分の指導内容に、つねに疑問を感じ、悩んでいました。
・導入教材に載っているほんの短い曲にも、作曲された先生の想いがつまっているのに・・・(その想いを演奏に反映できない)
・工夫次第で、いくらでも曲を変化させることができるのに・・・ (工夫してもらえない)
・そうやって曲を作り上げていくことが、音楽の楽しさなのに・・・ (それを伝えられない)
・導入期の小さな子どもたちにこそ、この楽しさを感じてもらい、もっと新譜を仕上げるのが楽しいと思ってほしい (でも、それができない)
これらを、小さな子どもたちに、なんとか理解してもらう良い方法はないのか・・・
当時、いつもこのことが頭の隅っこにあって、離れませんでした。
ちょうどその時も、ぼんやりとそんなことを考えるともなしに、喉の渇きをドリンクで潤していました。
息が詰まり、うだるような暑さの中、窓から見える人々の足取りも重い、そんな真夏の午後でした。
ふと、眺めていた窓から、私が手に持っていたハンバーガーに目を落とすと・・・
その瞬間、今までこんがらがっていた無数のヒモが、1本のヒモでピーンとつながったような感覚を覚えたのです。
<平澤式 楽曲分析法>が、まさに生まれた瞬間でした。
小さな子どもたちが、自ら楽しみながら楽譜を読み、自分なりに味付けをしようとする。そして、1曲1曲に対する自分なりの解釈を持って、演奏をする。
想像してみてください。
この子たちは、ピアノ教師の言いつけを、受身的にただ待つだけの子どもたちではありません。
小さな子どもたちが、楽曲全体を理解しながら、自発的に音楽をつくっているのです。
これって、ほんとうにすばらしいと思いませんか?
将来大切になる、自ら音楽をつくる力は、小さな子どもの時から無理なく始めて育てることができるのです。
それでは、始めましょう。
<平澤式 ハンバーガー形式を使った幼児のための楽曲分析法>です。
平澤式 幼児のための楽曲分析法について
これからお話することは、私のレッスン室での実践経験をもとに、ひとつの方法論としてまとめたものです。
この方法は、実践に基づいていますので、実際のピアノ教室でのレッスンに役立てていただけます。また、子どもが家庭学習する際には、ご家族を巻き込みながら活用することができますので、現在ピアノレッスンにお子さんを通わせているご父母(保護者)の方々にとっても、興味深いものになっています。
幼少期から楽曲分析(アナリーゼ)を行うことの重要性。そして、それを学びながら成長した子どもたちの音楽性に、どのような変化と効果をもたらすのか。
そのことについて、楽譜や実際使用しているノートなどの具体例を示しながら、お伝えしていきたいと思います。
ではまず、<平澤式 幼児のための楽曲分析法>とは、どんなものなのかお話いたしましょう。
かんたんに言えば、楽曲構造をイメージさせる絵を媒介にして、抽象的な楽曲構造全体を理解させる学習法です。
多くの音楽は、3つの部分から成り立っています。さらに言うと、最初のテーマの部分を最後にもう一度くりかえすため、最初と最後の部分は同じことが多いのです。
いわゆる音楽で3部形式といわれるものが、それです。
その3部形式が複雑になったソナタ形式でも、同じように基本構造は3つの部分からできています。
つまり、幼少の頃に弾く楽曲やクラシック音楽、さらにポピュラー音楽を含めて、多くの音楽が、この< A-B-A > の構造になっているのです。
一方で、私が楽曲分析のために用いるハンバーガーは、どうでしょうか。いうまでもなく、ハンバーガーの上と下のパンはほとんど同じような形をしています。ですから、構造としてはこれも、<
A-B-A > といえます。
そこで、この< A-B-A > という音楽形式を、楽曲構造を理解させるための基本原理とします。そして、同じような< A-B-A > という構造をもったハンバーガーのイメージを通して、<
A-B-A > という音楽形式や音楽の構造全体を理解させていくのです。
幼児期の子供たちが楽譜を初めて見るとき、まずこのハンバーガーというイメージを通して、楽曲の構造全体を理解してもらうようにします。このプロセスに積極的に子どもたちがかかわることで、自発的に楽曲分析に関わり、さらには楽曲の解釈に創造的に取り組みはじめるようになるのです。
実例 『ぶんぶんぶん』より
では、幼少期に楽しみながら行う楽曲分析の一例を、ご紹介します。
具体例として挙げる曲は、『ぶんぶんぶん』です。この曲を例に挙げながら、具体的にどのように指導しているのか、お伝えします。
この曲は、A-B-A形式です。
ですが、未就学児や小学校低学年のお子さんには、この形式の説明はとてもむずかしいのです。それをわかりやすくするため、私は「ハンバーガーけいしき」という名前をつけています。
導入期の教材曲には、特にA-B-A形式が多いと思います。冒頭をAとし、パンの絵をかきます。続いて、それと全く同じ場所を探してもらい、今度は生徒本人にパンの絵をかいてもらいます。
そこで、「じゃぁ、間にはさまれたおかずはどこかな?」と尋ねると、ほとんどの場合、Bの箇所を指さしてくれます。
次に、「じゃぁ、この曲は何バーガーにしようか?」などと会話を繰り広げながら、想像をふくらませてもらいます。
たとえば、生徒が「チーズバーガーがいい!」と言った場合、「それじゃあ、それをてりやきバーガーに変えたいときは、どこを変えたら変身するかな?」と尋ねると、ほとんどの場合、おかずであるBを指さしてくれます。
この質問がむずかしい生徒には、「パンとおかずではどっちがおいしいかな?」「どっちに味がついているかな?」などと質問内容を臨機応変に変化させ、”豊かな音楽に仕上げるには、A-B‐A形式ではBを変化させることが大切だ”ということを理解してもらいます。
生徒の答えに対して、「では、このおかずのところに色々な味付けをして、〇〇ちゃんだけのハンバーガーを作ってみよう!」などと声をかけると、生徒は積極的に工夫のアイディアを考えてくれます。
「ぶんぶんぶん」は、このB部分が2小節ごとの繰り返しになっているため、工夫がしやすいと思います。Bの4小節を取り上げ、「この4つの箱(”小節”という音楽記号をまだ教えていない未就学児には、この表現を使っています)を、2つのお部屋にわけるとしたら、どこでわけるかな?」と質問します。
これは、よほどカンの良い子でないと難しいので、私が弾いたりしてヒントを与えます。
「この4つの箱の中で2回、同じことを言っているよ」というと、ほとんどの生徒が2小節目と3小節目の間で部屋が分かれる、と答えてくれます。
ここまで来たら、「ママに2回同じように『早くお片付けしなさい!』って言われたらどんな気持ち?」などとジョークを混ぜながら(笑)、2回同じフレーズを弾くときに工夫をすることを知り、それが楽しいということを理解してもらいます。
その工夫の内容は生徒に提案してもらい、できるだけ尊重するようにしています。
その他に、こんな工夫(一度目f(フォルテ:強く弾く)、二度目p(ピアノ:弱く弾く)など)もできるよ!などの提案をして、曲作りを完成させていきます。
基礎を身につけたら、自然に応用へ
私の教室では、このような楽曲分析(アナリーゼ)方法を、各曲で繰り返していきます。
そのことで、ほとんどの生徒は自ら楽譜を読み解く力が身につき、宿題として新譜をわたした際に、ただ音符を読んでくるのではなく、自ら強弱記号を考えたり、フレーズを感じて、正しい呼吸の場所を理解した上で弾いてきます。(小学校にあがると、ほとんどの子どもたちがこのように取り組むようになります)。
この習慣が、音楽の内容と構造への理解を深めます。ブルグミュラーやソナチネ、ソナタ・・・などと難易度が高まっていっても、自然に同じアプローチで解釈できるようになっていきます。
同じフレーズや類似したフレーズ(転調など)を見つけられるようになると、曲全体をパズルのように組み合わせられるようになります。そうなると、暗譜をする時にかかる時間も短くなります(同じフレーズが出てきたと気がつかない場合は、同じものの暗譜を数回繰り返さなくてはならないが、同じフレーズだとわかれば暗譜は一度でよい)。
更に複雑な曲に取り組む際、ヘミオラ(ちょっと難しい用語なので、後ほど譜面とともにご説明します)なども見つけやすくなり、フレーズの中での重要な音がわかるようになります。(例として、後ほどショパンのワルツを、2曲ご紹介します)
そしてその仕組みがわかることは、効率的な指使いの考案にもつながっていきます。
< A-B-A > という音楽形式への深い理解から始まった学習は、このようにして応用への様々な理解へ発展していきます。
以下では、その発展理解の具体例として、いくつか譜例を取り上げてみたいと思います。
発展1 ブルグミューラーの例
上の譜例は、ブルグミュラーの25の練習より「狩猟」のCoda部です。
ここの強弱記号をよく守って弾いてくれた生徒に「どうしてここはこういう記号になっていると思った?」と尋ねたことがあります。
すると「1小節ごとに同じことが繰り返されていて、そのかたまりごとに終わりに向かって階段を降りるように小さくなっている」と答えてくれました。
この強弱の解釈については多くの見解があると思いますが、自分なりの解釈を持ち、それを言葉にすることができるのは、曲の理解においてとても大切なプロセスです。「ぶんぶんぶん」のB部で考えてもらった、<繰り返しのフレーズの工夫>を応用してくれています。
幼い頃からのこうした楽曲分析によって、”ただ譜面通り強弱を守る”のではなく、どのような意図で作曲家(もしくは編集者)が強弱記号をつけたのかを推測できるようになった、といえる一例です。
発展2 子犬のワルツ、ノクターン
この譜例は、『子犬のワルツ』の一部で、もともと3/4拍子の曲です。
冒頭からの長いフレーズが、『ソラドシ』というかたまりの繰り返しであるということを、まず理解してもらいます。
そのことで、弾きやすくなるのはもちろん、覚えやすくなります。さらに、冒頭から4小節目までの部分は、もともとの3拍子ではなく、※ヘミオラであるということが理解できるようになるでしょう。
※ヘミオラ:3拍子の曲の2小節をまとめ、それを3つの拍に分けた時、その小節全体が大きな3拍子に聴こえるようにする技法。まず、譜例の冒頭から2小節目までを見てください。冒頭からの『ソラドシ』音型3つのかたまりが、ちょうど2小節目の区切りになっています。そして、その後の3から4小節の2小節単位も、まったく同じ音型の繰り返しです。この2小節単位全体を3拍子でとらえる(『ソラドシ』を1拍でとって、それが3つと考える)と、後の5小節目から始まる伴奏型を伴う3拍子(つまり、もともとの3/4拍子)とは、リズムの聞こえ方が違ってきます。
それが理解できると、拍の取り方や呼吸の仕方、重きを置く音も変わってきます。
通常、3拍子の最初の1拍目は、残りの2拍に対して強めで弾きます。でも、ヘミオラのような箇所は、同じ3拍子といっても2小節単位ですから、当然通常の1小節単位での3拍子とは、強くアクセントをおく音符も変わってくるというわけです。
次は、『ショパンのノクターンOp.55-1』の譜例の一部です。
幼い頃からの楽曲分析によって、このような複雑なアルペジオがでてきても、同じ動機(テーマと関係する、小さな単位の音の連なり)の繰り返しにすぎないことが見えるようになります。
指使いも、その動機の繰り返しでできるようになり、効率的な指使いを考えることができます。
効率的な指使いは、指や手の移動の距離を短くし、速いパッセージ(旋律の間を経過的につなぐ音のかたまり)を弾きやすくします。難易度が高いと思われるテクニックを、少しでも容易にしてくれますね。
また、このような動機ごとの解釈ができると、バロック音楽の譜読みも早くなります。
譜読みが早くなり、さらに自分で工夫して曲を仕上げていく。そうなると、演奏前にどうやって弾くかを考える曲作りの楽しさを、実感できるようになります。
通常、演奏前の曲作りには、長い時間がかかるものです。でも、曲作り完成までへの道のりをそのように短くできれば、結果的に多くの作品に触れる機会が増えることにもなります。
以上、3つの楽曲を例にとって、子どもたちの楽曲の解釈やテクニックが深まっていく、あるいは譜読みが早くなっていくなど、どのように発展していくのかについてお伝えしてきました。
しかし、この平澤式を使った幼い頃からの楽曲分析の効用は、それらのことだけにとどまりません。
それが何より良いのは、譜面にただ従順な演奏ではなく、自らの考えをしっかり持った上で演奏をしようとする習慣が身につくことです。
子どもたちが、生き生きと自発的に音楽の力を伸ばしていくには、このことがとても重要だと考えます。
さらには、その習慣が、作曲家の様々な意図をくみ取ろうとしたり、曲の背景を知ろうとする、より高度な欲求を生み出すための準備となっていくのです。
ハンバーガーは、いずれ卒業
ここまで、幼少期から楽譜を紐解き分析(楽曲分析、アナリーゼ)していくことの重要性と、その発展についてお話してきました。
しかし、以下のような疑問をお持ちの方が、少なからずいらっしゃるかもしれません。
「幼少の頃はともかく、いつまでハンバーガーのイメージを通して楽曲を理解させるのか?」
「ハンバーガーなどの具体的なイメージを使った学習方法が身についてしまうと、いつまでも具体的な解釈しかできず、大きくなってから音符だけの抽象的な音楽解釈をするのが難しくなるのではないか・・・」
確かに、いたずらにイメージを用い続けることで、音楽能力の発展を逆にじゃましてしまうことがあります。
ただ、その点については、子どもの発達段階に合わせ、イメージを用いる時期から用いない時期への”移行期”に留意し、適切に導くことが重要だと考えます。
私の教室では、すでにお伝えしたようなハンバーガーを描いてもらう作業を数回行った後は、書き込みを一切せずにハンバーガー形式に気づくことができるように、楽譜をそのまま目で見て考えてもらう、という授業方法に移ります。
そして、導入教材が終了する頃には『もう何も描かなくてもハンバーガーが見えるようになってきたから、これからはちょっとお兄さん(お姉さん)が使う記号を使っていくね!』などと言い、A-B-Aというアルファベットに移行していきます。
アルファベットが出てくると、子供たちはたいてい大人になった気分で、喜んで受け入れてくれることも多くあります。
この記号化する移行期は、個人差もあるとは思いますが、『先生が書き込みや声かけをしなくても自らハンバーガーを発見し、描かなくても見えてくるようになった』そのときが1つの目安である、と考えています。
他人に頼らず、自分の力だけで弾く力をつける
ピアノ教室に通って音楽を学ぶからには、自分の力で好きな曲を好きな時に弾ける力を身につけてほしい。私はそのように考えています。
たとえば、好きなアーティストの曲や流行曲、学校でみんなで歌っている曲など、「弾いてみたい!」と思った瞬間に、すぐ弾けるようになってほしいのです。それも、譜面を追うだけではなく、習慣化され、無意識に自ら行う楽曲分析により、味付けの過程まで自分でできるように!
こうして得られる達成感が、音楽の学習意欲の向上につながっていくのだと思います。
その味付けの調味料の種類を常に増やし、子どもたちの中にどんどん新しい引き出しをつくっていく。そのお手伝いをすることが、私たちピアノ講師の役割ではないでしょうか。
そのお手伝いをスムースに、そしてバリエーション豊かに行うには、講師自身の日々の成長が欠かせません。
私は、このハンバーガー形式をつかった<平澤式 幼児のための楽曲分析法>をさらに進化させるべく、アイデアを得るための感度を高め、授業法をこれからも磨いていきたいと思っています。
絵を使った楽曲分析で、家族みんなのコミュニケーション
ここまで熱心に読んだくださった、みなさま。
本当に本当に、感謝申し上げます!
今回は、幼児のための楽曲分析方法の1つとして、楽譜の中から「ハンバーガー形式を見つけだそう!」というアプローチをご紹介いたしました。
すでにお話した通り、こうやって楽譜を図式化・イメージ化して楽譜をひも解いていくことは、楽譜を正しく読むことにもちろんつながります。そして何より、それによって、曲を作り上げていくことの楽しさを実感できるようになります。
そう、この<平澤式 幼児のための楽曲分析法>は、『楽しく』が、キーワードなんですよ!
だったら、いっそのこと、お子さんの楽曲づくりを、ピアノの先生を含め、家族みなさんで楽しんでみてください。
なにも、ハンバーガーにする必要もないのです。
サンドイッチでも、上下に分かれたおにぎりでもいい。
細かいことはひとまず置いて。
家族みんなで楽しみながら、どんどん楽譜を楽しいイメージで埋め尽くしましょう!
お子さんが照り焼きハンバーガーなら、お母さんは明太子のライスバーガーで対抗する!といったノリで。
そういう自由で楽しいコミュニケーションによって、子どもたちの楽曲理解はますます深まり、音楽が創造的になっていく。
おまけに、家族の絆がいっそう深くなりますよね!これって、とってもハッピー。
さぁ、この記事を完読してくださったご家族のみなさま。
あるいは、ピアノ講師のみなさま。
さっそく、譜面のコピーをとってみてください。
そして、同じフレーズに同じ絵を描いてみましょう。
その時に、間に入れる具は、何にしましょうか?
どっちが上手に描けるか、どっちがより楽しく、創造的か。
お子さんと競争しても、楽しいですね!
日本全国に、いろんなハンバーガーの譜面の輪が広まっていったら、楽しいなぁ。(^^)
いつか、私のまったく知らない別の土地で、創造力にあふれたハンバーガーの楽譜と、それによって自ら音楽を楽しむ子どもたちに出会えること夢見つつ・・・
きょうはここまでにしたいと思います。
『平澤ゆりか音楽教室
わ・お・ん』 [北海道札幌市]
【教室紹介】
『みなさまこんにちは。北海道札幌市の「平澤ゆりか音楽教室 わ・お・ん」です!
当教室はピアノ・リトミック・音楽療法・ソルフェージュの4つのコースからなる総合的音楽教室です。
教室理念は「みんな”輪”になり”音”楽を」。講師の私が人生の中で最も大切にしている”人と人とのつながり”が音楽を通じてできるような教室づくりやレッスン展開を心がけています。
交流会や勉強会、楽器作り会などのイベントにより、教室の中で新たなおともだちができ、みんなで一緒に楽しく音楽を学び成長することのできる教室です。
みんなの”輪”のおかげで私も毎日ぐんぐん成長させていただいています(^^)
また、おともだち同士のつながりだけではなく、プロの演奏家や、ピアノ以外の楽器と”輪”になれる場面も・・・
ピアノ以外の音色に触れることで音楽性を拡げてもらうため、演奏家たちに生で楽器について講演してもらったりと楽しい企画も満載です。
日々の学習で学んだことを責任を持って指導・実践させていただいております。
詳しくは、下記の講師プロフィールをご覧ください\(^^)/
【講師プロフィール】
平澤裕里香(ひらさわ・ゆりか)
平成25年札幌大谷大学芸術学部芸術学科ピアノコース卒業。卒業時、学長賞受賞。在学中より多数の演奏会に出演の他、自主企画演奏会も多数開催。
更に、在学中にベビーセラピスト協会認定リトミック指導者資格、全国音楽療法士養成協議会認定音楽療法士資格を取得。平成25年度、JPTA(日本ピアノ教育連盟)認定ピアノ指導資格試験に合格。平成25年4月 各種資格を生かし「平澤ゆりか音楽教室 わ・お・ん」を開業。ピアノ指導の他、近隣の保育園や児童デイサービスにて、非常勤リトミック講師及び非常勤音楽療法士をつとめる。演奏活動も積極的に行っており、平成26年1月にピアノデュオリサイタルを開催。札幌市内各地の施設や病院への訪問演奏も盛んに行うほか、合唱団のピアニストをつとめる。
「より多くの方にのすばらしさを伝えたい!」という願いのもと、自主企画演奏会の企画・運営も行う。”乳幼児のご両親や本児が気兼ねなく参加できる演奏会”という主旨のもとで開催された演奏会は好評を博し、その様子は北海道新聞に掲載された。
”ピアノ・リトミック講師×音楽療法士×演奏家”という新たな音楽家像を確立し、各活動を行っている。
当教室では、楽しく珍しい楽器や講師特製教材を使用した独自の指導法に好評を得ています♪
ゆかいな仲間たちと共にお待ちしております(^^*)
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